シリア騒乱と修羅の世界情勢

第三次世界大戦を阻止するブログです。

モスル奪還で米政権はヒラリーを支援、戦闘員は戦況が悪化しているシリアへ移動させる動き

2016年10月17日 | ユダヤ人
2016.10.14
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 イラクのモスルから9000名以上の戦闘員をシリアのデリゾールやパルミラへ移動させることをアメリカとサウジアラビア両政府は承認していると伝えられている。勿論、移動の間、アメリカは攻撃しない。

 10月中にイラクのモスルをアメリカ軍とイラク軍がダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)から奪還するという形を作れたならバラク・オバマ米大統領の得点になり、来月の大統領選挙ではヒラリー・クリントンが有利になると見られている。オクトーバー・サプライズだ。

 一方、シリアでは現在、アメリカ、ペルシャ湾岸産油国、イスラエルなどが手先に使っているアル・カイダ系武装勢力やダーイッシュは劣勢。アメリカ軍が主導する連合軍は9月17日、シリア北東部の都市デリゾールでF-16戦闘機2機とA-10対地攻撃機2機を使って攻勢に出る直前だったシリア政府軍を空爆、80名以上の兵士を殺した。勿論、ミスではない。

 その後、28日と30日に侵略軍が支配する地域と政府軍を分けている河に架かっている橋を空爆で破壊したと報告されている。アメリカの特殊部隊もシリア領内で拠点作りを進めているようだが、戦況はアメリカ側にとって不利。ダーイッシュの戦闘員を増派する必要があるのだろう。

 ただ、イラクで戦っているダーイッシュやアル・カイダ系武装集団の戦闘員はイラク出身が多く、サダム・フセイン時代の将兵も含まれていると言われている。こうした人びとがシリアへ素直に移動するかどうかは不明。また、シリアで戦っているダーイッシュにはトルコ軍の兵士が含まれていると言われ、反バシャール・アル・アサド政権の外国勢力に雇われているという共通項はあるものの、細かく見ると中身に違いがある。

 元々、シリアへ侵攻したアル・カイダ系武装集団や、そこから派生したダーイッシュの主力はサウジアラビアなどペルシャ湾岸産油国が雇っているサラフ主義者/ワッハーブ派やイスラム同胞団。さまざまな国がそれぞれの思惑で戦闘員を投入したことから内紛も起こっているようだ。

 サウジアラビアはシリアだけでなくイエメンに軍事介入して泥沼状態。サウジアラビアの財政を圧迫する一因だ。最近、真偽不明の怪しげな理由でアメリカ軍はイエメンを攻撃したが、自分たちも泥沼へ足を踏み入れるつもりだろうか?

 アメリカ支配層は苦境から脱するため、軍事的な緊張を高め、相手が恐れをなして降りるのを待っているのだが、相手(ロシアや中国)は降りない。核戦争の脅しを始めているが、それも効果がなさそうだ。途中、アメリカが降りるチャンスを相手は与えていたのだが、富の独り占めを妄想して降りず、もう引き返せな所までアメリカは来てしまった。ヒラリー・クリントンは核戦争に向かって突き進もうとしている。
 

ヒラリー・クリントンが中国をミサイルで包囲すると語ったことを示すメールをWikiLeaksが公表

2016年10月17日 | ユダヤ人
2016.10.15
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 朝鮮の核兵器開発を抑えなければアメリカは中国をミサイル防衛システムで取り囲むとヒラリー・クリントンが私的な席で話していたという。この話はWikiLeaksの公表した電子メールで明らかになったが、朝鮮の話は中国を攻撃するための口実にすぎないだろう。

 クリントンは支配層の意向を口にした可能性が高い。7月8日にアメリカと韓国はTHAAD(終末高高度地域防衛)ミサイル・システムを韓国に配備することで合意したというが、これもその一環だとしか考えられない。すでにアメリカ/NATOはロシアとの国境近くにミサイル防衛システムを配備、ロシアと中国を包囲しようとしている。

 朝鮮の核兵器開発はアメリカの支配層にとって願ってもないこと。そこで思い出すのは、ビル・クリントンが大統領だった時代に考えられたマーリン作戦だ。アメリカは不完全な核兵器の設計図をイランへ渡そうとしたのである。アメリカ側はイランが核兵器を開発していないことを知っていたはずで、イラン側を刺激して核兵器を開発させ、それを口実にして攻撃しようとしたとも言われている。同じことを朝鮮に対して行っている可能性がある。

 フォーリン・アフェアーズ誌(CFR/外交問題評議会が発行)の2006年3/4月号に掲載されたキール・リーバーとダリル・プレスの論文には、ロシアと中国の長距離核兵器をアメリカの先制第1撃で破壊できると書かれている。それを事実だとアメリカの支配層が信じているとするならば、残されたわずかなミサイルを撃ち落とすことは可能だと考えても不思議ではない。

 しかし、ミサイル防衛システムに防衛用のミサイルが装備されるとは限らない。アメリカのシステムの場合、射程が1000キロメートルから2400キロメートルという攻撃的なミサイルへ切り替えることも難しくないのだ。

 ロシアや中国を包囲して締め上げるという戦略は20世紀の初頭に出現している。ハルフォード・マッキンダーの「ハートランド理論」だ。1904年に発表されたもので、世界は3つに分けられている。第1にヨーロッパ、アジア、アフリカの「世界島」、第2にイギリスや日本のような「沖合諸島」、そして第3に南北アメリカやオーストラリアのような「遠方諸島」だ。「世界島」の中心が「ハートランド」で、具体的にはロシアを指している。ここを制圧することが世界制覇につながるという考え方だ。

 彼はハートランドを支配するため、ふたつの三日月帯で締め上げていくという戦略を彼は立てた。西ヨーロッパ、パレスチナ(1948年にイスラエル建国を宣言)、サウジアラビア(1932年に出現)、インド、東南アジア諸国、朝鮮半島をつなぐ内部三日月帯と、その外側の外部三日月地帯だ。

 朝鮮半島から中国を狙う拠点としてもイギリスは日本を重視していたが、兵力の不足分を日本に化代わりさせようともしていた。フランス、ドイツ、ロシアに対抗するために約14万人の兵士が必要だと見られていたが、実際の兵力は7万人。足りない分は日本人で補うということだ。ちなみに、「明治維新」の背後にはイギリスが存在、1902年には日英同盟協約が結ばれている。

 「明治政府」は1871年7月に廃藩置県を実施して中央集権化を進めるが、琉球国を潰して琉球藩をでっち上げるのは72年。そして1879年に沖縄県が作られた。この琉球処分、つまり琉球併合は1871年10月の宮古島漁民の難破事件が引き金になっている。

 1872年に厦門のアメリカ領事だったチャールズ・リ・ジェンダーが来日しているが、この人物は外務卿だった副島種臣に台湾への派兵を勧めたとされている。その後、リ・ジェンダーは1875年まで外務省の顧問を務めた。

 日本は1874年に台湾へ派兵、75年には李氏朝鮮の首都を守る要衝の江華島へ軍艦を派遣して挑発、「日朝修好条規」を結ばせて清国の宗主権を否定させることに成功する。無関税特権を認めさせ、釜山、仁川、元山を開港させた。条規の批准交換にル・ジェンダーも陪席したようだ。

 1894年に朝鮮半島で甲午農民戦争(東学党の乱)が起こると日本政府は「邦人保護」を名目にして軍隊を派遣した。それに対して朝鮮政府は清(中国)に派兵を依頼、日清戦争につながる。この戦争に勝利した日本は大陸侵略を本格化させていく。

 当時、朝鮮王朝をコントロールしていたのは閔妃(高宗の妻)の一族。閔妃はロシアへ接近すると考えた日本政府は三浦梧楼公使を使い、閔妃を含む女性3名を惨殺する。暗殺に加わった三浦公使たちは「証拠不十分」で無罪になっているが、この判決は暗殺に日本政府が関与している印象を世界に広めることになった。なお、その後、三浦は枢密院顧問や宮中顧問官という要職についている。

 そして1904年に日本は帝政ロシアと戦争を始めるのだが、戦費はロスチャイルド系金融機関のクーン・ローブのジェイコブ・シフが用立てた。日本に対し、約2億ドルを融資しているのだ。当時、日銀副総裁だった高橋是清はシフと親しくなる。

 現在、アメリカは中国を封じ込める枢軸として日本、フィリピン、ベトナムを考え、そこへ韓国、インド、オーストラリアを結びつけようとしている。東シナ海や南シナ海で軍事的な緊張が高まっている原因はここにある。ネオコン/シオニストはシリアでもリビアと同じように飛行禁止空域を設定し、アメリカ/NATOに政府軍を空爆させようとしている。

 クリントンも同じ主張をしているが、そうした空域の設定は好戦派と言われる統合参謀本部議長もロシアやシリアと戦争になるといわれていることだ。それを主張しているということは、ロシアと戦争したがっていることを意味する。

 ところが、ここにきてフィリピン政府がアメリカ離れしている。今年6月から大統領を務めているロドリゴ・ドゥテルテはフィリピンを植民地扱いするアメリカ政府を露骨に非難、バラク・オバマ大統領に対して「あの野郎(son of a bitch)」という表現を使っている。その一方、中国とは交渉を進め、中国はフィリピンのインフラを整備するために多額の投資を提案しているという。

 アメリカの好戦派がロシアや中国を核戦争で威圧しているうちにアメリカの足下が崩れ始めている。プロパガンダ機関として機能している有力メディアへの信頼度は低下、軍隊の内部でも反発は強まっているようだ。ヒラリー・クリントンが大統領になった場合、核戦争で自爆しなくても、アメリカという国を維持できなくなるかもしれない。

誰に攻撃されたか不明だとしながらサウジアラビアと戦っている相手を巡航ミサイルで攻撃した米軍

2016年10月17日 | ユダヤ人
2016.10.17
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 アメリカのミサイル駆逐艦ニッツェはフーシ派が紅海に面した場所に設置していた3カ所のレーダー施設を巡航ミサイルで破壊した。別の駆逐艦メーソンの近くにミサイルが撃ち込まれたことに対する報復だとされているが、アメリカ軍のスポークスパーソンのピーター・クックは誰がミサイルを発射したのかは不明だと13日に発言している。誰が撃ってきたのか不明だが、サウジアラビアと戦っているフーシ派をとりあえず攻撃したというわけだ。なお、フーシ派はアメリカの艦船に対する攻撃を否定している。

 アメリカ側はイエメンでの戦闘に介入したのではなく、防衛的な攻撃だったとしているようだが、苦境のサウジアラビアを助けるための攻撃だった疑いは濃厚。ベトナム戦争へ本格的に介入する切っ掛けになったトンキン湾事件を思い出した人もいる。10月8日にサウジアラビアが主導する軍隊がイエメンで葬儀を爆撃して140名以上を殺害、500名以上を負傷させ、問題になっていたことも関係しているだろう。

 トンキン湾事件とは、1964年8月2日にアメリカの駆逐艦マドックスがトンキン湾で北ベトナムの魚雷艇に砲撃されたというもの。リンドン・ジョンソン大統領は宣伝、65年2月には「報復」と称して本格的な北爆を始めた。

 しかし、この事件はアメリカ側が仕掛けたものだった。1964年1月にジョンソン大統領はOPLAN34Aと名づけられた計画を承認、その一環として64年7月30日に南ベトナムの哨戒魚雷艇が北ベトナムの島、ホンメとホンニュを攻撃した。それに対し、北ベトナムは高速艇を派遣したが、すでに攻撃した哨戒艇は姿を消していた。残っていたのは情報収集活動中のマドックスだ。

 翌31日にはアメリカ海軍の特殊部隊員が約20名の南ベトナム兵を率いてハイフォン近くにあったレーダー施設を襲撃、この襲撃に対する報復として北ベトナムは8月2日にマドックスを攻撃したと言われている。マドックスを攻撃した北ベトナムの艦船はアメリカ軍機などの攻撃で撃沈された。

 この戦闘をアメリカでは北ベトナムが「先制攻撃」したということにされ、8月7日にアメリカ議会は「東南アジアにおける行動に関する議会決議(トンキン湾決議)」を可決したわけだ。(Douglas Valentine, "The Phoenix Program," William Morrow, 1990)

 サウジアラビアが戦闘機を100機、15万名の兵士、さらに海軍の部隊を派遣して攻撃を始めたのは昨年の3月。アラブ首長国連邦、バーレーン、カタール、クウェートなどの国も参加したようだ。その際、フーシ派を指揮していた3名の幹部を殺害したという。

 サウジアラビアは2009年、フーシ派を倒すために特殊部隊や空軍をイエメンへ派遣、その年に同国ではAQAP(アラビア半島のアル・カイダ)が組織されているのだが、それでもフーシ派は勢力を拡大し、サウジアラビアは大々的な空爆をする必要に迫られたとようだ。アル・カイダ系武装勢力とサウジアラビアの雇用関係は本ブログで何度も書いてきた。この武装勢力はアブド・マンスール・ハーディー派と連携している。

 フーシ派の攻勢がアメリカやサウジアラビアを慌てさせる事態になった一因はCIAのイエメンにおける活動内容が漏れたことにあるとも言われている。イエメンの情報機関とCIAは緊密な関係にあるが、治安機関のオフィスが制圧された際に機密文書の一部がフーシ派へ渡ったというのである。
 

オバマのシリア侵略をプーチンに置き換えるのは、不正行為である

2016年10月17日 | ユダヤ人
2016年 10月 5日 09:03 JST

コラム:プーチン大統領、シリア内戦で狙う「栄光の方程式」

 
 

John Lloyd

[30日 ロイター] - 反体制派がかろうじて死守するシリア北部アレッポの、特に同市東部の破壊は、米大統領選における激戦によって、夜のテレビニュースから押しやられてしまっている。

少数の勇敢な記者やカメラマンがシリアに足を踏み入れているが、たいてい安全な距離を保って撮影するため、われわれが目にする写真のほとんどは爆発から立ち上る煙や閃光(せんこう)である。

あるいは、シェルターを求めて逃げ惑ったり、痛みに耐えかねて叫び声を上げる負傷者をほとんど役に立たない病院に運んだりしている疲れ切った人々を、スマートフォンで撮影した映像である。

ロシアが同盟国であるシリア政府軍のアレッポ猛攻を支援しており、支援物資を運ぶ車列を今月攻撃したのはロシア機だというコンセンサスが西側諸国にはある。

国連安全保障理事会では、西側諸国がロシアを激しく非難。米国のパワー国連大使が「和平ではなく、ロシアとアサド政権は戦争を生み出し、人道支援物資を載せた車列や病院、命を救おうと懸命に努力する救援者に爆弾を落としている」と述べる一方、英国のライクロフト国連大使は「アレッポで新たな地獄を招いた。ロシアはシリア政権と結託し、戦争犯罪を行っている」とさらに語気を強めた。

シリアの国連大使が発言を求められると、ライクロフト英大使は、パワー米大使とフランスのデラットル大使と共に退席。その後、ロシアのチュルキン大使は、同国の関与を否定した。

なぜロシアは歴史の悪い側へと自ら身を委ねるのか。シリアのアサド大統領はひどい暴君として、またロシアは同大統領の邪悪な同盟国として歴史に刻まれることを、誰が疑うことができるだろうか。実際のところ、ロシアはそれを確かに疑っている。しかしシリアと同盟関係にあり続けることの理由を、ただ否定することで隠そうとしている。

 

ロシアのプーチン大統領は少しずつ、旧ソ連が持っていたような栄光と力を再建しようとしている。ソ連は中東で大きな役割を担っていた。ソ連時代から唯一受け継いだのが、シリアの港湾都市タルトスにある基地である。1970年代後半にソ連がエジプトのアレクサンドリアとメルサマトルーにある基地を手放した後、タルトスの基地はロシアにとって地中海で唯一残された拠点であり続けている。ロシアの大規模な艦船を停泊させるには小さすぎるなど、その重要性については見方が分かれるところだが、同基地は重要な補給拠点であり続けている。

クレムリン(ロシア大統領府)の政治的・戦略的な計略はさらに重要である。通常、人道支援活動として行われる、西側による他国への介入は、侵略や新帝国主義の意図を覆い隠していると、プーチン大統領は考えている。

プーチン氏は昨年、国連総会で演説した際、シリア内戦でアサド政権を支持しなかったことを批判するとともに、ウクライナ問題に首を突っ込む西側に対し、同様のロジックを適用した。部外者が軍事クーデターを画策し、「結果として内戦を引き起こした」と同氏は主張した。

プーチン大統領は米国のことを、事あるごとにチェックが必要な強大な軍事力を有する、和解しがたい永遠の敵とみなしている。だがアサド政権との同盟維持には、個人的であると同時に冷静で合理的な論拠もある。チェチェンでのプーチン大統領の経験がその手掛かりとなる。

帝政時代とソ連時代の両方において、人口100万人を超えるチェチェンは、最も抑圧され、そして最も戦争が起きやすい場所であった。ソ連が崩壊へと向かうなか、1991年後半に独立を宣言した。これが第1次チェチェン紛争(1994─96年)を招くことになる。その結果、チェチェンは反自治、半独立の状態に置かれた。1999年後半に第2次チェチェン紛争が起きると、当時首相だったプーチン氏は病気のエリツィン大統領に代わり、ほとんどの決定を下したのだった。

周到に準備していたロシア軍は、独立派と残留派の双方に容赦ない攻撃を加え、首都グロズヌイの大半ががれきと化した。ロシア政府は2000年までにほとんどの組織的抵抗に終止符を打った。ただし、2007年までゲリラ活動は続いた。この年、チェチェン元大統領の息子でプーチン氏の強力な支持を受けるラムザン・カディロフ氏が、汚職まみれで残忍な独裁体制を敷いた。独立派は鎮圧され、グロズヌイは再建された。チェチェンはロシアに忠実であり続けた。

チェチェンはシリア内戦のモデルであり、グロズヌイはアレッポ攻撃のモデルである。プーチン大統領にとって、停戦や交渉といったことはすべて、本質的価値のない、外交的口実としてのみ受け入れられる、大いなる偽善なのだ。

2015年に国連総会で行った演説で明らかなように、プーチン大統領にとって、これはテロリストが仕掛けた合法的な政府に対する戦争なのだ。そのような戦争が始まってしまった場合、政府に残された唯一の手段は敵に容赦なく武力行使をすることだけだ。

 

 

第2次チェチェン紛争で、当時は比較的知られていなかったプーチン氏はヒーローとなった。独立派の攻撃に断固たる対応を取り、同氏の人気はうなぎ上りに高まった。

これはプーチン大統領にとって、戦争と力が自国で人気を生み出すという政治の始まりだった。ウクライナ、クリミア、そして今ではシリアでこの手法は踏襲されている。権力追求には容赦なく、困窮する国で主要なプレーヤーとなる。アレッポはロシアの「レアルポリティーク(現実政治)」なのだ。

*筆者はロイターのコラムニストです。本コラムは筆者の個人的見解に基づいて書かれています。

 


シリア大統領、状況は冷戦に酷似、だが第3次大戦の匂いも漂う

2016年10月17日 | ユダヤ人

シリア大統領、状況は冷戦に酷似、だが第3次大戦の匂いも漂う

 

2016年10月14日 17:35

トピック シリアへのロシア作戦参加から1年、テロ闘争は今なお続く (11) 0 712131 シリアのアサド大統領は現在の世界の状況は冷戦に近いとする一方でグローバル紛争に突入する恐れも感じられるとの見方を表している。



マーク・ミリー米陸軍参謀総長

© REUTERS/ JONATHAN ERNST キレル寸前、シリア危機を核戦争へと拡大させてしまうのか?



アサド大統領はロシアの新聞「コムソモリスカヤ・プラウダ」紙からのインタビューに答え、次のように語っている。

「第3次世界大戦について言えば、このタームは、特にシリア情勢に絡んで状況がエスカレートした後に特に頻繁に使われるようになっている。今、その状況は展開の段階としては冷戦に似ているように思える。これはつい最近に出現したものでは全くない。なぜなら西側、特に米国はソ連が崩壊した後でさえも冷戦を止めなかったからだ。」

アサド大統領は「シリアはその戦争の一部に過ぎない」と語っている。

「誰が今シリアの事態に介入しているかということは意味を成さない。一番重要なのはテロリストを毎日、時間刻みで支援している奴は誰かということだ。これが最たる問題だからだ。」

アサド大統領はさらに、ロシアとその政策を信用しているとし、その理由をロシアの政策がまずモラルに土台をすえているためと指摘している。

「我々は彼ら(ロシア)が支援するのはテロ撲滅のためだと知っている。何かを引き換えに要求するためではない。この瞬間まで彼らからは一切何も要求されていない。こうした事実の全てから私もシリア政府もロシアへ支援要請をする気になったのだ。」

アサド大統領はまた、イスラム急進主義者らとの戦いに勝つためにはまず、こうした者たちを世界中に押し出しているサウジアラビアの資金援助を絶つことが最優先と強調している。

また「イデオロギーに染まった戦闘員」を相手にこれに勝つ唯一の方法については、アサド大統領は相手の殲滅をおいて他にないと断言し、その理由は対話のための時間はなく、一般住民の命を守るほうが先決と説明している。

先に伝えられたところでは、プーチン大統領は、シリアにおけるロシアの目的を語った。 

続きを読む: https://jp.sputniknews.com/politics/201610142901383/


露軍、エジプトと演習…シリア周辺国と関係強化

2016年10月17日 | ユダヤ人

露軍、エジプトと演習…シリア周辺国と関係強化

2016年10月15日 23時14分

 【カイロ=本間圭一、モスクワ=花田吉雄】エジプトのメディアによると、ロシア軍とエジプト軍は15日、エジプト北西部エル・アラメインで合同演習を行った。

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 ロシアがエジプトで軍事演習を行うのは初めて。シリア周辺国との関係を強化し、シリア紛争をロシアにとって有利な形で収拾する狙いがあるとみられる。

 エジプト軍によると、演習は12日間。露日刊紙イズベスチヤ(10日付)によると、ロシアはエジプト北部シディ・バラーニの軍事施設を賃借し、空軍基地を建設する交渉も進めている。カイロの軍事・外交専門家のサミール・ガタース氏は「シリア問題などで支援を得る狙いだ」と指摘する。

 エジプトはロシアに接近する一方、友好関係にあった米国とは距離を置き始めている。オバマ米政権が、エジプトのシシ政権による人権弾圧に批判を強めたためだ。ロシアは今月、シリア情勢の沈静化を求めたフランス主導の国連安全保障理事会決議案に対抗する形で、独自の決議案を提出した。日米などは反対したが、エジプトは賛成した。


プーチン大統領、シリアにおけるロシアの目的を語る

2016年10月17日 | ユダヤ人

プーチン大統領、シリアにおけるロシアの目的を語る

2016年10月13日

23079512 シリアおよび中東地域の現状に全体として責任を負う筆頭は米国とその同盟国。プーチン大統領は仏TV局「TF1」からのインタビューにこう語った。



ラヴロフ外相、米国の行為はテロリストを支援かという疑念を呼ぶ

© 写真: CNN ラヴロフ外相、米国の行為はテロリストを支援かという疑念を呼ぶ


シリアのアレッポの状況はここ数ヶ月、急激に悪化。米国とその同盟国らは一般市民および武装反体制派を空爆しているとしてシリア政権とロシアを非難している。

これに対しシリアとロシアは、空爆の対象はテロリストに限定されていると力説しており、米国は「穏健反体制派」の部隊に影響力を行使して、彼らがテロリストらから分離するよう仕向けられないとしてこれを非難している。

「リビア、またはイラクがどうであったか、思い出してみようではないか。

今日の我々の理解ではこれはもちろん民主主義の手本ではなかった。おそらく、社会構造、国家構造を変えるよう影響を及ぼすことは可能であり必要だったのだろう。

だがいずれにしてもあそこ(リビア、イラク)にはテロリズムを示す兆候は一切なかったのだ。」

「この領域(リビア、イラク)からはパリにとっても、フランスのコート・ダジュールにとっても、ベルギーにも、ロシアにも、米国にも脅威となるものは生じていなかった。

ところが今やこれはテロの脅威の源ではないか。

我々の目的はまさにこうした事態をシリア領域では許さないことにつきる。」プーチン大統領はこう力説した。

なお先に伝えられたところによると、ロシア側は米国のパートナーらに対し、前向きな対応をしたにもかかわらず、米国はシリア停戦の合意を破った。

... 512 関連: 「アレッポ行き人道物資輸送車列の爆撃に露加担の断定は政治化されたもの、事実の裏づけは皆無」 プーチン大統領「どうして米国の利益に奉仕するのか理解できない」 タグ 露米関係, シリア, 米国, ロシア

続きを読む: https://jp.sputniknews.com/politics/201610132893195/


シリアの反政府勢力はイスラム国家が最後の戦いを約束した「最後の審判の日」の村をつかみます

2016年10月17日 | ユダヤ人
 
 
よるアンガス・マクドウォール とトム・ペリー |ベイルート

シリアの反政府勢力は、彼らはそれが西側との最後の、終末論的な戦いをすることを約束していた要塞からジハード主義グループを強制的に、日曜日にイスラム国家からDabiqの村を捕獲言いました。

それはシリアとイラクで戦場敗北に苦しみ、目標と空爆の上級指導者の文字列を失ったようDabiqでその敗北、イスラム国のプロパガンダの長い主力は、今年グループの衰退の運命を強調しています。

その雷事前それが新たなカリフ制を確立していた2カ国と宣言の包帯を通じ2014年に世界の指導者たちを驚かせたグループは、現在、イラクのモスル、その最もすばらしい所有物に対する攻撃のためにgirdingされます。

トルコの戦車や戦闘機に裏打ちされた反政府勢力は、日曜日の朝に衝突した後Dabiqと近隣ソーランを取った、アーメド・オスマン、スルタンムラト・グループ、戦闘に関与自由シリア軍(FSA)派閥の1の頭部を言いました。

「Dabiqでその偉大な戦いのDaesh神話が終了し、「彼はイスラム国家のために軽蔑的な名前を使用して、ロイターに語りました。

トルコ大統領タイップエルドアン首相のスポークスマンはDabiqの解放は、イスラム国家に対する「戦略的かつ象徴的勝利」だと言いました。

自由シリア軍は、地域及び世界の大国にドラッグし、jihadistsためのスペースを作成し、数千人と変位数百万を殺した内戦に大統領アサドを転覆しようとしている反乱軍の統括グループです。

最後の審判の日を予感しますイスラム教徒と異教徒間の戦いのサイトとしてイスラムの預言名Dabiqは、メッセージイスラム国は、これまで村の後に、その主な出版物に名前を付けるように起こって、その宣伝に幅広く使用されています。

それはまた、より良いジハーディ・ジョンとして知られるモハメド・アル・Emwazi、によって、ピーターKassig、グループによって人質にアメリカの援助の労働者の2014年の殺害のための場所としてDabiqを選びました。

 
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ビューには、北部のアレッポ県、シリア、10月7日、2016年には、反乱軍の戦闘機が地域に前進した後、トルクメニスタン人Bareh村のイスラム国家の武装組織で使用されていたオフィスを示し REUTERS /カリルAshawi
 

しかし、この戦いが預言に記載のものではなかったことが、より最近の声明で言って、捕捉の危険でそれを入れていたトルコに裏打ちされたFSAグループによって進歩するのでDabiqの象徴から離れて後ろに登場しています。

村は、トルコ国境から約14キロ(9マイル)と33キロ北にアレッポのシリア北西部の肥沃な平野にある小さな丘の麓に、独自の権利で少し戦略的な意義を持っています。

しかし、シリア人権監視団は、イスラム国家は、最近数週間で1200戦闘機を持っていたと述べDabiqとその周辺は、トルコでバックアップされた反乱軍によって捕獲領土に顕著を占めていました。

 

衝突

アンカラは、その境界線からグループをクリアし、その地域で地面を獲得クルドグループを停止することを目指し、8月のイスラム国家に対する行動に独自の鎧や空気力に裏打ちされた反政府勢力をもたらし、ユーフラテスシールド運転を開始しました。

「私たちは国境が完全に安全であると確信しているまで、ユーフラテスシールドは論外、トルコ国民に対するテロ攻撃を続け、シリアの人々が安心し、「エルドアンのスポークスマン、イブラヒムKalinは、言いました。

トルコ担保力が今、アル・バブ、Dabiqの南東のイスラム国、開催され、町に向けた前進を続けるだろう、と彼は言いました。

トルコ軍の源はDabiqが大きく制御下にあった一方で、一部の反政府勢力は、地雷やその他の爆弾によって芽細胞に殺されたと述べました。

反乱軍とトルコ軍が逃げるの領域に閉じ込められ、残りのイスラム国の戦闘機を防止するために、Dabiqの環境を確保するために働いていました。

初期の2016年以来、シリアのイスラム国家の領土の所有物は着実にシリアの民主軍、8月にマンビジの都市を取った米国、に裏打ちされたクルド人とアラブ民兵の傘のグループによって浸食されてきました。

トルコのキャンペーンは以来、物資や外国人戦闘員のために長い間その最も信頼性の高いエントリーポイント、トルコ国境からジハード主義グループ遮断しています。

一方、空爆は、その「戦争大臣「オマル・アル・ShishaniとアブモハメドアルAdnani、そのリードする戦略の一つとヨーロッパでの攻撃をプロットに向けてシフトの建築家など、シリアのイスラム国家の指導者、の連続を殺しました。

イラクではシーア派イスラム教徒の民兵グループに裏打ちされた軍が、今年はファルージャを奪還しており、現在イスラム国の指導者、アブー・バクル・アル=バグダーディーは、2014年に彼自身イスラム教のカリフへの相続人に宣言モスルでの攻撃のための態勢を整えています。

しかし、過激派は依然としてラッカのグループの資本を通って、イラクの国境に、26キロ南東Dabiqのアル・バブから、シリアのユーフラテス川流域の大部分を保持します。

 

(;アンドリュー天、ロス・ラッセル、グレッグMahlichによって編集アンカラのオルハンCoskunによってその他の報告)


シリア軍は北部ハマのもう一つの主要な町を制御

2016年10月17日 | ユダヤ人
2016年10月16日
 
シリア軍は北部ハマのもう一つの主要な町をキャプチャ
 
テヘラン(FNA)は - シリア軍は日曜日にハマでのテロ開催された地域に行進を続け、州の北部の部分にさらに別の戦略的な町の外過激派を運転しました。

北の浜省のキーMa'ardes町は、シリア政府軍の完全な制御下になりました。

テロリストがMa'ardesの街の厳しい戦いに大きな損失と死傷者を持続しました。

テロリストの軍事装備もシリア軍の攻撃で破壊されました。

以前の日曜日に、ローカルソースがシリア軍は、同国の戦闘機と砲兵ユニットによってバックアップされていることを発表し、政府軍が重要な進歩をしたと付け加え、ジャンドアル・アクサからMa'ardesを取り戻すために攻撃の新鮮なラウンドを開始しましたMa'ardes近く過激派に対して。

また日曜日に、シリア軍の部隊は、地域でテロリストの残りのポケットが死亡、負傷、Ma'anの新たに解放された町の近くの農場で洗浄操作を行いました。

「Jeishアル・ファタハの武装勢力が多数Ma'an近くの農場でシリア軍の洗浄操作中に死亡し、負傷した、「軍事情報源は語りました。

「三つの12ミリメートル迫撃砲発射、少なくとも50迫撃砲や弾薬や爆発装置の大容量もシリア政府軍によって押収された、「ソースが追加されました。

「Jeishアル・ファタハの残りのポケットがMorekとAtshanに向かって戦場を逃れ、 "ソースは言いました。

「一方、シリアの戦闘機は、死傷者の数十を負わせ、北部ハマでMa'ardes、Taybatアル・イマーム、アル・Latamina、アル・Masaseneh、Atshan、SkeikとMorekでJeishアル・ファタハの中心に重い空気の攻撃を開始しました過激派で、「ソースが言うようになりました。

「いくつかのコマンド拠点、戦車やJeishアルファタハの装甲車両が空襲で被害を受けた、「ソースが追加されました。

以前のレポートは、シリアの戦闘機は、グループのトップの宗教裁判官を含むいくつかの過激派の命を主張し、北部ハマでSouranでジャンドアル・アクサテロリスト集団の宗教裁判所の建物を打ち砕いたと述べました。

モハマド・アル・Latoufと、いくつかの過激派はSouranシリア空爆で殺されました。

 

 

 

 


オバマ氏は、クリントン「軍国主義」のためシリアの基礎を敷設します

2016年10月17日 | ユダヤ人
2016年10月16日
PressTvユーザー

シリアに向けてバラク・オバマ米大統領の政策は米国の2016年大統領選挙への助走で民主党の被任命者ヒラリー・クリントンで表される「軍国主義」のようなもののための基礎を敷設され、アナリストは述べています。

土曜日に押してテレビとのインタビューでは、アメリカの作家、ラジオホストスティーブンLendmanはレイムダックオバマ氏はシリア内の任意の「ラジカル」の手順を取らないだろうし、代わりに彼の同盟国と国家の元秘書のための戦争で荒廃した国を準備するだろう、実行していることが推測しました大統領のため。

「私はオバマ氏がシリアの軍国主義の急激な増加を取ることを期待していない、 "と彼は言いました。「私は土台が彼女[クリントン]を表し軍国主義のようなもののために敷設されていると思う:。、シリアでの戦争をエスカレートロシアを脅かし、[と]核戦争の可能性を危険にさらします」

大統領アサドが辞任することを余儀なくされるまで、それとは別に、シカゴベースのアナリストを指摘し、米国の政策は、シリアでの「無限の戦争」の継続を求めています。

米国とロシアは、イランを含むいくつかの他の国々と共に、シリア危機ではなく、無駄に終止符を打つために交渉に従事されています。

(LR)エジプト外相Sameh Shoukry、ロシアの外務大臣セルゲイ・ラブロフ、米国務長官ジョン・ケリー、サウジアラビア外相アデル・アル・Jubeir、カタール外務大臣シェイク・モハメド・ビンAbdulrahmanアル・タニ、イラク外相イブラーヒーム・アル=ジャアファリー、イラン外務大臣ムハンマドジャヴァドZarif、スタファン・デMisturaは、シリア、トルコの外務大臣Mevlut Cavusoglu、およびヨルダンの外相ナセルJudehための事務総長の国連特使は2016年10月15日に、シリアでの会議中にテーブルを囲んで一緒に話しますローザンヌインチ (AFPによる写真)

会談の最新のラウンドは、参加者による共同声明のでもリリースすることなく、ローザンヌのスイスの湖畔の都市で終焉を迎えました。

会議の後、ロシアの外務大臣セルゲイ・ラブロフはただ参加者が近い将来に再び会うことに合意したことを記者団に語りました。

会談後、イラン外務次官ホセインJaberiアンサリは、会議のほぼ三分の二は、テロリストからのいわゆる「中程度の野党」のグループを分離する議論に費やされたと述べました。

Lendmanによると、「シリアの「適度な反逆者」のようなものはありません。」

「シリア政府と戦っすべての武装勢力がテロ集団である」と彼は、米国とその同盟国の量によって任意のサポートがテロのためにサポートするためと結論、と述べました。

さらに彼は、イスラム教徒の国では「合法的な反対は」のままであることを指摘し、「非暴力」。

Lendmanはまた、彼は言った飛行禁止区域の賦課及びシリア軍への攻撃など、いくつかの可能な米国の措置を、概説につながる可能性がある」ロシアとの直接対決。」

ロシアは、他の一方で、テロは国がシリア政府の支援で出てきたその中心地に広がっていることを懸念している、と彼は言いました。

シリアは2011年3月以来、外資系金融危機の場面となっています。