私事ですが、いま仕事で米国に来ています。
ようやくネットにアクセスできるホテルに来て、これを書いています。
仕事のあいまに、米国の友人を頼って地元の Spine Doctor と話をさせていただく
機会を得ました。こちらでは、側彎症等の脊椎....神経系を含む....を範疇とする
医師は Spine Doctor (スパインドクター)と呼ばれています。日本風に専門科を
いえば、整形外科と脳外科が該 . . . 本文を読む
大人の側わん症シリーズを掲載してから、何通かのメールとブログへのコメントを
いただきました。
(コメント:悔やみきれない母さんより)
今回の内容を読んでいて、うちの場合があてはまると思い、皆さんに知らせた
ほうがいいと思いました。うちの場合は、那須の林という整体に、いま思うと
本当に騙された、ということです。そこでは装具をしてはいけないと言われ、
装具なしの状態での整体が続きました。三ヶ月ほどた . . . 本文を読む
大人の側わん症シリーズ:
前回までは、骨成熟後(装具療法終了後)にカーブが進行していった患者さんの例に
ついて、その進行ファクター(リスク要因)について見てきました。
今回は、それ以外の患者さん。つまり、この研究で調査に参加してくれた患者さん
で、前回では例示していな例について見てみたいと思います。
患者番号 初診 骨成熟 直近 フォロー期間 フォロー時年齢
5 35 43 . . . 本文を読む
自分の年齢のせいかもしれません。
街を歩き、赤ちゃんや、1歳~2歳のよちよち歩きのこどもを見ると、自分の顔が
ほころんでいるのを感じます。
こどもはカワイイものですね。
何が楽しいのか、きゃきゃという笑い声が聞こえてくると、沈んでいた自分の心の底
にも明かりが灯る。
この子たちが健康で健やかに育ちますように。
この子たちの育つ街が平和な笑い声にいつまでも包まれますように。
----- . . . 本文を読む
大人の側わん症シリーズとして:
添付の表は、今回ご紹介している文献に掲載されていた図を写したものです。
専門誌 Spine. 2006 Feb
タイトル Nonoperative treatment for adolescent idiopathic scoliosis:
a 10- to 60-year follow-up with special reference to health-re . . . 本文を読む
誰しも手術は怖いものです。でも、皆さんはお子さんが歯が痛いと訴えたときに
ネットで調べて「どんな歯痛も、顎骨を調整するだけで治ります」と宣伝している
民間療法者のところにお子さんを連れていかれるでしょうか? 絶対、そんなことは
ありえません。なぜならそれは、皆さんは歯が痛くなる、ということの原因と治療
方法を“常識”として知っているからです。
残念ながら、脊柱側弯症の場合は、社会にその“常識”が . . . 本文を読む
大人の側わん症シリーズとして:
前回(6月12日)からの続きになります。前回下記のように記しました。
大人の例 : いったん成長がストップした後は、カーブ進行のリスクは最小であり
50度以下の胸椎側わんや30度以下の腰椎/胸腰側わんではほとんどリスクはない。
50度以上の場合は、ゆっくりと年に0.5度~1度ほど進行するかもしれない。
装具療法により、できるだけカーブを小さくする/大きく進行し . . . 本文を読む
私、august03は整体、そくわんヨガ等の側彎症患者をくいものにする民間業者を否定
しています。このStep by stepをたちあげて以来、そのポリシーのもと患者さん、
そしてお母さんがたに民間業者に騙されることのないように注意喚起をさせていただ
いてきました。
今回は、その注意喚起の続きなのですが、実に巧妙なサイトであるがゆえに、今後の
このサイトの展開を私自身も注意深く監視したいと思いま . . . 本文を読む
海外文献Nonoperative treatment for adolescent idiopathic scoliosis: a 10- to 60-year follow-up . . . 本文を読む
もっと・もっといい『まち』へ横井よしたかblog
http://blogs.yahoo.co.jp/ncwpw368/9994896.html
横井先生へ
先生のブログへもコメントを記載させていただきましたが
署名嘆願運動へのご協力に深く感謝いたします。
私たちには、日本国の大きな政治のうねりに直接の関与をする機会も
ありませんが、いま目の前で「救うことのできる命」に . . . 本文を読む
(添付写真は大塚整体ホームページより引用:)
august03より:側彎症は正しい診断に基づく正しい治療が必要です。
正しい医学を学び、適切な診断機器を持つ専門医師のいる医療機関でのみ治療が
可能です。たまたま幸運にも、障害を有しない赤ちゃんだったからよかったものの
一歩間違えたら、この赤ちゃんは死亡する危険性さえあったでしょう。
医師(medical doctor)でもない者が、このような宣伝を . . . 本文を読む