Tさんご夫婦から、
今年も葡萄が届いた。
Tさんご夫婦。
父母が大切にさせて頂いたご夫婦。
父母が残してくれた
お付き合い。
本当に有難く思う。
お礼のお電話をし、
奥さんのひろ子さんと
お喋りを楽しむ。
「 〇〇〇(娘)が
帰っているんですよ。」と私。
「 それは嬉しいでしょう。」と
ひろ子さん。
で、私。
「 でも、戻ってしまったら、
しゅんと なってしまう。」
ひろ子さん。
優しいお声で、
「 ◇◇ちゃん( 私ね )の時も
同じやったんよ。
お父さん、お母さん、
それは寂しい思いを
してはったんよ。」と
話して下さった。
「 じゅんぐりやよ。
みんな じゅんぐりしていくんよ。」と。
ひろ子さんも、
お二人のお子さんとの
< じゅんぐり > をなさっている。
そうかぁ。。。
心の中の
氷が溶けていく思いがした。
実家から帰る私たち家族に
父母は並んで
ずっと
手を振ってくれていた。
車が角を曲がるまで、
ずっと
手を振り続けてくれいていた。
私も、
「 いってきます!」の娘に
いつも
カーブで見えなくなるまで、
手を振っている。
< じゅんぐり >
今日のお昼過ぎ、
娘、
その「 行ってきまーす!」をする。
娘、
元気で
楽しくやっているようだ。