武士道シックスティーン (文春文庫)誉田 哲也文藝春秋このアイテムの詳細を見る |
☆あらすじ☆
武蔵を心の師とする剣道エリートの香織は、中学最後の大会で、無名選手の早苗に負けてしまう。
敗北の悔しさを片時も忘れない香織と、勝利にこだわらず「お気楽不動心」の早苗。
相反する二人が、同じ高校に進学し、剣道部で再会を果たすが・・・。
(文庫裏の紹介文より)
以前から読んでみたいと思っていた『武士道シックスティーン』が文庫になったので、即買って、読みました。
おもしろかった~!!
『見守るしかできなくて』を読んで、誉田哲也さんはいいな~と思ってました。
他の作品もよみたかったけど、誉田さんの作品は、警察小説がほとんど。
「う~ん、未知のジャンルだ!どうしよう?困った!!」そんな風に、思ってました。
『武士道シックスティーン』を手にしたとき、「えっ?これって、誉田作品なの!?」と驚くやら、嬉しいやら。
剣道一筋の香織のキャラは強烈で、「それは、ないでしょ!?」と、つっこみどころが満載。
対する、早苗は癒し系キャラで、二人のバランスが、いいさじ加減で描かれていて、とても読みやすい。
それぞれの家族、教師、剣道の師匠などの登場人物も、魅力がいっぱい。
なので、この作品、『武士道セブンティーン』『武士道エイティーン』に続いていくのです。
あ~、楽しみ~♪ おすすめ度は、★★★★☆。
映画も公開予定ですって♪→映画『武士道シックスティーン』