真夜中のカップらーめん

作家・政治史研究家、瀧澤中の雑感、新刊情報など。

脱税?総理による、税金無駄遣いの洗い出し

2009-11-28 23:00:34 | Weblog
お母さんから、億単位?のお小遣いをもらっていたユキオくん。
それ、本当なら、生前贈与だよねぇ。莫大な税金、払わなけゃねぇ。
ちゃんと申告したのかなあ。
まさか、まさかとは思うけど、
「税金払うの嫌だから、政治献金ってことにして、こっそり
懐に入れましょう」
って、やってたのかなあ。

今回の「故人献金」疑惑を発端とした、現職総理の脱税疑惑は、簡単に言えばこういうこと。

ユキオくんいわく、
「そういうこと(母親からの脱税献金)は無いと信じている」
って言うけど、私など普通の家庭に育った人間は、
「ねぇ母ちゃん、やっちゃった?」
と、本人に聞くけどねぇ。

ユキオ君がお母さんとどういう関係かしらないけど、
どうだったのか、弁護士と打合せしないでも聞けるでしょ?
なんでマスコミは、「お母さんは何て言ってますか?」って、聞かないんだろう。

それはさておき。
仕分け。結構なことです。
税金の無駄遣い、みんなで議論してやめさせる。
いいですなあ。

説明をさせない、政策の意義を答えさせない高圧的な態度に、
なにか思い出したんですよ。
そう、ナチスドイツでの裁判。
あれ、被告人が何か弁明しだすと、裁判官がガンガン机叩いたりして、
「やかましいッ、この売国奴がッ」
って、やるんですよね。

私、仕分けがダメだなんて言ってないですよ。
むしろ、時間をかけて徹底的にやるべきだと思っているんです。

でもまあ、時間的制約の上に、小沢幹事長命令で
議員の仕分け人を大幅に削られて、
これじゃあ、こういう結果になりますよ。

ちなみに小沢さん、いくら仕分け作業をやるのが仙石・枝野という
党内最強の反小沢議員だからって、ここまで露骨な意地悪するとはねぇ。
大人げないですな。

いずれにしても仕分けは今後、もっと準備をし、専門知識を蓄えた現場経験のある議員を配置し、
聞いている国民も納得する議論をするべきでしょう。
国民が評価したのは議論の内容ではなく、こういうことを公開でやったからです。内容は、ノーベル賞受賞者たちの感想で十分でしょう。

でも最大の問題は、
すべての最高責任者である内閣総理大臣が、いま、
脱税の疑いをかけられている、ということです。

脱税?総理による、税金の無駄遣いの洗い出しなんて、
泥棒に「盗んだ金を返せ!」と、
言われているみたい。
まあ、脱税でないことを祈りたいです。

小泉、安倍、福田、麻生という歴代総理は、
少なくとも金のスキャンダルにまみれることはなかったんですよね。

いま、ユキオくんをはじめ、菅副総理、小沢幹事長に金の疑惑があって、
「おやまあ」という感じです。
麻生内閣どころではない不景気になりつつある現在、
政策不在の「政治ショー内閣」に、そろそろ真面目に政策に取り組んでもらいたいと思う、今日このごろです。