ヒメとタローの幼稚園では
毎年「おみせやさんごっこ」が行われている。
品物は子供たちが廃材や折り紙を使って
自分たちで考え、作ったもの。
例えばカップめんの容器に余り毛糸を入れた「ラーメン」
空き箱に折り紙で飾り付けをした「ケーキ」
折り紙やモールで作った「首飾り」「指輪」
ペットボトルにビニールテープを巻いた「ムシキング」
などなどなど。
各クラスの教室をお店に見立てて
子供たちは順番に売り手や買い手になる。
売り手になったらクラスメイトが作ったものを売り、
買い手になったら好きなお店で好きなものを買う、
という半日掛かりの遊びで、
用意した品物がすべて売り切れるまでやる。
あらかじめ申し込んでいれば
未就園児も買い物に参加できるので、
我が家ではヒメが年少のころからで
3度目の体験になるが、かなり楽しめる行事だ。
先生が作った画用紙のお金ではあっても、
だれに文句を言われることもなく
これで好きなものを好きなだけ買っていいというのは
幼稚園児には普段なかなかできない経験だし、
自分たちが一生懸命作ったものを
「いらっしゃいませー」
「300えんです!」
などと言って売り、それが完売するというのも
これまたかなり快感らしい。
さらにこの行事の優れたところは、
各クラスの売り上げを先生が人数分に分け、
後日給料として子供たちに配ってくれるところだ。
ご丁寧に
「おきゅうりょう タローさん」
などと書かれた袋に、
子供たちが使ったお金を入れてくれてあるから念が入っている。
先生たちにすれば
膨大な量の画用紙のお金を即ごみにするよりは、
という気持ちなのかもしれないが、
初めてこれを知ったとき私は感嘆の声をあげてしまった。
物を作る、売る、買う、収入を得る…
現在の社会生活の根幹ではないか。
こんなことを楽しく教えてくれて、
ありがとうS幼稚園!てなものだ。
さて今年も、
先月末に売るのも買うのも満喫してきた我が家の2人が、
「おきゅうりょう」をもらってきた。
これに対する反応が姉弟で違うこと違うこと。
※ヒメ
給料袋からお金を注意深く取り出すと、
「100、200、300…」
と真剣な眼差しで金勘定を始めた。
ヒメ 「ママ!せんと400と35を足したらいくつ!?」
私 「…1435?」
ヒメ 「ママ!ヒメね、おきゅうりょう1435円ももらった!
いい?もう1回数えてみるよ!100、200、300…」
延々と続くこのやり取り。
将来、貯め込んだへそくりを何度も数える
ヒメの姿が見えるようだ…(-_-;)
※タロー
給料袋にまったく興味を示さない。
試しに話を振ってみた。
私 「タロー、おみせやさんごっこで
がんばって売ったお給料もらったの?
すごいねえ!」
タロー 「…ていうかソレ、紙のお金じゃん!
ガチャガチャで使えねぇし!」
…見向きもしない。
本物のお金だったら、
「アッ!」という間に
ガチャガチャで遣い切っちゃうんだろうね…。
先生、すみません。
こんな身も蓋もない4歳児でm(__)m
そして今年も、
子供たちの戦利品、
廃材でできた物体の山は
しばらく部屋を占拠するのであった。
まあね。
自分が買ったものを捨てられない気持ちは
ママにもよく分かるよ!
毎年「おみせやさんごっこ」が行われている。
品物は子供たちが廃材や折り紙を使って
自分たちで考え、作ったもの。
例えばカップめんの容器に余り毛糸を入れた「ラーメン」
空き箱に折り紙で飾り付けをした「ケーキ」
折り紙やモールで作った「首飾り」「指輪」
ペットボトルにビニールテープを巻いた「ムシキング」
などなどなど。
各クラスの教室をお店に見立てて
子供たちは順番に売り手や買い手になる。
売り手になったらクラスメイトが作ったものを売り、
買い手になったら好きなお店で好きなものを買う、
という半日掛かりの遊びで、
用意した品物がすべて売り切れるまでやる。
あらかじめ申し込んでいれば
未就園児も買い物に参加できるので、
我が家ではヒメが年少のころからで
3度目の体験になるが、かなり楽しめる行事だ。
先生が作った画用紙のお金ではあっても、
だれに文句を言われることもなく
これで好きなものを好きなだけ買っていいというのは
幼稚園児には普段なかなかできない経験だし、
自分たちが一生懸命作ったものを
「いらっしゃいませー」
「300えんです!」
などと言って売り、それが完売するというのも
これまたかなり快感らしい。
さらにこの行事の優れたところは、
各クラスの売り上げを先生が人数分に分け、
後日給料として子供たちに配ってくれるところだ。
ご丁寧に
「おきゅうりょう タローさん」
などと書かれた袋に、
子供たちが使ったお金を入れてくれてあるから念が入っている。
先生たちにすれば
膨大な量の画用紙のお金を即ごみにするよりは、
という気持ちなのかもしれないが、
初めてこれを知ったとき私は感嘆の声をあげてしまった。
物を作る、売る、買う、収入を得る…
現在の社会生活の根幹ではないか。
こんなことを楽しく教えてくれて、
ありがとうS幼稚園!てなものだ。
さて今年も、
先月末に売るのも買うのも満喫してきた我が家の2人が、
「おきゅうりょう」をもらってきた。
これに対する反応が姉弟で違うこと違うこと。
※ヒメ
給料袋からお金を注意深く取り出すと、
「100、200、300…」
と真剣な眼差しで金勘定を始めた。
ヒメ 「ママ!せんと400と35を足したらいくつ!?」
私 「…1435?」
ヒメ 「ママ!ヒメね、おきゅうりょう1435円ももらった!
いい?もう1回数えてみるよ!100、200、300…」
延々と続くこのやり取り。
将来、貯め込んだへそくりを何度も数える
ヒメの姿が見えるようだ…(-_-;)
※タロー
給料袋にまったく興味を示さない。
試しに話を振ってみた。
私 「タロー、おみせやさんごっこで
がんばって売ったお給料もらったの?
すごいねえ!」
タロー 「…ていうかソレ、紙のお金じゃん!
ガチャガチャで使えねぇし!」
…見向きもしない。
本物のお金だったら、
「アッ!」という間に
ガチャガチャで遣い切っちゃうんだろうね…。
先生、すみません。
こんな身も蓋もない4歳児でm(__)m
そして今年も、
子供たちの戦利品、
廃材でできた物体の山は
しばらく部屋を占拠するのであった。
まあね。
自分が買ったものを捨てられない気持ちは
ママにもよく分かるよ!