遊びをせんとや

人生総決算!のつもりで過去・現在のことなどを書きます
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檀一雄を巡る女たち・男たち~その1 

2023年07月21日 | 読書
スイレン 撮影日:2013/07/31 場所:近くの寺の境内の池


今日から檀一雄が主役である。
とはいえ、私も彼の作品はそれほど読んではいない。
そこで、檀と親交のあった男たち女たちの作品を通して書くことにする。


檀一雄 1912(明治45)ー1976(昭和51) 小説家、作詞家、料理家 
 
檀は現・山梨県都留市の生まれ、安吾より7歳年下だった
安吾に放浪記の言葉を使ったが、檀の一生こそ「放浪」に相応しいかも・・・
父の実家の福岡市、母の実家の久留米市、栃木県の足利市、戦時中の満州、
東京の上石神井、晩年の福岡県の能古島・・・住まいを転々とした。

文壇デビューは1933(昭和8)21歳、東京帝大在学中の処女作「此家の性格」
翌年、太宰治らと同人誌「鷭」創刊、安吾とも知り合う

1941(昭和16)29歳、母の勧めで福岡の開業医の娘高橋律子と結婚する

高橋律子

1943(昭和18) 31歳 長男太郎が生まれる
1946(昭和21) 34歳 律子・腸結核で檀の必死の看病にもかかわらず死去
          福岡の酒造家の娘山田ヨソ子と再婚
1950(昭和25) 38歳 律子を描いた「リツ子・その愛」「その死」を発表
1954(昭和29) 42歳 長女ふみが生まれる
ソヨ子・ふみ・檀一雄

1955(昭和30) 43歳 坂口安吾没、彼の選集編集や安吾忌幹事等で長く尽くす

その翌年から、檀は「火宅の人」になるのだが、今日はここまで。
なお、檀作品は著作権保持期間中の為、青空文庫化されていない。

それでは明日またお会いしましょう。

[Rosey]

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