ツー・イン・ワン・・・昔ならリンスの入ったシャンプー、
今ならタブレットになるノートPC。
ツー・イン・ワンとは一人二役のこと。
で、今回は Windows でありながら Android も動くという 2 in 1 のお話。
類似のことはすでに行ったことがある。
VirtualBox を使えば、仮想マシンとして Android-x86 を動かすことができる。
1.Android-x86 で見た「タブレット情報」
2.「Play ストア」
が、今回は VirtualBox を使わない。
もっと直接的な方法だ。
つまり、Windows からダイレクトに Android を動かそうというもの。
ソフトの名前は "AMIDuOS"。
(先頭3文字の "AMI" は BIOS メーカーとして名高い Americam Megatrends Inc.)
ほとんどの Windows 7/8 のPC/デバイスで動作するとのこと。
Windows ハードウェアで 100% ネイティブな Android が動くので、
最新のバージョンが、そのすべての機能を、
Android 端末で動くと同じ程度の速さで動作する・・・などと書いてある。
# システム要件:
有料(9.99 USD)だが、30日間は無料で試せる。
なので、試してみた。
Windows 10 Technical Preview(Build 9926)にインストールした。
# このマシンは DuOS のシステム要件をすべて満たしている。
Windows 10 でも動くとは書かれていなかったが、他の要件はクリアしている・・・
インストールして、初めて起動したときはフルスクリーン(1920 x 1080)で表示されたので、
ちょっと扱いづらいと思った。
が、Android 設定の中に「DuOS 構成ツール」というのがあった。
「DuOS 構成ツール」--「Genaral」では、使うとスクリーンのサイズを変えることができた。
(Small Screen にした)
【2015-03-03 追記】
DPI も設定できる。
"Small Screen" にして DPI を最小の 120 にすると、ちょうど良い大きさで表示できた。
「Advanced」では、DuOS が使う(つまりは Android 端末用の)RAM 容量を設定することができた。
# きっと、この辺にこんな設定があるのでは・・・と思って探すと見つかる。
感覚的に VirtualBox に似ているので、何となくできてしまう。
オブジェクト指向ではないが、Windows GUI での人間的「継承」があるような感じ・・・
下は Windows 10 で Andoroid(AMIDuOS)が動いているところ。
ハードウェアとしては非力な Nexus 7 (2013) で動いている Android と比べて、
ハードウェア的にはそれの数倍以上の能力をもつ Windows マシンで AMIDuOS を動かすと・・・
確実に遅い・・・ネイティブで動いているとは思えない。
【2015-03-03 追記】
AMI DuOS の動作は決して遅くありません。
速いというべき、キビキビした動作です。
遅いと思ったことには原因がありました。
AMI DuOS を動かしている Windows マシンを、RealVNC で遠隔操作していたのです。
遠隔操作ゆえの反応の遅れが、AMI DuOS を遅いと感じさせていたのです。
Window の中で Android を動かして、動作確認できるメリットは大きい。
# 当分、Android ソフトを開発できる予定はないが、
もし開発して、Play ストアにアップするなら、大いに重宝しそう・・・
"DuOS" のダウンロードや詳細情報はここから・・・
【2015-02-27 追記】
ノートPC(Lenovo-ThinkPad E540、Windows 8.1)にはインストールできなかった。
グラフィックス・ドライバーをアップグレードする必要があるとか・・・
グラフィックスは内蔵 Intel HD 4600 だが、Intel サイトにあるドライバーはインストールできない。
Lenovo が提供しているドライバーでなければならない。
最新版をインストールしているのだが・・・
【2015-02-27 追記 -2-】
ノートPC(ThinkPad E540)は、Windows 8.1 と 10 のデュアルブート。
8.1 にはインストールできなかったが、Windows 10 Technical Preview (Buidl 9926)にはインストールできた。
しっかり動く・・・
8.1 と 10 の違いは何か・・・
デバイスマネージャーのディスプレイ・アダプターの表示が違っていた。
DuOS がインストールできた Win10 では Intel HD Graphics 4600 が正常動作しているが、
Win8.1 では黄色マークが付いている。
【2015-03-01 追記】
ノートPC、Windows 8.1 にも AMI DuOS がインストールできた。
デバイスマネージャーで黄色のマークが付いているディスプレイ・アダプターをいったん削除(アンインストール)した。
ほどなくして Windows は自動的にドライバーを探してインストールしてくれた。
その結果、黄色のマーク(認証されていない云々)が消えた。
その後、AMI DuOS をインストールしたら問題なく完了し、正常に起動した。
動作も速い。
エミュレータ感がない。
Nexus 7 (2013) でネイティブな Android を操作するよりも速い。
なぜか Google の「Play ストア」が見当たらない。
代わりに(?)Amazon の「アプリストア」がある。
Microsoft Excel for Android tablets をインストールしたいのだが、
Amazon の「アプリストア」には見当たらない・・・残念。
【続編はこちらから】
2 in 1(ツー・イン・ワン):Windows で Android - その2 -
2 in 1(ツー・イン・ワン):Windows で Android - その3 - Excel for Android は動くのか?
ブログ記事についてのお問い合わせは「質疑応答 掲示板」で・・・
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今ならタブレットになるノートPC。
ツー・イン・ワンとは一人二役のこと。
で、今回は Windows でありながら Android も動くという 2 in 1 のお話。
類似のことはすでに行ったことがある。
VirtualBox を使えば、仮想マシンとして Android-x86 を動かすことができる。
1.Android-x86 で見た「タブレット情報」
2.「Play ストア」
が、今回は VirtualBox を使わない。
もっと直接的な方法だ。
つまり、Windows からダイレクトに Android を動かそうというもの。
ソフトの名前は "AMIDuOS"。
(先頭3文字の "AMI" は BIOS メーカーとして名高い Americam Megatrends Inc.)
ほとんどの Windows 7/8 のPC/デバイスで動作するとのこと。
Windows ハードウェアで 100% ネイティブな Android が動くので、
最新のバージョンが、そのすべての機能を、
Android 端末で動くと同じ程度の速さで動作する・・・などと書いてある。
# システム要件:
有料(9.99 USD)だが、30日間は無料で試せる。
なので、試してみた。
Windows 10 Technical Preview(Build 9926)にインストールした。
# このマシンは DuOS のシステム要件をすべて満たしている。
Windows 10 でも動くとは書かれていなかったが、他の要件はクリアしている・・・
インストールして、初めて起動したときはフルスクリーン(1920 x 1080)で表示されたので、
ちょっと扱いづらいと思った。
が、Android 設定の中に「DuOS 構成ツール」というのがあった。
「DuOS 構成ツール」--「Genaral」では、使うとスクリーンのサイズを変えることができた。
(Small Screen にした)
【2015-03-03 追記】
DPI も設定できる。
"Small Screen" にして DPI を最小の 120 にすると、ちょうど良い大きさで表示できた。
「Advanced」では、DuOS が使う(つまりは Android 端末用の)RAM 容量を設定することができた。
# きっと、この辺にこんな設定があるのでは・・・と思って探すと見つかる。
感覚的に VirtualBox に似ているので、何となくできてしまう。
オブジェクト指向ではないが、Windows GUI での人間的「継承」があるような感じ・・・
下は Windows 10 で Andoroid(AMIDuOS)が動いているところ。
ハードウェアとしては非力な Nexus 7 (2013) で動いている Android と比べて、
ハードウェア的にはそれの数倍以上の能力をもつ Windows マシンで AMIDuOS を動かすと・・・
確実に遅い・・・ネイティブで動いているとは思えない。
【2015-03-03 追記】
AMI DuOS の動作は決して遅くありません。
速いというべき、キビキビした動作です。
遅いと思ったことには原因がありました。
AMI DuOS を動かしている Windows マシンを、RealVNC で遠隔操作していたのです。
遠隔操作ゆえの反応の遅れが、AMI DuOS を遅いと感じさせていたのです。
Window の中で Android を動かして、動作確認できるメリットは大きい。
# 当分、Android ソフトを開発できる予定はないが、
もし開発して、Play ストアにアップするなら、大いに重宝しそう・・・
"DuOS" のダウンロードや詳細情報はここから・・・
【2015-02-27 追記】
ノートPC(Lenovo-ThinkPad E540、Windows 8.1)にはインストールできなかった。
グラフィックス・ドライバーをアップグレードする必要があるとか・・・
グラフィックスは内蔵 Intel HD 4600 だが、Intel サイトにあるドライバーはインストールできない。
Lenovo が提供しているドライバーでなければならない。
最新版をインストールしているのだが・・・
【2015-02-27 追記 -2-】
ノートPC(ThinkPad E540)は、Windows 8.1 と 10 のデュアルブート。
8.1 にはインストールできなかったが、Windows 10 Technical Preview (Buidl 9926)にはインストールできた。
しっかり動く・・・
8.1 と 10 の違いは何か・・・
デバイスマネージャーのディスプレイ・アダプターの表示が違っていた。
DuOS がインストールできた Win10 では Intel HD Graphics 4600 が正常動作しているが、
Win8.1 では黄色マークが付いている。
【2015-03-01 追記】
ノートPC、Windows 8.1 にも AMI DuOS がインストールできた。
デバイスマネージャーで黄色のマークが付いているディスプレイ・アダプターをいったん削除(アンインストール)した。
ほどなくして Windows は自動的にドライバーを探してインストールしてくれた。
その結果、黄色のマーク(認証されていない云々)が消えた。
その後、AMI DuOS をインストールしたら問題なく完了し、正常に起動した。
動作も速い。
エミュレータ感がない。
Nexus 7 (2013) でネイティブな Android を操作するよりも速い。
なぜか Google の「Play ストア」が見当たらない。
代わりに(?)Amazon の「アプリストア」がある。
Microsoft Excel for Android tablets をインストールしたいのだが、
Amazon の「アプリストア」には見当たらない・・・残念。
【続編はこちらから】
2 in 1(ツー・イン・ワン):Windows で Android - その2 -
2 in 1(ツー・イン・ワン):Windows で Android - その3 - Excel for Android は動くのか?
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