オヤヂはあとふた月ほどで５４歳になる．
２月末から昨夜まで，１０日の間に３回の飲み会があった．
来週は２回，さ来週にも１回予定されている．
更にもう一つ加わることが予想される．
これらの中には，気の合う仲間たちとの飲み会のように自由参加のものもあるが，
歓送迎会のように出席が半ば義務付けられているものもある．
回数でいえばかなりオーバースペックというか，体力的に厳しい．
が，断れない飲み会もある．
冒頭に年齢を書いたのは，体力が落ちているのを感じており，
不機嫌になりはしないかと気にするからである．
機嫌が悪くなることを二つの面から考える．
一つは，好きではない，はっきり言えば厭なヤツがいるからである．
元気な時は（一応）ニコニコ顔を作れるが，体力が落ちてくると確実に顔に出るだろう．
これについては説明の必要はないだろう．
もう一つは，オヤヂ自身の許容力である．
他人の心の中はうかがい知ることが難しいので確かなことは言えないが，
世の中にはおおらかというかキャパの大きい人がいる．
清濁併せ飲むというのとはちょっと違うだろうが，
嫌いな人がいても顔に出さない人がいる．
もしかして嫌い幅が少ないのかも知れないが，
そんな人がいることは確かである．
翻ってオヤヂはどうか．
ダメである．感情が出る，隠しきれないタイプである．
嫌い幅が大きい，許容力が少ないのである．
若い時からそうだった．
ほんの一握りではあったが，どうしても好きになれない，
もっと言えば許せないヤツがいた．
高２の時，修学旅行に参加しないとダダをこねたことがあった．
あんなヤツと同じ列車・同じ宿・同じ時間を共有することに耐えられないと思ったからだ．
心配した担任に別室に呼ばれ，１時間以上あれこれ話した．
嫌いなヤツがいるからだ，とはさすがに言えなかった．
理由を言わないままに，これ以上周囲を巻きこむのはよろしくなかろうと思い，
修学旅行には参加した．
もう少し最近，といっても１０年ほど前のことだが，
ヤツだけは許さないと思った人がいた．
委細は書けない．書くと何人かはヤツを特定するだろうから．
歳を重ね，許容範囲は多少広がったと思う．
昔のことを忘れる訳ではないが，
まぁヤツにもいろいろ事情があったのだろうと勝手に想像して，今は許していると思う．
さて，逃げられない飲み会，である．
前述したほど嫌悪感を抱く人は含まれていないが，
そこそこ厭なヤツはいる（いた）．
昨夜までは顔に出ていないと思う．
まだ序盤戦なので体力が残っているからだろう．
回を重ね，終盤に近づくにつれ体力が落ち，ふんばりが効かなくなるだろう．
不機嫌，仏頂面だけならよいが，言葉が荒れないか心配だ．
飲むのは大好きなおイモさんになるだろうが，
酔いが回るにつれ，言わないのが大人であることを忘れそうだ．
さて，ペルソナ・ノン・グラータといえども，全面否定をするほど狭量なオヤヂではない．
誰しも良いところがあり，厭な部分はあくまで「部分」にすぎないからだ．
で，厭なヤツ（これは必ずしも男性だけではない）の共通点を考えてみた．
その１：
自分は，自分が・・・と自分だけを前面に出す．
これはおしゃべりの量ではない．
話好きで一人で会話を独占しているような人でも，
話題がスポーツ，映画・音楽や，他人のこと（悪い噂は困るが）なら気にしない．
厭なのは，自分の成功・成果など自慢話が中心だったりする点だ．
酒の席なら自分の失敗を笑い話としてしゃべりたい．
その２：
表面に見えることのみ注力する．
オヤヂの頭の中ではどうしても仕事のことになるのだが，
光あるところに影があるように，目立たない裏方的仕事もある．
それなのに，目立つこと，人に見えることばかり頑張る人がいる．
根っこは１．と同じようなものか．
・・・などと考えているうちに，何となく大丈夫な気がしてきた．
オヤヂ自身にも厭な面がある．
そもそも本稿は自分を中心に他人の厭な点を挙げつらっているにすぎず，
自分を前面に出していることに変わりはない．
そう思えば，飲み疲れた顔は見せても，仏頂面になることはないだろう．
＃ さらに言えば，
. . 「男と女の感じ方・・・」で，理由が分からないなどと書いたが，
. . 分かるようにも思えてきた．
. . 筆者個別の怒りの理由が分かるのではなく，
. . 書きたくなる思いに共感できるように思う．
２月末から昨夜まで，１０日の間に３回の飲み会があった．
来週は２回，さ来週にも１回予定されている．
更にもう一つ加わることが予想される．
これらの中には，気の合う仲間たちとの飲み会のように自由参加のものもあるが，
歓送迎会のように出席が半ば義務付けられているものもある．
回数でいえばかなりオーバースペックというか，体力的に厳しい．
が，断れない飲み会もある．
冒頭に年齢を書いたのは，体力が落ちているのを感じており，
不機嫌になりはしないかと気にするからである．
機嫌が悪くなることを二つの面から考える．
一つは，好きではない，はっきり言えば厭なヤツがいるからである．
元気な時は（一応）ニコニコ顔を作れるが，体力が落ちてくると確実に顔に出るだろう．
これについては説明の必要はないだろう．
もう一つは，オヤヂ自身の許容力である．
他人の心の中はうかがい知ることが難しいので確かなことは言えないが，
世の中にはおおらかというかキャパの大きい人がいる．
清濁併せ飲むというのとはちょっと違うだろうが，
嫌いな人がいても顔に出さない人がいる．
もしかして嫌い幅が少ないのかも知れないが，
そんな人がいることは確かである．
翻ってオヤヂはどうか．
ダメである．感情が出る，隠しきれないタイプである．
嫌い幅が大きい，許容力が少ないのである．
若い時からそうだった．
ほんの一握りではあったが，どうしても好きになれない，
もっと言えば許せないヤツがいた．
高２の時，修学旅行に参加しないとダダをこねたことがあった．
あんなヤツと同じ列車・同じ宿・同じ時間を共有することに耐えられないと思ったからだ．
心配した担任に別室に呼ばれ，１時間以上あれこれ話した．
嫌いなヤツがいるからだ，とはさすがに言えなかった．
理由を言わないままに，これ以上周囲を巻きこむのはよろしくなかろうと思い，
修学旅行には参加した．
もう少し最近，といっても１０年ほど前のことだが，
ヤツだけは許さないと思った人がいた．
委細は書けない．書くと何人かはヤツを特定するだろうから．
歳を重ね，許容範囲は多少広がったと思う．
昔のことを忘れる訳ではないが，
まぁヤツにもいろいろ事情があったのだろうと勝手に想像して，今は許していると思う．
さて，逃げられない飲み会，である．
前述したほど嫌悪感を抱く人は含まれていないが，
そこそこ厭なヤツはいる（いた）．
昨夜までは顔に出ていないと思う．
まだ序盤戦なので体力が残っているからだろう．
回を重ね，終盤に近づくにつれ体力が落ち，ふんばりが効かなくなるだろう．
不機嫌，仏頂面だけならよいが，言葉が荒れないか心配だ．
飲むのは大好きなおイモさんになるだろうが，
酔いが回るにつれ，言わないのが大人であることを忘れそうだ．
さて，ペルソナ・ノン・グラータといえども，全面否定をするほど狭量なオヤヂではない．
誰しも良いところがあり，厭な部分はあくまで「部分」にすぎないからだ．
で，厭なヤツ（これは必ずしも男性だけではない）の共通点を考えてみた．
その１：
自分は，自分が・・・と自分だけを前面に出す．
これはおしゃべりの量ではない．
話好きで一人で会話を独占しているような人でも，
話題がスポーツ，映画・音楽や，他人のこと（悪い噂は困るが）なら気にしない．
厭なのは，自分の成功・成果など自慢話が中心だったりする点だ．
酒の席なら自分の失敗を笑い話としてしゃべりたい．
その２：
表面に見えることのみ注力する．
オヤヂの頭の中ではどうしても仕事のことになるのだが，
光あるところに影があるように，目立たない裏方的仕事もある．
それなのに，目立つこと，人に見えることばかり頑張る人がいる．
根っこは１．と同じようなものか．
・・・などと考えているうちに，何となく大丈夫な気がしてきた．
オヤヂ自身にも厭な面がある．
そもそも本稿は自分を中心に他人の厭な点を挙げつらっているにすぎず，
自分を前面に出していることに変わりはない．
そう思えば，飲み疲れた顔は見せても，仏頂面になることはないだろう．
＃ さらに言えば，
. . 「男と女の感じ方・・・」で，理由が分からないなどと書いたが，
. . 分かるようにも思えてきた．
. . 筆者個別の怒りの理由が分かるのではなく，
. . 書きたくなる思いに共感できるように思う．
