寿迎夢・寿迎夢

海砂利水魚水行末雲来末風来末

親ばかチャンリン

2012-09-13 | Weblog
自民党の総裁選挙は、現在の谷垣氏が、党内の事情で立候補を断念し、
石原伸晃幹事長が立候補を宣言した。

まだ選挙は先のこと(26日?)ではあるが、もし石原氏が当選するとなれば、
次期衆議院選挙の顔になり、少数与党であっても総理大臣になる可能性もある・・・
正に石原都知事の七光りだ。

その石原氏は、昨日のテレビ番組に出演し、政府の沖縄県・尖閣諸島の国有化に
関連した質問で、領有権を主張する中国側が「攻め込んでくるのでは」と問われ、
「攻めてこない。誰も住んでいないんだから」と回答した。

攻め込んでくるのではの質問は、竹島と同じで島を実行支配されるのではないか?
ということであり、国家主権に関わる領土問題について認識の甘さを露呈した格好の
お坊ちゃま的な発言である。 

なぜなら中国側は周到に対抗措置を繰り出しており、温家宝首相は
「主権と領土の問題で絶対に半歩も譲らない」と講演で対日批判を展開をしているからだ。

この場合、先兵は海洋調査船「海監」とみられる。
一昨年9月の漁船衝突事件と先月の尖閣への不法上陸の直後、海監が尖閣に接近しているからだ。

このように外交を知らないお坊ちゃまが総裁にでもなれば、また一悶着あるのではないか?
問題の種火は大火に成る前に早めに消した方が良いが、良い妙案は浮かばない・・・。

日本が毅然たる態度を示してこなかったのが一つの原因でしょうネ・・・領土の争いは
国同士の陣取りゲーム(喧嘩)ですので、その覚悟がないから、複雑にしてきたのでは?

中国も韓国も国民の間に大きな格差があるようだ。
国民の不平や不満を別の方向に向けるのが昔からのやり方です。

よって政権末期には必ず日本を利用してきます。
愚かなことの繰り返しでしか政権維持や政権委譲が出来ないような国との外交は骨が折れる。

それにしても、政治家らしい政治家が日本にはいない。
力量もない世襲議員が祭り上げられるような政治からそろそろ脱却しないと
日本は浮かび上がって行けません。

期待は「維新の会」だけでしょうか?

エンジェルトランペット「丹誠こめた麻川黙雷」