北の窓から(芦田っち)

PC関連と私的雑感のブログ。
2015年7月10日、カッコ内に名前を加えました。昔の友だちに気付いてほしくて・・・

家庭教師の思い出・・・今は昔

2009-08-16 02:57:38 | 雑感
[この記事は Doblog に 2005-09-20 20:58:46 付で載せていたものです]

[関連したBlog]masuoka さんの「高学年の子供って!」にTBさせて頂きます.

大学生の頃,何人かの高校生の家庭教師をしたことがあります.

一番長く続いた人は高校1年から3年までの3年間.
この人は家庭環境もあり,目指せ!東大,しかも理3(医学部)でした・・・
結果は・・・浪人させてしまいました.

多くの場合は(緊急避難的に)高校3年だけか,
2年の夏頃から受験を終わるまで.

# 浪人をして都内の予備校で訓練(?)したおかげで,
  受験英語だけは教えられました.
  今は受験テクニックなどもずいぶん様変わりしているんでしょうね・・・

さて,高校3年の春から家庭教師を始めた人がいました.
初めての女の子でした.
(変な意味ではなく,男子高校生ばかりを相手にしており,
 その子が初めての女子高生でした).

高3からだと,かなり詰め込み/駆け込み的で,
志望校に焦点を合わせた受験勉強が必要です.

通常は週に1日ですが,彼女の夏休み中は週に3日出かけました.
相手も頑張ってくれますが,こちらの思いこみは相手以上・・・
合格させる!の一念です.

これだけは覚えておきなさいと言えば,
「はい」と返事してくれます.
次回訪問時に,覚えておくことを忘れていた・
宿題のあることを忘れていたとなると,
私もついキツイ言葉になります.

秋ぐち(ちょうど今頃)になって,女子高生が親に弱音をはいたようです.
訪問すると,その子ではなく,その子の母親と話し合うことになりました.

聞けば,彼女は「お兄さん」的家庭教師の先生だと思っていたようです.
それがいつの間にか「キツイ先生」に変わり,
彼女はついて行けないように感じたようです.

その頃はこちらも一生懸命でしたから・・・
受かるまでは私に任せてほしい,などと言ったように思います.
それでも彼女に教えるときは「お兄さん」であろうと思いました.

その日は勉強そっちのけでミーティング(?)でした.
彼女の気持ちを聞いて,私の思いも伝えて,
お互いに反省するところは素直に反省して・・・

お母さんも(もしかしてお父さんも)その子に言い含めたのかも知れません.
次回にはすっかり立ち直ってくれて,
私も「お兄さん」的であろうとして,その後は順調に進むようになりました.

実を言うと,半年ほどやって,
こちらからゴメンナサイした男子高校生もありました.
親の思い・高校生の思い・当方の思い・・・
3者のベクトルが(ある程度)合わないとうまくいかないと今では分かりますが,
当時は自分の思いが先行していたので合わない人は
(エラそうな言い方ですが)教えない・・・
それで途中でギブアップしたのだと思います.

女子高生でも男子高生でも,難しいと思います.
masuoka さん先生なら1対nで,
 何人か(何十人か)と向き合う日々なのでしょう.

1対1で,しかも週に2時間とか4時間しか向き会わなくてすむ家庭教師とは
事情が全く違うと思います・・・
小学生なら,また別の状況で格闘することになるのでしょう.
健闘を祈ります.
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