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中国の Baidu からのアクセスもかなりありますので、時間のあるときは「中国語」でも記載するように努力しているのですが、本日は、ロシアの検索サイトに 当ブログ Step by step側弯症ライブラリー が掲示されていました。
英語の医学論文を紹介していますので、英語圏の方には、これまでも、ある程度情報提供できていたと思います。
これからは、中国語とできればロシア語でも、簡単な文章であれ、日本語と同時に情報発信していこうと考えています。 閲覧されている日本の方々には、ちょっと画面が見づらいこともあるかと思いますが、
そのような事情ですので、どうかご了承願います。
思春期特発性側弯症は、世界中の多くの子ども達に、
生まれてから初めてとも言えるような「壁」を突き付ける病気です。
そしてそれは世界中のどの国においても、
「民間療法」による弊害との闘いでもあります。
日本の側弯整体や、一部の特発性側弯症ビジネスを行っている
理学療法や柔道整復の方々にお願いします。
この日本から、医療環境を整えようと考えていただけませんか?
.整体・カイロ等民間療法者への呼びかけ
これは私見であり、反対意見があることも知った上でここに記載するものです。
根本原則として、病気の治療は医療機関で行われるべきものと考えます。
医師、看護師、検査技師(検査部門)、理学療法士、作業療法士、
社会福祉士、医療コーディネーター等々が医療設備を用いて、
責任の明確な立場の方々が患者を検査し、治療し、看護するもの、と考えます。
まして、子どもの病気に対してはそれが否定される理由がどこにあるのでしょう。
特発性側弯症は子どもの病気です。自分の症状や治療内容を理解できる大人ではありません。
子どもなのです。
民間療法者は、大人を対象としてビジネスをすることで何が不満なのでしょう?
自分達が子ども達を救っていると本当に信じているのであれば、その医学的証拠を、
医学データととして認められるレベルのものを提示すべきです。
施術前後の写真は証拠ではありません。患者さんからの感謝の手紙は証拠ではありません。
医者を巻き込んで「これは凄い」とと語ってもらうことは証拠ではありません
(そもそも医者であるならば、医学データの何たるかは知っているはず。
医者の自分が凄いと言うのだから、これは事実だ。というのは権威を利用した
「まやかし」「印象操作」です)。
政治家を連れてきて、「これは凄い」と語らせることは証拠ではありません。
〇〇協会や△△団体から表彰されることは証拠ではありません。
医学データを示すことなく、事情を理解しえない子どもを治療しようとすることは、
もちろん医療ではなく、道義にも倫理にも反する行為です。
august03