重機類のレンタル会社から住宅街の公園に再び戻った。天頂付近を見上げると青空が残っているが、徐々に視線を西方向に向けていくとピンクに変わり、そして地平線近くの層積雲は夕日に照らされて赤みがかった黄金色に輝いている。街の灯りも点灯し始めていて夜を迎える時間帯に近づいている。公園の水たまりも赤く染まっていた。
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白川郷から五箇山を経由して金沢の湯涌温泉で一泊した。湯涌温泉は、金沢市から40分くらいの山間に9件のお宿が並ぶ温泉街である。普段、長湯はほとんどしないが、この時は露天風呂でゆっくりと湯につかった。その後の食事は、食べきれないほどの品が並び、もう食べれないと言いながら完食、部屋に戻ってフトンの上で動けなくなっていた。アザラシだな。
次の日、兼六園を回り東茶屋街を歩いた。古い町並みだがきれいに整理されていて気持ちがいい。外国からの観光客がすごく多い。やはり和の雰囲気に惹かれるのか。1時間ほど歩き、ちょっと疲れたところで和菓子で有名な森八へ入り、ぜんざいを頂いた。甘すぎず上品な味だ。奥さんは、抹茶アイス、これもちょっと食べてみたが、びっくりするくらい美味しかった。両親に買ったお土産の「宝達」もすこぶる好評だったし、390年和菓子を造り続けて、今なお一級品とは・・・・。すごいね。