花と漁師道

釣り歴はもうかなりなりますが、なかなか進歩しない老船頭です。明石から二見沖あたりで遊んでいます。
写真も始めました。

20年3月15日

2008-03-16 | 20年前半
 小倉さまと出港です。
6時頃お迎えをお願いする。
日の出もかなり早くなりもう明るい。

 マムシ4000円購入だ。これで魚の棚に行けばそこそこのお買い物ができるのに。
今日もアブラメ、カレイ狙いで西八木の3ポイントをめざします。

 ポイントに近づきますと、何やら異様な雰囲気です。
なんですか~~~???
海苔養殖の漁師さん達が総出で、海苔の刈り取り、海苔の網を上げています。
どうやら明石海峡の衝突事故で油流出のあおりで早急に刈り取りをされている
のか???
釣りをしていても、油は全く流れていないようですが??

 そんなの関係ね~そんなの関係ね~~と言うても
海苔棚の中に入れる雰囲気ではありません。

 マイポイントは諦め江井ケ島の2km沖ぐらいか磯のあるポイントを目指す。
磯はあるが航路になっているので、安心して釣りができないので、海苔だなの
中に入り、海底調査をしながら、海底の変化がある場所に固定し、各自3本づつ
竿を出す。

 でも磯ではありませんので、一向にあたりは出ません。
双眼鏡でマイポイントを覗きますが、まだ海苔漁師の船がおりまっせ。

 しばし芋焼酎のお湯割りを頂きながら、時間待ちです。
待つこと2時間ちょっと作業の船が減ったようだ。

 岸に戻り様子を見る。近くにアンカーを入れ近くの磯に固定する。
徐々に海苔の船が作業を終え、港に帰ってマイポイントが空く。

 海苔の収穫が終わり、海苔網も撤去したブイに船を止めさせてもらい
いざ勝負だが、漁師が来た。
なんだ~~。釣ったらあかんのか~???

 漁師が何か、わめいている。
良く聞くと報道陣が来ており、あまりうろうろせんとってくれ。
何のこっちゃ???

 漁師さん達も大変で、今年は海苔の色落ちがあり、兵庫県の海苔が大打撃を受けている。

 私達も海苔だなのブイに船を止めさせてもらっていますので
地元の漁師さん達が、生計を立てて行けるように心よりお祈り申しあげます。

 釣りの方は全く不発で、34cmポン1匹、23cmアブラメ2匹の貧果でした。