どんなに現代医学が進歩したとしても、ベストシナリオは「手術とは無縁な一生を送ること」がもっとも幸せな人生です。病気になったとしても、クスリで治るならば、手術よりも先にクスリを選択します。
思春期特発性側弯症の難しい点は、この病気を治すクスリが存在しないことです。
側弯整体等はそこにビジネスチャンスを見つけました。 次のように....
特発性側弯症は、医者では治せない。なぜなら医者は「手 . . . 本文を読む
[カテゴリー : 特発性側弯症と装具療法]をご参照ください
早期発見 ---- 理想は20度前後で発見され、専門医師の指導下に入る
装具開始 ---- 専門医師の指導のもと、タイミングを逃さずに (理想は25度からの開始)
装着時の装具による矯正(コブ角の減少)-----理想は小さくなればなるほど良好 (例えば20度以下に矯正できたとか)
矯正角度の維持---理 . . . 本文を読む
霞が関の厚生労働省庁舎内に入ったことはおありでしょうか? 私は他の省庁の様子は逆に知らないのですが、厚労省(医療関連部門)にはしばしば足を運んだことがあります。役人の皆さんの働いている「現場」をもしご覧になったら、おそらくは「ええっ?」と驚かると思います。狭い・汚い(雑然としている、という意味で) 21世紀の日本の働く社会環境や働き方改革を推進している役所とはよほどかけ離れたオフイス。 . . . 本文を読む
日本の小学校、中学校で実施されている学校検診のなかでの「脊柱側弯検診」というシステムは、世界の中でも誇るべき特異的なものと言えると思います。私たちは、それが「当たり前」のこと、あるいは「意識もしない」というのが現実だと思いますが、それはいわば日本人が普段目にしている風景や日常生活が「当たり前すぎて」、その価値を忘れている-意識もしない。ということにとても似ていると感じます。
例えば、次の3か国( . . . 本文を読む
脊椎手術は決して簡単な手術ではありません。ヒトの全身の運動機能、感覚機能を司る脊髄をその対象とし、そして周囲には大小の動脈・静脈に取り囲まれた部位にメスを進めるわけですから。
ゆえに、(すべての手術がそうであるように) 脊椎手術を安全に執り行うには、医師の習熟した経験と豊富な知識は絶対必須となります。
それにプラスして、もうひとつ 多くの皆さんには耳慣れない用語だと思いますが、「電気生理学」と . . . 本文を読む