『ashの森へようこそ』の 毎日制作 …"自分だけの宝物"になるちょっと凝った遊び心溢れる動物バックの制作日記

常に悩み,必死にもがき,時々放り出し,できない自分に嘆き,よくサボり,でも推し活だけは熱心…なバッグ制作者の奮闘する日々

「人っていいな」と思う、笑える動物モチーフバッグ、オーダー承ります。

“自分だけの宝物"になる,ちょっと凝った遊び心溢れる一点物の動物モチーフバッグを,大人の方のために作っています。 "くすっ"と笑えるカード入り。 大人はいろいろあるから…気分がアガるバッグで笑顔になってほしい,という想いを込めて…。 ◇オーダーも承ります。 問い合わせ先…ashworkshop@hotmail.com 

ミナ ペルホネン 皆川明 「つづく」展  を見て、ひとりコツコツ制作活動してる私が思ったこと。。。

2020-02-05 14:08:27 | バック製作
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いつもこのブログを読んでくださる方、
ありがとうございます。
初めての方、「初めまして。私、ash(あっしゅ)と申します」


私はバッグを作っています

どんなものかと言いますと
あまり見かけないデザインで 
大き目で全体が動物になっているバッグが主です
動物のアップリケを施したがま口バックも定番。

    

↑こんなような。

  
                                    

さて、昨日は
東京都現代美術館で開催されている
「ミナ ペルホネン 皆川明 「つづく」展」に行ってきました。

    

洋服好き、ハンドメイド好きの間では
SNSにしょっちゅう上がっていたので知っていましたが、
先日日経新聞に掲載され、一気に興味が湧きました。


もうすぐ閉幕、新型肺炎もあるし空いてるかな…

と思ったら、甘かった
平日なのにどえらい人でした。

    

「ミナ ペルホネン」を知らない方のために…。

「mina perhonen」は日本人デザイナー皆川明さんのブランド。
最初はアパレルからですが、
その発展は目覚ましく、今ではインテリア、ホームウエアなどのプロダクト、
「宿」の空間デザインまで、生活全般へと拡げています。

今回は、ミナの25周年を記念して開催されています。

ミナの特徴は、そのクラフト性。

    

入口は行ってすぐ、
今まで手掛けてきたテキスタルが壁一面に飾られています。

このテキスタルは皆川さんが手書きでデザインしたものを
国内の工場とともに手作業で作ってきたもの。

その手間のかけ方は半端ありません。
おそらく気の遠くなるような膨大な時間がかかっているはず。。。

    

↑これは皆川さんが鉛筆で描いたデザインを
忠実にミシン刺繍した生地。

鳥が浮き上がって見えるように、
何度も糸を重ね厚みを出しています。

また同方向に糸を重ねていくと平坦な感じになってしまうので
様々な方向にミシンの糸を走らせています。

皆川さんの頭で描くデザインそのものになるまで
工場と話し合いを重ね、何度も何度もやり直すそうです。

    


この一枚の生地を見ただけで
工場の血のにじむような努力がうかがい知れます。
本当に工場が素晴らしい。

でも毎シーズン新しいものを短期間で作り
使い捨てを繰り返される現在の服作りは、
工場とそこで働く人々を疲弊させる大きな一因。

    

ミナのように、デザイナーも工場も目いっぱい努力し
納得のいく素晴らしいものを作り、
それをわかってくれるお客さんに高額で買ってもらう…
そして長く長く、思い出とともに使ってもらう…


こうした考えを早くから持ち、
ずっと25年やってきた皆川さんには強いファンがいて、
また欧米のメーカーにも支持されています。

静かにですが、世界中にこの考え方が広がっています。

    

↑これもね、手書きでデザインしたレースを
国内の工場が織ってるの。

よく見ると木や鳥、花や蝶があり
それはそれは凝った作りなんです。

このクラフト性と独自性が
多くの女性をとりこにしているのです。

    

そうして時間と手間をかけまくった生地は
小さなものでも無駄にしない。

ボタンを作ったり
ハギレを貼り合わせてバッグにしたり。。




私がこの展示会を見て思ったのは

もちろん皆川さんの努力があってのことだけど、
でもこのデザイナーさんはシアワセよ。


世界中のアパレルメーカー
そこで働く人達は、その場所場所で一生懸命にデザインして作っている。
一枚に思いを込めて。。。

だけど安くたたかれ使い捨てされ、
ひどいものだと新品のまま廃棄されてしまう。。

それをよしと思っている人なんて、誰もいないと思う、多分。


もちろんすべての企業がミナのやりかたで服を作ると
一枚の服の値段が思いっきり上り、
だれも服を着ることができなくなる。
(ミナのワンピースで、だいたい80,000円以上します。
 これを「着心地がいい普段着」というのはどうか‥とも私は正直思っている)

う~ん‥難しい…


でも今のアパレルのこの悪循環に一石を投じるミナの存在は
本当に素晴らしいと心から思います。
それにお一人で始められたミナをここまでにした皆川さんの努力は
本当に尊敬しかありません。


アパレルのことはちょっとここだけでは語れませんので、
またいずれ。。。


私個人としては
規模全然違いますが、
ミナの精神、ハンドクラフトのすばらしさを大切に
一点一点妥協のないもの作りをしていこう、

…と思ってます。







最近笑いましたか?
あたたかい気持ちになりましたか?
ashの「人っていいな」と笑える“愛おし”動物モチーフバックはいかがですか。


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