ドイツでは収入がないどころか、研修費(家賃・光熱費込み)を払っていましたから、日々節約生活を送っていました。
アパートには洗濯機がなく、初めのうちは「ウォッシュサロン」という粋な名前のコインランドリーに行っていましたが、けっこうお金がかかるんです。
乾燥までするとかなりの痛手。
そこで、シャワーのついでに手洗いすることにしました。
ドイツには髪、顔、体すべてこれ1本で洗えるという液体せっけんがあります。
体の汚れが落ちるのなら、洋服の汗やほこりも落ちるだろう、と考えまして・・・
洗髪しつつ、その泡でそのまま体を洗い、さらに、流れ落ちる泡を利用して洋服を足で踏みながら洗濯する、そしてシャワーで上から一気に泡を洗い流す。
これで洗濯代がうきました。