書の歴史を臨書する

古今の名磧を臨書、最近は米フツ。
時折、気の向くままに漢詩や詩、俳句などを勝手気侭に書いております。

智永・真草千字文

2006-06-29 06:38:21 | Weblog

智永は当時の時の人であったのだろう。
彼の書を求めて日参する人の多さで居間の敷居の消耗が激しく、
鉄板で補ったと言う逸話が残っている。
「鉄門限」と言われる。
少年時代の虞世南は智永に書を習ったと言う話も有る。
奈良時代に我が国に伝来した真草千字文は残された唯一の真蹟本と言われ、
国宝に指定されている。