寿迎夢・寿迎夢

海砂利水魚水行末雲来末風来末

管よ !

2010-06-19 | Weblog
菅さんが首相になった途端に、「増税も超党派で議論しましょうよ」と
ぶち上げたのですが。

ちょっと待った、、
①この10年間、大企業の利益は2倍以上に急増した。
②大企業の内部留保は、142兆円から229兆円に膨れあが った。
③働く人の賃金は、一割減った。
④大企業は、「派遣切り」などのコスト削減で、業績がV字回復した。
 今年3月の決算では、現金、預金などの手元資金だけでも 過去最高、
 63兆円も貯め込んだ。
⑤一方、失業、倒産、賃下げは深刻なまま。

 竹中平蔵よ、たしか、「企業が栄えなければ労働者も潤い、税収も上がり、
景気が回復することは無い!」って、言ってましたな。

ところが現実には、開闢以来の儲けを溜め込んだ大企業、下々まで恩恵を
施して呉れ無く勝ち組と称する、一部の人々にしか還元されないのだ。

経営者は、「人件費は、これ以上出せない、会社が保たない」と言います。
日本の法人税は外国に比べ、高すぎるのだそうです。

二言目には、外国へ逃げます、と言います。
しかし、巨額の溜め込みが出来るのでは、説得力に欠けるのでは無いのか。

もしくは、法人税の替わりに、派遣切りなど労働法でコスト削減のやり方を
進めて居るのだとしたら、これは筋違いだろ。

企業は、働く人々が結婚し、子を設け、家庭を営むための給与を支払う義務が
有り、国はそれを政治的に保証する責任が有ります。

良きバブル?時代、一億総中流と言われた時代があったよな。
日本の企業の経営者たちは、外国の企業の経営者に比べ、年収の低さが諸外国から
奇異の目で見られた時代もありました。

自分さえ良ければ良いと言うのと、日本人は違うのさ、心でつぶやいていました。
大人たちが輝いて見えました。

子らを飢えから、そして看取った戦友の鎮魂のために、復員した兵士らは経営者、
官僚、労働者として、、日本の経済を一流の国にのし上げたのだ。

それに比べ今の、、、、、情けない思いがします。
国民のレベルと言われればそれまでなのですが。

ところで菅さん、「無駄遣いを徹底的に洗い出してから税制論議を」と言って
いた様な記憶が・・・・・・?

埋蔵金を出せば、消費税は直ぐに上げなくても良かったのでは・・・・・・。
嘘つき! ! ! ! ! ! ! !

赤信号を無視したら車に轢かれた菅直人さん