【ミトコンドリアのATP合成酵素が面白い!】
おはようございます!
色々と調べていて気付いたら一睡もせずにこんな朝に💦
さてさて、人間を含め、ありとあらゆる生命のエネルギー供給源のATPは、ATP合成酵素で作られています。
それがどこで合成されているかと言うと、細胞内の小器官であるミトコンドリア。これは元々プロテアバクテリアという原核生物の一つ、好気性細菌で、人間の細胞に取り込まれミトコンドリアとなり、人間の細胞内で共生するようになったのですね。
こんなに大事な役割を担っているミトコンドリアですが、実はまだ全部分かっていないのですよ。
しかも、ミトコンドリアでエネルギーを作り出しているATP酵素がモーターのように回転していることも、近年になり分かった事で、最初にそのことを提唱した博士も大変な目にあっていたのです!
前後しまますが、私は、ホメオパシー(自然医学)の学校ではアデノシン三リン酸(ATP)をアデノシン二リン酸(ADP)とリン酸に分解する事でエネルギーを作っているという、簡単な事しか教えて貰ってないのですが、ミトコンドリアは生きていく為に最重要な仕事をしているので、最近、詳しく調べてその働きを勉強しています。
ミトコンドリアは細胞内外の水素イオンの濃度の差によりATP合成酵素が回転してエネルギーを作っているのですが、上記に書いたように、最初にこの仮説を立てた、ボール・ボイヤーさん、あまりにも型破りな仮説の提唱で、長らく学会で相手にされなかったらしいのですよ💦
いやはや。
長い間の冬を越えて、後に正しいことが立証され、
このATP合成酵素に関する研究は大変重要なものであるとして、1997年秋にボイヤー、ウォーカー、スコウの3名はノーベル化学賞を受賞しました。
それで、全ての生命現象に不可欠なエネルギーのATPですが、実は人間の体内には僅か数十グラム、3分間分のATPしかないという・・・😳😳😳😳😳
でも、心配はご無用!
ATPが分解されてできたADPとリン酸は食べ物を燃焼して得られるエネルギーを使って、再びATPになることで、結果的に一日に体重に相当するATPが作られているのだとか。
なお、水素イオン濃度が細胞内で上がるのを防ぐために、細胞呼吸(食べ物を燃焼する)を使って、細胞外に水素イオンを汲み出す仕組みが常に働いているので、ATP合成酵素は回転し続けることができるのだそう!
全身にある37兆個(昔は60兆といわれていた)の細胞内のナノレベルで
こうやってエネルギーを作り出しているなんてね、、、、
自分にご苦労様って、頭が下がりますね。
徹夜もご苦労様でした😅
こちらの動画も分かりやすかったです
↓
https://youtu.be/R2n3MEtviOU
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます