書の歴史を臨書する

古今の名磧を臨書、最近は米フツ。
時折、気の向くままに漢詩や詩、俳句などを勝手気侭に書いております。

李柏文書

2006-06-06 07:28:36 | Weblog

李柏文書は、
竜谷探検隊、ヘディン等により1900年代初頭に発掘された大小22片の古文書で、
行書、草書、章草、楷書の四つの書体が見られる。
行書、草書の完成、楷書の芽生えを示すものとして貴重である。
李伯は正史にも記されている人物で、
この文書が書かれたのは王羲之22歳から24歳の時期に当たる。