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☆あらすじ☆
結婚3年目、まだ「ママ」という言葉もはっきりとは言えない一歳半の娘・美紀を残し、三十歳と言う若さで、妻・朋子は逝った。
風邪をこじらせ、髄膜炎だと診断された直後に昏睡状態に陥り、そのまま亡くなった。
残された健一と美紀、ふたりの物語。保育園入園から、小学校卒業までが描かれている。
「ケロ先生」「ライカでハロー・グッドバイ」「あじさい」
「キュウリの馬に乗って」「サンタ・グランパ」「彼岸過ぎまで」
「バトン」「ホップ、ステップ」「ジャンプ」の9編。
~重松作品は、父子ものが多いなあ、と思いながら読み始めました。
(あだち充かよ、とツッコミたくなる・・・)
美紀が出会う保育園のケロ先生、七五三の写真を撮ったカメラマンの礼香さん。
亡くなった妻・朋子の同級生たち。朋子の父母などなど。
登場人物がやさしくて、ふたりに起こる出来事があたたかくて、重松節炸裂です。
中でも「サンタ・グランパ」には、泣かされます
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おすすめ度、★★★★★
お知らせ:13日の公演の様子は、こちらです→やあっ!のあしあと