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臓器提供

2006-11-05 | Weblog
愛媛県・宇和島徳州会病院の違法な臓器提供ですが、何か色々複雑な話が出てきたりしていますね。

<疾患腎移植>病院側が初会見「院長が了承していた」
<疾患腎移植>執刀医師「倫理より患者」と主張 

とりあえずまともな文書をとっていないという点で思い出すのは富山・射水での安楽死事件ですが、あれは当人自身の意思を尊重して(少なくとも言い分の上では)いたのに対し、こちらは摘出された側の意思の尊重とかそのあたりはまったくなく、ある意味騙しているわけですね。

そのうえで摘出した腎臓を当人の承諾なく他人の臓器に入れて何とかするというのは、ある意味臓器を部品のように扱っているわけで、これはいかがなものなのか。

ただ、反面、じゃあここの医師のやってきたことは全部悪で赦しがたいことなのかというとそうとも言い切れないような気もします。

腎臓がまともに機能していない人というのは、毎日のように透析を受けなければならないわけでこれは相当苦しいことのようなんですね。

で、そういう人達にとっては、機能するのであれば多少傷物の腎臓であっても有難いと思う心境は確かにあるのだろうと思うわけです。

「患者のため」というのも全部が全部嘘でもないのかなとは思うわけで、そのあたりで医師側の勝手な理屈であるにしても安楽死と似たような部分があるのではないかなとも思ったりします。

承諾もなしに使うのはさすがに問題ありでしょうが、移植を活発にするような方法はもう少し模索してもいいのかもしれません。






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1 コメント

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Unknown (033)
2006-11-12 09:31:45

このドクターの移植はアカンで~

ガンに病んでる臓器やろ

医者としての倫理感を大切にしとくんなはれ

人間は「神から預かってる心身」

大切に丁寧に無茶しないで生きていきたいものです

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