寿迎夢・寿迎夢

海砂利水魚水行末雲来末風来末

40℃の部屋の中

2010-08-19 | Weblog
「アリ様」が大学生だった頃、8月でもあまり実家に帰りませんでした。
下宿は木造2階建ての2階で風呂なし。西日がサンサン、エアコンなし。

夏の昼間は40度ぐらいまで上がって、部屋の中にいられたもんじゃない。
それで銭湯に行くことになりますナ。

「アリ様」の下宿の近くには銭湯が2ヶ所あって、それぞれ定休日が
違ったから、どっちかには行けました。

銭湯の奥さんが瓶入りのジュースや牛乳を1本1本ぬれぶきんでふいてから、
冷蔵庫にしまう光景がなぜか印象に残ってます。

片方の銭湯はある日改装して、サウナを付けたところ大ヒット!
わざわざ車に乗って遠方からやって来る人まで現れました。
今のスーパー銭湯のはしりですな。

まあ、別に風呂屋で出会いがあったわけではありませんが、オカマの
おっちゃんに触られたことはあった。

風呂以外は、冷水に浸したタオルで何度も体を拭いて、気化熱で涼んだ。
貧乏学生の生活の知恵でした。

今は1ルームマンション全盛で、下宿なんてないんでしょうねえ。
今の学生さんは銭湯なんか行かないんだろうなあ。

冬は床暖房に夏はエアコンの効いた快適室内で彼女とご一緒?
いい時代に生まれましたね。

37℃の気温の中で、フト大昔を思い出しました。


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