書の歴史を臨書する

古今の名磧を臨書、最近は米フツ。
時折、気の向くままに漢詩や詩、俳句などを勝手気侭に書いております。

王羲之・蘭亭序

2006-06-07 07:18:59 | Weblog

多くの王羲之の書を集めた太宗だが、
蘭亭序だけはどうしても手に入らなかった。
王羲之の子孫にあたる智永の弟子弁才の手に有ることを知った太宗は、
苦心惨憺の末にこれを騙し取り、終には自墓に副葬させたと言う。
王羲之の真跡は現存しないが真跡に最も近いのが蘭亭序とされている。
太宗が唐代の能筆に臨書、摸刻させた墨跡や模刻は多く伝わっている。