👆写真はクジャクの折り紙を鏡にのせて撮影しています。
全宇宙は宇宙の地平面上に「描かれた」2次元の情報構造と見なすことができ、我々が観測する3次元は巨視的スケールおよび低エネルギー領域での有効な記述にすぎないことを示唆する。宇宙の地平面は、有限の領域で時間とともに膨張していることもあり、数学的には正確に定義されていない。出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
実体としての孔雀の折り紙を宇宙の地平面上に「描かれた」2次元の情報構造とみなせば、鏡に映っている孔雀の折り紙はホログラフィックに相当します。ただ、ホログラフィックの場合は虚像ではなく実体を伴う低次元の弦で構成され、励起状態で出現します。
神のパズルは低次元の弦理論で説明される事が示唆されておりますが、それを解く為には低次元の弦理論に則った約束事を守る必要があります。鏡に映っている孔雀の折り紙にも約束事があるように、ホログラフィックの場合にも約束事があるのです。
ガリレオ・ガリレイの名言
宇宙は数学という言語で書かれている。
そしてその文字は三角形であり、円であり、その他の幾何学図形である。
宇宙は数学という言語で書かれています。実体を＋(プラス)とすれば、虚像は－(マイナス)になるような対称性も存在しており、ホログラフィックの場合にも成り立ちます。これは、低次元の弦理論に備わっている特徴であり、全ての数学的言語が－(マイナス)になることが約束事になっています。
具体的には、レプトンの質量もホログラフィックに取り込まれれば－(マイナス)になるのです。ホログラフィックは低次元の弦の振動でありエネルギーを持っていますから、マイナスの質量を持っている電子が侵入していても全体としてはプラスの質量として検出される事になり、直にマイナスの質量が悪さをする事はないのです。
更に、結合エネルギーもマイナスとして作用しています。これは、逆方向に作用するという意味ではありません。完全にマイナスとして作用するのです。即ち、結合エネルギーを質量換算した値がマイナスとなるものであり、そのままマイナスのエネルギーとしてホログラフィックの励起状態に取り込まれています。
ガリレオ・ガリレイの名言
宇宙はつねに人間の目の前に開かれているが、それを理解するにはまず、それが書かれている言語を知り、文字を解読することを学ばなくてはならない。
宇宙は数学という言語で書かれている。
そしてその文字は三角形であり、円であり、その他の幾何学図形である。
これがなかったら、宇宙の言葉は人間にはひとことも理解できない。
これがなかったら、人は暗い迷路をたださまようばかりである。
ガリレオ・ガリレイの名言を繰り返していますが、この名言はそれだけ重要なのです。今は人は暗い迷路をたださまようばかりであり、天動説にしがみついている状況なのです。低次元の弦理論が地動説であるとすれば、標準モデルは天動説なのです。
研究者は暗い迷路を彷徨っています。標準モデルにしがみつき今までの物理法則に絶対的な価値感を持っています。しかし、ホログラフィック原理はそれを許してはいません。全く異なった解釈が表れます。しかし、それは答えだけなのです、何故ならば、弦理論には時間と距離の関係が定義できないからであり、理論的な経路は何も示す事ができないのです。即ち、神のパズルには答えはあるが解法は示されていないのです。解法は低次元の弦理論に備わっている約束事を守って試行錯誤する事で見つかる筈です。
低次元の弦理論からは理論的な解答は得られないが、その約束事と、結果としてのパズルの完成図のみ記されている。あとは、失敗を繰り返しながら神のパズルを完成されるだけなのです。
