橋本 治 「二十世紀 (下) 」を読了した.
(下書きのまま置き忘れていた記事を投稿する)
(上)と違って,(下)は国内の話題が多い.
国内なので,戦争・紛争に関するものは少ない.
編年体,時系列の記述である.
(下)は,カバーをご覧になってお分かりのとおり,1946 ~ 2000 年を
1年刻みで論評する.
お得意の,独自視点での観察,そして表現が新鮮だ.
国粋的なのか?と思うこともある.
さすが文学部国文の出身だと,うならせる表現もある.
田舎の子・都会の子のたとえが成長するとこうなるのかと思わせもする.
ショートカットのようにすばやく,切れる包丁のように鮮やかに1年を切り取る,
その手法もお見事と拍手喝采したくなる.
東欧,アジア,北米,そして日本,おまけにご自身の歴史・同時代史が活写されている.
面白い一冊だと思う.
# 右上画像の「二十世紀(下)」の下にある本は
. . エリック・ホブズボームの「極端な時代 20世紀の歴史(下)」.
. . 何回入力しても間違いそうな筆者の名前.(Eric Hobsbawm)
. . 橋本治の「二十世紀」とは全く異なるが,これも面白い一冊である.
(下書きのまま置き忘れていた記事を投稿する)
(上)と違って,(下)は国内の話題が多い.
国内なので,戦争・紛争に関するものは少ない.
編年体,時系列の記述である.
(下)は,カバーをご覧になってお分かりのとおり,1946 ~ 2000 年を
1年刻みで論評する.
お得意の,独自視点での観察,そして表現が新鮮だ.
国粋的なのか?と思うこともある.
さすが文学部国文の出身だと,うならせる表現もある.
田舎の子・都会の子のたとえが成長するとこうなるのかと思わせもする.
ショートカットのようにすばやく,切れる包丁のように鮮やかに1年を切り取る,
その手法もお見事と拍手喝采したくなる.
東欧,アジア,北米,そして日本,おまけにご自身の歴史・同時代史が活写されている.
面白い一冊だと思う.
# 右上画像の「二十世紀(下)」の下にある本は
. . エリック・ホブズボームの「極端な時代 20世紀の歴史(下)」.
. . 何回入力しても間違いそうな筆者の名前.(Eric Hobsbawm)
. . 橋本治の「二十世紀」とは全く異なるが,これも面白い一冊である.