世紀の一戦

全米オープン最終日、通算1アンダーで先にホールアウトしたミーディエートを
1打差追うかたちでタイガーは最終ホールを迎えた。

しかし、ティーショットがバンカーに捕まり、2打目もミスショットでラフへ。
絶体絶命のピンチとなったが、3打目をグリーンに乗せ、最後のパットに賭けた。
距離のあるバーディパット。

この4日間左脚の痛みに耐えてここまで来た。
その執念がこのパットをカップへと導いた。

土壇場で追いつきプレーオフへと突入。
プレーオフは明日改めて18ホールで行われる。

それにしても、なんなんですかね？タイガーは・・・。
今の状態でここまで来たこと自体普通じゃないのに・・・。
漫画や映画の世界みたいなミラクルを起こす。

結果を待つミーディエートもタイガーがパットを沈めた瞬間おもわず
「アンビリーバボー！」

青木功氏をもってしても「言葉にはできない神がかり」と。

高齢選手ながら距離の長いこの全米オープンでステディなゴルフを
展開し首位に立ったミーディエートにとっても明日のプレイオフは
絶対に負けられないところ。

神がかりの天才が吼えまくるのか、それとも苦労を重ねてきた
４５歳の「おっさんゴルファー」が微笑むのかプレーオフに注目。

一騎打ちを観るためには徹夜ダナ・・・・・。


タイガー・ウッズ異次元のプレー 第108回 全米オープンゴルフ 第3日