劇団あおきりみかん

けいこば日記

【推し本 部】カズ祥の推し本 其の壱

2020年09月22日 | Weblog
どうも、カズ祥です。
最近は涼しくなったり、寒くなったり、まだ暑かったり…
体温調節も難しいですね。


特に今年は、僕が小学生や中学生くらいだったころより確実に夏は暑くなってると感じました。

今回紹介するのは小学生の時に初めて読んで、そこから小説にハマったきっかけの本です。









『カラフル』森絵都





本との出会いエピソードはなんですか?


小学生のときに学校の行事で読書週間というのがあり、15分くらい毎日読書の時間があったんですよね。
学級にもいくつか本が用意してあったのですが、なんとなく図書館にいってブラブラ歩き回っていたらこの本が本棚に入っていて…

背表紙が目に入ったのですが、
「タイトルが『カラフル』なのに黄色一色じゃん…」

と、興味をそそられて本を手にしたのがきっかけです。





推せる理由を教えてください



まず、話が面白い!!
めちゃくちゃ引き込まれてずっと読んじゃう!!

『僕』と『プラプラ』(天使の名前)の掛け合いとかがほんとにいいバランスで素敵なんです。
アニメ映画化されたりもしたのですが、その時は『プラプラ』が関西弁の少年みたいな見た目になってて僕のイメージとは違った…

そもそも始まりのプロローグの一文目から素敵だし、ラストまで好きです。

主人公の葛藤がめちゃくちゃ共感できたりして、お年玉を貯めて人生で初めて買った本でもあります。



ちなみにさっきも言った『カラフル』というタイトルですが、作中では一回しか出てこないんです。
そのシーンの話が誰かと語り合いたい!!

ぜひ読んでみてください!!!








こんな人に、こんなシチュエーションで読んで欲しい等はありますか?




こんなシチュエーションってのはあんまりないのですが、出来たら周りに人間がいないところで読んでください。
もしかしたら天使が近くに分厚い本をもって出てきてくれるかもしれないので(笑)



こんな人に…かぁ。

家族の悩み、友人関係の葛藤、恋、お金、物欲…
きっと、いろんな渦巻く感情が生きているかぎりは切っても切れないと思います。

そんな苦しいときに少しだけ楽に支えてくれる、そんな本です。

ちなみに僕は結構悩んじゃう性格なのですが、ここぞというときに一歩を踏み出せるのはこの本のおかげです。
ぜひ、読んでみてください!!





最新の画像もっと見る