北斗七星というと柄杓型の星ですねという方も多いと思うのですが、正式にはおおくま座と言います。そのおおくま座の方向にこの銀河があります。距離は2700万光年、アンドロメダ銀河の10倍以上遠い銀河です。
銀河を真上から眺めるとこんな風に見えるという教科書的な銀河で、回転花火銀河という愛称がついているのですが、反時計回りに回転していることがよくわかりますね。
この写真、銀河の雰囲気が出ていて、実はお気に入りの一枚です。
北斗七星というと柄杓型の星ですねという方も多いと思うのですが、正式にはおおくま座と言います。そのおおくま座の方向にこの銀河があります。距離は2700万光年、アンドロメダ銀河の10倍以上遠い銀河です。
銀河を真上から眺めるとこんな風に見えるという教科書的な銀河で、回転花火銀河という愛称がついているのですが、反時計回りに回転していることがよくわかりますね。
この写真、銀河の雰囲気が出ていて、実はお気に入りの一枚です。
我が天の川銀河のお隣さんはM31(アンドロメダ大星雲)、そのお隣がこのM33銀河になります。視直径は62’×39’ですから満月の2倍大きく見えることになります。それなのに・・・・・、この銀河、淡くてあまり写らないという特性があります。
日本がハワイに建設したすばる望遠鏡で、この銀河を詳細に撮影した画像が公開されていますが、それをみると、この銀河の中に赤く大きな散光星雲がいくつも確認でき、なんとなく自分が銀河よりも大きくなって上からM33を覗いているような気分に浸れます。すごい画像ですね。(残念ながら上の写真に赤い散光星雲は写っていません)
天の川銀河の散光星雲の写真はいくつか撮りましたが、銀河の外から見るとこんなふうになっているんですね。
今年も残すところ1ヶ月弱になりました。今年はなんといっても小さい頃からの憧れだった星の写真を撮れるようになったことが大きな変化です。北国というハンデはありますが、その中でもハッブルやすばるのような写真が撮りたいですね。