今日も坂口安吾の作品紹介。
雑誌連載の随筆100編を纏めて「明日は天気になれ」と題した随筆集。
内容は森羅万象に及ぶ・・・はオーバーだが、多岐にわたる。
ゴルフをしなかった話・日本の常識・うっちゃり・アンコウのドブ煮・
冬の怪談・バカの仕放題・女子衰えたり・ささやかな愉しみ・
長崎チャンポン・日本の便所・バカヤロー・・・等々。
文庫本のページ数で290ページほど、楽々1冊を超える分量がある。
が、纏めて「青空文庫」で読むことができる。
個々にタイトルがついているので、興味が無ければ飛ばして読んで頂戴!
なお、坂口安吾は多作なので、ちくま文庫の全集で18巻ある。
因みに「明日は天気になれ」は第18巻に掲載されている。
第18巻には、安吾新日本地理、新日本風土記も掲載されている。
これらも面白い。(青空文庫でも読める)
次回から安吾を離れて、檀一雄に移ろうかと考えているので、最後に、
今の若い人たちに読んで欲しい安吾作品を幾つか挙げる。(小説類は除く)
青空文庫で読むことが出来るものに限定した。
それでは明日またお会いしましょう。
[Rosey]