初回記載:2017年11月23日
追記:2018年2月14日
民間療法に関する主張は、新たに民間療法反対論(https://blogs.yahoo.co.jp/gcpmamoru)というブログに記載していくことにしました。
軽度側弯(マイルドカーブ)の大半は自然緩解することを医学データを用いて説明してまいりました。データにより幅があるのですが、80%前後は、自然緩解すると見ることができま . . . 本文を読む
初回記載:2017年11月22日
Schrothシュロス体操と側弯症とに関する文献検索から 20本を選択し、これまでにNo 1,16,17,18,19,20 の5本をご紹介しました。
この5本からは、思春期特発性側弯症の患者さんに対して Schrothシュロス体操が、装具療法以上に効果をもったという医学的証拠は確認できませんでした。今回はNo 14 「Effects of the Schroth . . . 本文を読む
初回記載:2017年11月21日
側弯症とは関係なく、いわゆる脚長差を有する人が人口比としてどれくらいいるのか? ということを医学文献から抽出してみました。
最初に、「脚長差」が生じる原因について、Raczkowskiの「Functional scoliosis caused by leg length discrepancy」から引用したものが下表になります。拙訳を加えました。
引用:20 . . . 本文を読む
初回記載:2017年11月20日
訂正:2017年11月21日ポーランド Raczkowskiの表 mm→cmに訂正
脚長差測定は正確なのか? という議論は1990年代から2000年初頭まで続いていたようです。一方、実施されていた治療の様子やどれくらいの人が(程度の差はありますが)脚長差を有しているのかに関する文献を提示してみました。
ご注意いただきたいのは、ここに提示される数値は、「或る文 . . . 本文を読む
初回記載:2017年11月20日
脚長差に関して、それが側弯とは直接的には関係のないものも含めて、グーグル検索で集められた資料を並べてみました。患者さんのお役には立てないかもしれませんが、ご興味のある方には勉強材料になると思います。
理学療法学 2017 vol44 suppl No.2 より引用 (一部省略箇所あり)
◇「軽度脚長差による歩行時の体幹・下肢への運動学、力学的影響」
山形県 . . . 本文を読む
初回記載:2017年11月19日
追記:2017年11月19日 pm6
脚長差と側弯症との関係について調べています。もし患者さんの中に脚長差を指摘されている方で、すでに脊椎固定手術を受けた方やこれから手術を受けられる方は、shoe lift(シューリフト補高靴)はどうされていますか ? せっかく作成したのに使うのを面倒がったり、作成自体を忘れておられませんか? 手術をした後も、脊柱アライメント . . . 本文を読む
初回記載:2017年11月16日
Schrothシュロス法文献の拙訳として、PDF入手できた1件(下記一覧の1)をご紹介します。情報提供を目的とした拙訳のため、要点のみの簡略記載です。
「中間報告1」「中間報告2」「中間報告-→6か月後のコブ角報告発見」も参照ください。
No.1 引用元
Kwan KYH, Effectiveness of Schroth exercises du . . . 本文を読む
初回記載:2017年11月16日
思春期特発性側弯症の患者さんで、脊柱固定術を受けた何年か後に、インスツルメンテーションを抜釘するかどうかで悩まれる方も少なくないようです。過去に記載した同トピックスの記事と合わせて、お読みいただければと思います。
体内に入れて骨固定ができたインスツルメンテーション(インプラント)を取り出すことは、入れるとき以上にリスクを伴う手術になるでしょう。
これは非常に . . . 本文を読む
初回記載:2017年11月15日
「Scoliosis schroth(側弯・シュロス) で PubMed検索:トップ20の医学文献の和訳:中間報告2」
を読みますと、フォロー6か月後の結果は後日報告すると書かれてありました。
上記の中間報告2をアップした後、再びグーグル検索をしましたところ、この後日報告の文献を発見しましたので、情報をご提供いたします。
No. 20 引用
Schrei . . . 本文を読む
初回記載:2017年11月15日
Schrothシュロス法文献の拙訳として、今回はPDF入手できた1件(下記一覧の20)をご紹介します。情報提供を目的とした拙訳のため、要点のみの簡略記載です。「中間報告1」も参照ください。
No. 20 引用
Schreiber S, The effect of Schroth exercises added to the standard of care o . . . 本文を読む
初回記載:2017年9月1日
追記:2017年11月14日
過去からの医学データの積み重ねにより、2017年11月のこの今を生きている「私たち」は「生かされている」のかもしれません。ビッグデータの定義はよくわかりませんが、どういう時代、どういう仕事の世界にあっても、先達の仕事--目に見えるものも、目に見えないものも-- が私たちのこのときを支えている。という感覚を覚えたことはないでしょうか? . . . 本文を読む
初回記載:2017年11月13日
Schrothシュロス法文献の拙訳として、今回はアブストラクトのみ入手できる4件(下記一覧の16,17,18,19)をご紹介します。
・NAとあるのは、文献内に情報がないことを示しています。
・一覧の数値は視認性を考慮して四捨五入しています。
番号 公表年 被験者数 平均年齢 初診時コブ角 最終調査時コブ角 フォロ期間
16 2016 NA . . . 本文を読む
初回記載:2017年11月12日
側弯症における「自然緩解」「自然経過」「装具が効果を持つための要素」「装具療法後の長期フォローアップ」に関する医学文献をここにまとめてみました。
アブストラクトのみからの場合詳細データを読み取れない拙訳もあります。またここでは情報提供を目的としておりますので、概要を理解していただけることを試みとしています。
それぞれの説明等は、カテゴリー「特発生側弯症と装 . . . 本文を読む
2018年6月23日追記
曲がった脊柱のコブ角を減少させることと共に、
肋骨隆起 (リブハンプ)を治療する方法に関しましては
次回以降(2018年6月末から7月初頭)に、新しい記事にてご紹介します
初回記載:2017年11月10日
追記:2017年11月13日
思春期特発性側弯症の症状を測定するツールとしてスコリオメーターがあります。 . . . 本文を読む
初回記載:2017年11月10日
思春期特発性側弯症の発見-初回診察時コブ角から、その後辿るであろう経緯の予想図を参考までに作成してみました。これは、医学文献に提示されている経緯をできるだけ分かり易いように、視覚的に理解できることに努めたものです。それぞれのパターンの中での説明は不足もあるかと思いますが、状況については主治医の先生とご相談されて下さい。手術は、脊椎固定術に限らず、しなくて済むので . . . 本文を読む