杏の読書日記プラス

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エンキョリレンアイ

2006-12-13 23:36:23 | 
エンキョリレンアイ
小手鞠 るい著世界文化社 (2006.3)通常2-3日以内に発送します。

久しぶりの恋愛作品、★★★☆☆

花音(かのん)は、二十二歳の誕生日に出会った海晴(かいせい)に恋をした。
しかし、二度会っただけの海晴には、ニューヨークでの生活があり、社会人一年生の花音には、東京での生活がある。
二人の恋は、はじめからエンキョリレンアイだった~

花音の語りと、海晴からのメールで展開するストーリー。
花音の気持ちに同調してしまうと、せつなくなります。

でも、この物語は、せつなさだけでは終わらない。
ちょっと、いや、かなり、甘くて照れます

恋愛小説、好きなかたには、おすすめです


古い本は、みみちゃんの大好物。

小手鞠るいさんは、詩人の川滝かおりさんでもあります。
第7回『詩とメルヘン賞』の受賞者で、三冊の詩集を上梓。
そのうちの2冊を持ってます。大好きでした。
『詩とメルヘン』を読んで、憧れてました。

心に残っている詩の一節を紹介します。

覚えておこう
この瞬間
目にやきつけておこう
街の中に立っていたあなたの姿
覚えておいて
あとで思い出そう
あなたを好きなわたしの気持ち
(「覚えておいて」より)