北の窓から(芦田っち)

PC関連と私的雑感のブログ。
2015年7月10日、カッコ内に名前を加えました。昔の友だちに気付いてほしくて・・・

モノより思い出、モノから思い出

2018-12-17 09:03:00 | 雑感
テレビCMにこんなのがありました。

  「モノより思い出」

  (おもちゃなどのモノを買ってあげるより)子どもには思い出を残してあげよう・・・
  クルマで子どもたちをいろんなところに連れて行ってあげよう・・・

これは日産のCM。

  日産のクルマでドライブしよう、
  思い出を作ってあげよう・・・というところでしょうか。

さて、高校・大学時代、公害問題・エコロジーに関心が強すぎて
自動車・テレビ・電話は持たないと決めていました。

  なぜ、この3つに決めたのかは思い出せません。
  しかも、今ではテレビと電話が宅内に・・・

クルマを持たずに結婚し、子どもが生まれて・・・

  このCMが流れるたびに気持ちはズキン、でした。

  子どもたちをいろんなところに連れていってあげなかったので
  なんだか責められているように感じたものです。

  自分が親からしてもらったことを、自分は子どもにしてあげていない。
  子どもを持ってから、そう感じることが多かったので、なおさら・・・

ここまでは「モノより思い出」。
ここからは「モノから思い出」。

「断捨離」という言葉・行為が流行っているようです。

  不要なモノが入ってくるのを断ち、  
  余分なモノを捨て、
  モノへの執着から離れましょう・・・

シンプル・ライフというか、ミニマリスト的生き方に反対する者ではありません。

  ゴミ部屋的なオヤヂの部屋にこの考え方を適用すれば
  きっとスッキリした部屋になり、書斎と呼べるようになるはず。

  歳と共にモノへの執着は少なくなっています。
  なのでモノを捨てることに抵抗は少ない。

  それをしないのは、ただ面倒だから。

  モノが減ったら気持ちも(たぶん)スッキリするでしょう。
  が、捨てたくないモノもあります。

その最たるものは「写真」。
カメラではなく、紙にプリントされた写真。

  写真は、そこに写っている人物と関係がないなら、価値はないでしょう。

  写っているのが有名人であるとか
  あこがれの観光地が写っているとしても、
  紙切れ以上のモノではないでしょう。

  でも、そこに幼い我が子が写っていれば、話は別。

  自分の(あるいは配偶者の)父母とか、
  記憶もうすれかけた祖父母とか、
  あるいは旧友や(たとえ片思いであったとしても)昔の恋人なら、話は別。

  1枚の写真が一瞬にしてあの頃に戻してくれるでしょう。

写真はモノとしてはただの紙。

  ですが、幼かった我が子の写真なら、親は捨てることはできません。

なので、モノから思い出・・・

年の暮れ・・・あれこれ昔を思い出しています。

---------------------------------------------------------
ブログ記事についてのお問い合わせは「質疑応答 掲示板」で・・・

  # ご質問にはできる限りお答えしています。
    ただし、お名前(本名の姓 and/or 名)を書いていただいた場合に限らせていただきます。https://blog.goo.ne.jp/img/static/admin/editor/btn-preview.gif


ここをクリックして、北窓舎のサイトにもお立ち寄りください・・・
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« おやぢチップス (125):Windo... | トップ | おやぢチップス (126):ドラ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

雑感」カテゴリの最新記事