書の歴史を臨書する

古今の名磧を臨書、最近は米フツ。
時折、気の向くままに漢詩や詩、俳句などを勝手気侭に書いております。

王羲之・喪乱帖

2006-06-12 07:59:20 | Weblog

王羲之の作の中でも特に強い筆力が感じられる。
356頃書かれたものが、唐太宗時代に複製され、
奈良時代に正倉院に、以後、桓武天皇から天皇家、近衛家を経て、
明治10年再び天皇家へ、現在は宮内庁・三之丸尚蔵館に蔵される。
これも数少ない双鉤填墨の作例である。