菊野さんのこだわりは、やはり自分の、手で作るということ。
今は、それなりの設計図さえ書ければ、高精度のNC加工機やら、それこそ3Dプリンタとかでそれなりの部品が作れます。あとはそれをアッセンブルすれば良い。
独立時計師さんの中にもご自分でNCを作ってしまい、それで制作されておられる方もいらっしゃいます。それを否定する気はさらさらないですが、手作りへのこだわりは、菊野作品の一つの大きな特徴になっております。
腕時計というものを、一つの完成品として捉えるのではなく、作る過程から完成後の使用中、はたまた朽ちていくところまでの過程を腕時計の価値として捉え、造り手とユーザーとで共有する。というのはなかなか素敵な考え方かと思います。
さて、
講演会も終わり、懇親会へと場を移すのですが、そこでも菊野さんの紳士っぷり…及び真摯っぷり? は、全く変わらず。
独立時計師を生業として生きていくしっかりとした覚悟があるのでしょう。どこまでも丁寧に対応してくださいます。
新作の"朔望"を手に巻いておられましたが、惜しげも無く、ほいほいと人に渡してご覧頂いておりました。ムーンフェイズ付きの渋い色合いの時計で、文字板の加工が綺麗です。きっちりとしたスーツに似合いそうです。お値段は5百万円だそうです。年間4個しかつくれないとのこと。
ご興味のある方は、是非彼のホームページから。
下名のたいへん拙い自作紙バンド腕時計も馬鹿にせずきちんと手にとって見て頂き、「これは軽い!」と感想を頂きました。(確かに紙バンド腕時計は、ムーブと風防(スケルトンの場合の裏蓋)以外は全て紙製なので、ものすごく軽いのも特徴です(^^))
また、紙バンドでの工作について、「(ノリだけで)こんなにしっかり丈夫にできるんですね」とか、「以前、紙縒りを編んで作ったキセル入れを見たことがあります…」とかきっちりご自分の体験とリンクさせて話をされたり。どんなものにも興味を抱くアンテナの張り方もすごいものでした。
結構イケメンさんでもありますので、女性ファンも多いのでわ? と振ってみましたが、全く興味を持たれない素ぶりで…。でも、会場のあちこちでは女性(多分みなさん時計関係者)にツーショットをせがまれていたようです。
かくいう私も一枚パチリと。(^^)
たいへん楽しくて、有意義な夜でした。
菊野さん、ありがとうございます。
また、このような会を催して頂きました、日本時計輸入協会さんにも感謝いたします。
#菊野昌宏
#日本時計輸入協会
今は、それなりの設計図さえ書ければ、高精度のNC加工機やら、それこそ3Dプリンタとかでそれなりの部品が作れます。あとはそれをアッセンブルすれば良い。
独立時計師さんの中にもご自分でNCを作ってしまい、それで制作されておられる方もいらっしゃいます。それを否定する気はさらさらないですが、手作りへのこだわりは、菊野作品の一つの大きな特徴になっております。
腕時計というものを、一つの完成品として捉えるのではなく、作る過程から完成後の使用中、はたまた朽ちていくところまでの過程を腕時計の価値として捉え、造り手とユーザーとで共有する。というのはなかなか素敵な考え方かと思います。
さて、
講演会も終わり、懇親会へと場を移すのですが、そこでも菊野さんの紳士っぷり…及び真摯っぷり? は、全く変わらず。
独立時計師を生業として生きていくしっかりとした覚悟があるのでしょう。どこまでも丁寧に対応してくださいます。
新作の"朔望"を手に巻いておられましたが、惜しげも無く、ほいほいと人に渡してご覧頂いておりました。ムーンフェイズ付きの渋い色合いの時計で、文字板の加工が綺麗です。きっちりとしたスーツに似合いそうです。お値段は5百万円だそうです。年間4個しかつくれないとのこと。
ご興味のある方は、是非彼のホームページから。
下名のたいへん拙い自作紙バンド腕時計も馬鹿にせずきちんと手にとって見て頂き、「これは軽い!」と感想を頂きました。(確かに紙バンド腕時計は、ムーブと風防(スケルトンの場合の裏蓋)以外は全て紙製なので、ものすごく軽いのも特徴です(^^))
また、紙バンドでの工作について、「(ノリだけで)こんなにしっかり丈夫にできるんですね」とか、「以前、紙縒りを編んで作ったキセル入れを見たことがあります…」とかきっちりご自分の体験とリンクさせて話をされたり。どんなものにも興味を抱くアンテナの張り方もすごいものでした。
結構イケメンさんでもありますので、女性ファンも多いのでわ? と振ってみましたが、全く興味を持たれない素ぶりで…。でも、会場のあちこちでは女性(多分みなさん時計関係者)にツーショットをせがまれていたようです。
かくいう私も一枚パチリと。(^^)
たいへん楽しくて、有意義な夜でした。
菊野さん、ありがとうございます。
また、このような会を催して頂きました、日本時計輸入協会さんにも感謝いたします。
#菊野昌宏
#日本時計輸入協会