福島原発シニア行動隊

「福島原発行動隊」始動へ＝収束作業で現場視察―
リタイア組400人志願と言うニュースがあった。

『同原発では高い放射線量で被ばくする作業員が相次ぎ人手不足が深刻化している。
「若い人よりも被ばくによる影響が小さいわれわれ引退組が作業に当たった方がいい」と呼び掛けたところ6月末現在で60歳以上の約400人が参加を表明したほか、約1200人が支援を申し出た。』

まず「アリ様」が思い浮かべたのは、終戦まぎわに散っていった
若者達のことでした。

父や母、兄弟、愛する人の住む国、そして自分を育んでくれた美しい日本。

祖国の礎になると信じ、ペンを銃に持ち替え、厳しい訓練に耐え、最後は
海に散っていった多くの特攻隊の若者達です。

彼らが若い命をかけて守ろうとした、私たちの祖国日本。
その日本が、今、危機に瀕しているのは皆さんご承知のとおりです。

そして今60歳以上のこの勇気。
「若い人よりも被ばくによる影響が小さいわれわれ引退組が作業に
当たった方がいい」

被爆と言う大きな危険が伴う、でも誰かがやらなければならない仕事、
それも早急に！しかし未来のある若者をもうこれ以上犠牲にしたくない。

それならば、もう十分に人生を生きてきた我々が代わりに行こう。
自分達が長年培ってきた経験と技術力を最大限に発揮し、もう一度
国のお役に立ちたい。

こういう趣旨なのでしょうが、読んでいてグッときて、涙が出そうになるのを
堪えるのが精一杯でした。

福島原発でやるべきことをやろうと発足した「シニア行動隊」について