りつ子が亡くなり、檀と太郎は福岡の遠縁の家に身を寄せ、
その家の出戻り娘との再婚を望むが果たせなかったところまで書いた。
次へ進む前に。りつ子の写真が見つかったので載せる。
1942(昭和17) 博多の太閤園での結婚披露宴
太郎を抱く律子
生後94日の太郎の絵 by 檀一雄
1946(昭和21) 一雄34歳 太郎3歳
入り婿の道を断たれて居づらくなった檀は、太郎を連れて家を出る
その村の善光寺という山寺の住職宅2階の借間 に住む
住職の寛照は文学にも通じ、檀や作家仲間との話にも時折加わった
住職と檀と作家仲間
善光寺住まいの頃の檀と太郎
善光寺住まいの頃 山に遊びに出かけた檀と太郎
今日は、写真紹介だけで終ってしまった。
このあと、待鳥サロンという文学仲間の集う話、待鳥姉妹と山田ヨソ子、
「火宅の人」の愛人矢島恵子こと入江杏子、檀とヨソ子との見合い話、
などが展開するのだが、時間切れなので明日に回す。
それでは明日またお会いしましょう。
[Rosey]