未だお盆の入りには早いが、菩提寺の住職が棚経に回ってきた。
「アリ様」の実家は府下福知山市であり、管理が面倒な事もあり、田畑山林や建物は売却した。
ただ、お寺と墓地は手を付けず、先祖から受け継いだままである。
この時期になると、何とか整理をと思うが、慣れない事であり費用もかかる事故其のままに成る。
毎年、盆の時期になると住職が棚経に回ってくる。
京阪神地区の檀家数十軒を、一週間ほどかけて回るらしい。
墓地は墓仕舞いをして、お寺は離檀をと思っているが、住職の顔を見れば言えず毎年持ち越してしまう。
人口も減少し、人の心も変化して、宗教心も変わって来ている。
また、昔の様に定住性も無くなり、仕事や生活の為人の生活の拠点も流動的になってきている。
国内ならまだしも、海外へ移住した親戚もある。