龍蔵寺碑(586) 2006-06-30 06:32:28 | Weblog 北方の厳しさは既に影を潜めてはいるものの、 北方の気風の残る骨格と整斉さの中に、 おだやかな叙情味すら覚え、 南方独特のしなやかな転折や波法がみられる。 後年、南北の書風を融合した新しい様式と称され、 やがて来る初唐の 虞世南、欧陽洵、猪遂良へと脈々と連なり 楷書の完成をみるのである