シリア騒乱と修羅の世界情勢

第三次世界大戦を阻止するブログです。

ヒズボラが南部のアレッポでキー地区に大きな攻撃をリード

2016年10月17日 | ユダヤ人
 

シリアアレッポ(0:30) - ヒズボラは、シリア・アラブ軍の共和国防衛隊に裏打ちされた、この地方の南のセクターでジハード主義反乱軍の防御を打つ、南部アレッポで今夜1070アルHamdaniyahハウジング・プロジェクトで強力な攻撃を開始しました。

アル・マスダールフィールド特派によると、シリア軍とヒズボラは1070年のAl-Hamdaniyahハウジング・プロジェクトの少なくとも90パーセントをキャプチャするために管理し、この地方の小さな部分だけを残すことがJayshアル・ファテ(陸軍の制御下に放置しました征服の)。

1070住宅プロジェクトは今夜を撮影した場合であっても、シリア軍はまだこの南部アレッポ地区の制御を維持するためにHikmah学校を押収する必要があります。

 

Hikmah学校はジハード主義の反政府勢力は依然として1070・ハウジング・プロジェクトにわたる火災制御を有しだけの理由の一つです。また、Jayshアル・ファテに領土利点を与える、この地区を見渡せます。

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米国はイエメンのフーシを攻撃するためにトマホーク巡航ミサイルを使用しています

2016年10月17日 | ユダヤ人
 

イエメンSanaa(10:30) - 以前の今日、米国海軍の駆逐艦、USSメイソンは、イエメンの海岸に沿ってHouthi軍に属していた三つの異なるレーダーサイトで3ミサイルを発射しました。

Houthi軍の公式メディアの翼によると、米海軍は、米国防総省が木曜日の朝に報告されたものを確認し、彼らのレーダーサイトで3トマホーク巡航ミサイルを発射しました。

バブアル-Mandeb海峡から米国のミサイル攻撃は、彼らの海軍艦隊はHouthi軍とイエメンでの同盟国に対して戦闘に従事していることが初めてのこと。

 

死傷者はまだのようHouthi力によって報告されていません。

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Houthi軍は、国境通過に近いサウジアラビア軍の車列に対する大規模な待ち伏せを行う40+殺し

2016年10月17日 | ユダヤ人
 

SANAA、イエメンは(20:25) - Houthi力は、プロセスに40以上の兵士を殺害し、負傷、土曜日上のAl-Boqaの国境通過に近いサウジ軍に対する大規模な待ち伏せを行いました。

イエメン共和国防衛隊の公式メディアページによると、Houthi攻撃は3戦車や機関銃を搭載されていた6装甲トラックを含む、少なくとも9の車両が破壊された破壊されました。

この待ち伏せのビデオ映像は、ヒズボラのメディア翼によって捕獲されました。それはHouthi軍がサウジ軍を攻撃した瞬間を示しました。

 

今日の待ち伏せは、イエメンの紛争に介入し、後者の最初以来、サウジ軍に対するHouthi力によって行わ最悪の攻撃の一つでした。

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リースファデル
編集長 近東総務経済学の専門店。
 

フーシはイエメン沖で米海軍を攻撃拒否します

2016年10月17日 | ユダヤ人
 

イエメンSanaa(4:00 PM) - フーシはペンタゴンからレポートを矛盾するにもかかわらず、今日の米国海軍の駆逐艦に向かって任意のミサイルを発射否定しました。

「いいえミサイルが今日の私たちの海軍ことにより、いつでも解雇されなかった。さらに、米国サウジアラビアの提携は、当社の力によって欺く一撃で満たされることにより、侵略のこの行為は、「Houthiの広報担当者は木曜日に述べました。

「私たちの力は、彼らは私たちを挑発あればアメリカ人に対応するために用意されている、「Houthiの広報担当者は付け加えました。

 

イエメン活動家はHouthi軍とイエメン共和国防衛隊を攻撃するために、後者を誘発するために、アメリカ海軍艦艇を標的とサウジアラビアを非難しています。

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サウジ軍は失敗ジザン攻撃で多数の死傷者を受けます

2016年10月17日 | ユダヤ人
 

サウジ軍は、ハディの支持者に裏打ちされた、アル・Doudの周辺Houthi軍とイエメン軍の主要な防御をターゲットに、火曜日にジーザーン州で大規模な攻撃を開始しました。

オフガード反政府勢力をキャッチしようとすると、サウジ主導の連合は数ヶ月前にそれを失った後、この不可欠エリアを奪還することを望んで、アル・Doudエリアを襲撃しました。

彼らの最善の努力にもかかわらず、サウジアラビア主導の連合は、火曜日にイエメン軍とHouthi力から任意のポイントをつかむことができませんでした。

 

また、後者の軍事装備を押収しながら、アル・マナールニュースエージェンシーによると、イエメン軍とHouthi軍は、サウジアラビア主導の連合戦闘機の多数を殺すために管理しました。

ジーザーン州内部の同様の開発では、イエメン軍は後者で使用されるブラッドリー型車両を破壊し、アル・カラスエリアでサウジ軍の防御で対装甲ロケットを打ち上げ。

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イエメン軍、フーシはさらに、米国の攻撃を警告します

2016年10月17日 | ユダヤ人
 

イエメン軍とフーシはワシントンによって国にさらなる攻撃を警告している両当事者は米国の軍艦を攻撃拒否します

准将シャラフLuqman、イエメン軍のスポークスマンは、サヌアは、彼らがサウジ・アメリカンであるかどうかの脅威から自らを守る権利を留保することを明らかに強調しました。

「今朝イエメンの土壌をターゲットに直接アメリカの攻撃は受け入れられない、「イエメンのサバの報道機関は、発言としてLuqmanを引用しました。

 

「イエメンは自分自身を守るために権利を持っており、我々は正しい手順で任意の開発に対処するだろう」と彼は付け加えました。

これは、発表後に来たアメリカは3イエメンのレーダーサイトを破壊しました

 

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ポールAntonopoulos
アル・マスダールニュース、西シドニー大学のチャールズ・スタート大学の講師や研究員で副編集長。国際関係の修士。あなたはTwitterでフォローできます。oulosPを

イラク治安部隊、アッシリア軍はモスル近くBashiqaを解放します

2016年10月17日 | ユダヤ人
 

バグダッド、イラク(5:30) - イラク陸軍の第九師団は、人気の動員ユニット(HashdアルSha'abi)とニネベ平野保護ユニット(アッシリアの民兵組織)に裏打ちされ、南部のモスルでBashiqaの主要都市を解放し田舎の最後の夜。

日曜日の夜にイラク軍とその同盟国によってBashiqaの解放はモスルの攻撃の第一段階をマークします。

Bashiqaの街自体は歴史的にアッシリアでした。しかし、それはすぐにイラクのイスラム国後に過疎と恐怖のアル・シャムさん(ISIS)の治世は2014年に始まりました。

 

それらの制御下にBashiqaで、イラク軍は現在、モスルの南の田園地帯に沿って残りの村々に目を向けるだろう。

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リースファデル
編集長 近東総務経済学の専門店。
 

シリア軍、ヒズボラが急速南部アレッポに進出します

2016年10月17日 | ユダヤ人
イスラム教徒の反乱軍が先に建物を逃れた後、第三機甲師団から兵士たちは、オープンフィールドを渡ります。
 

シリアアレッポ(5:45 AM) - 昨夜は、ヒズボラとKata'ebアル・バースに裏打ちされたシリア・アラブ軍の共和国防衛隊は、Salahiddeenのキー地区をターゲットに、アレッポの南セクターの新たな攻撃を開始しました、ファタハハラブの制御下にあります。

共和国防衛隊の第八百連隊が率いる、シリア軍とヒズボラはSa'eed「アリエリアではファタハハラブの防御を打つ、Salahiddeen地区を襲撃しました。

激しい戦いの最後の夜に続いて、シリア軍とヒズボラは敵軍に多額の損失を負わせ、Sa'eed「アリエリアにいくつかのビルディングブロックを確保するために管理しました。

 

しかし、シリア軍はそこに停止しませんでした。その代わりに、彼らは1070年のAl-Hamdaniyah住宅プロジェクトとシェイクSa'eed地区を含むいくつかの他のサイト、でファタハハラブとJayshアル・ファテのジハード主義の反政府勢力を押します。

激しい衝突は、この領域から残りのjihadistsを排出するシリア軍とヒズボラの試みとして、南部のアレッポで複数の軸で現在進行中です。

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リースファデル
編集長 近東総務経済学の専門店。
 

トランプを打ち負かすべく、クリントンのために使われているロシア・カード

2016年10月17日 | ユダヤ人

2016年10月16日 (日)

トランプを打ち負かすべく、クリントンのために使われているロシア・カード


Finian CUNNINGHAM
2016年10月15日
Strategic Culture Foundation

今週、アメリカのニュース放送局CNNは“大統領選挙に影響を与えるべく”ロシア政府の工作員連中が活動しているという主張を“裏付ける新たな証拠”を“アメリカ当局者”が見つけたと報じた。サブリミナル冷戦脅し戦術で、報道は、モスクワの赤の広場における軍事パレード映像で始まっている。

ところか奇妙にも、オバマ政権やシークレット・サービスや、クリントン選挙運動が主張してきたロシア人コンピューター・ハッカーというこれまでの主張同様、ロシアに対する匿名のアメリカ当局筋による最新の主張にも何の証拠も提示されていない。

この延々と続く裏付けのない言辞の最新版として、ロシア人ハッカーが、クリントン選挙運動に悪影響を及ぼす電子メールを公表するルートとして、ウイキリークス内部告発サイトを利用していると、アメリカ当局者は断言している。

今週、インタビューで、CNNのクリスチャン・アマンポールに、ロシア外務大臣セルゲイ・ラブロフは、ロシア政府の工作員たちが、来月の大統領選挙に影響を与えるために、アメリカのシステムに不法に侵入しているという主張は“ばかげている”と語った。

モスクワは、公式“否定”などして、この主張に箔をつけるつもりはないとラブロフ外務大臣は述べた。外務大臣は、ロシアが、アメリカ司法省に、捜査の基盤となるものを提供するよう要求して約一年になるが、ロシアがハッキングしたというアメリカ政府の主張を裏付けるいかなる証拠も提示されていないとも発言した。

核心は、アメリカ政府が、事実と無関係に、反ロシア言辞を好きなように、しつこく言い続けられるようにするのが狙いであることを強く示唆している。もし事実が何らかの形で議論の中に入り込めば、実体がないアメリカの反ロシア言辞は駄目になる。

これは、クリスチャン・アマンポールが、自分の番組の自己宣伝広告で、自分はしていると吹聴しているように真実を探し求めるのでなく、政府主張の拡声器役でしかないアメリカ・マスコミがいかに機能不全であるかを示している。

オーストラリア人ジャーナリストのジュリアン・アサンジが運営するウイキリークスが、民主党全国委員会とヒラリー・クリントン選挙運動からハッキングした数千通の電子メールを公表したが、これは実に影響力が強く、アメリカ国民の利益にとって非常に大きな意味を持っている。ウイキリークスは、ロシア・ハッカーと共謀しているという主張を否定しており、アサンジは、情報源は民主党全国委員会内部だとさえ示唆している。

一体なぜアメリカ・マスコミは、ウイキリークスの電子メールが警告しているクリントン・スキャンダル深く掘り下げないのかと疑問を呈した共和党大統領候補ドナルド・トランプには一理ある。クリントンが、第一次オバマ政権で、国務長官だった際に、大企業や、外国からの寄付を貰って、政府政策に影響を与えていたとされる - いわゆる“参加するなら支払え”商法問題の類。あるいは、クリントンが湾岸アラブ石油王国諸国経由でロンダリングして、リビアやシリアの過激聖戦戦士を資金と武器で支援していたことなど。

こうした問題は、もしアメリカ・マスコミが、トランプの女性への性的いやがらせとされるものに関する話題にさくのと同じ位に、適切な注意を払うなり、注目するなりしていれば、彼女を不適格とする大スキャンダルになる可能性があるのだ。

クリントンの選挙運動からハッキングされた最近の一群の電子メールから明らかになった重大な話題の一つは、彼女の選挙運動幹部たちが、彼女への有権者による“信頼の欠如”を懸念していることだ。クリントン側による、対トランプ大規模攻撃宣伝や、共和党のライバルに対する、マスコミのあらゆる否定的報道にもかかわらず、マスコミによる世論調査では、まだ決めていない有権者のクリントン不支持率は、頑固に約50パーセントあたりに留まっている。マスコミはほとんど無視してはいるものの、クリントンを巡るスキャンダルの雰囲気は、11月8日に、有権者の多くを彼女への投票から遠ざけるに十分だ。

ウイキリークス電子メールは、彼女が有権者と結びつきそこねていることに、クリントン選挙運動幹部が当惑していることも示している。続いているアメリカ経済停滞の核心である銀行のための彼女のウオール街ロビー活動が、彼女と、多数の肉体労働者やその家族の間の障壁なのだ。多くの人々が、腐敗したアメリカ支配層と見なしているものに対する国民の怒りが、トランプ支持をもたらし、一方、普通のアメリカ人を擁護するという彼女の最近の発言にもかかわらず、クリントンは問題の一部と見なされている。

どちらの大統領候補者も、大多数のアメリカ人を熱中させてはおらず、今回の選挙は、投票者数が、半数もの有権者が投票しようとしなかった前回の大統領選挙を、更に下回る空前の記録となる懸念がある。評論家たちは、投票者数が少なければ、トランプが勝利する可能性が高まると考えている。

この文脈でみると、ロシア人ハッカーと、アメリカ選挙に対するロシアの干渉という主張の狙いが良く理解できる。

かつての冷戦時代同様、アメリカ支配層は、彼らの階級的、地政学的権益に従順でないと見なした連中を誰でも貶めるため“ロシア・カード”を使っているのだ。クリントンは、ずっと前から、国内経済政策の分野であれ、世界中に、アメリカ覇権を広げる上であれ、アメリカ支配階級の権益に最も役立つ、好ましい候補者として選ばれている。

ロシアに関しては、ヨーロッパでのNATO軍拡張への熱烈な支持から、シリアとウクライナにおいてロシアに対抗するより軍国主義的な対応に至るまで、クリントンは、モスクワに対する喧嘩腰を露骨なほど表に出している。対照的に、トランプはNATOとロシアの関係を疑問視している。実際、ワシントンとモスクワのより協力的な関係を主張している。

そこで、クリントンは、アメリカ・パワー・エリートにとってお気に入りの候補者だ。この、あらかじめ決められたアメリカ大統領選挙の結果 - アメリカ民主主義も、もはやこれまで! - 証拠 大企業とペンタゴンによる熱烈な支持表明、彼女のスキャンダルを無視し、有権者の目の前で執拗にトランプを中傷しようとしているマスコミによる大規模キャンペーン。

彼はウソで捏造だと否定している、トランプを悩ませている性的スキャンダルに加えて、もう一つの明らかに不自然な言辞は“同志トランプ”だ。億万長者の実業界の大物が、アメリカ・マスコミでは“プーチンの手先”あるいは“クレムリンのカモ”として広く非難されている。またしても、この主張を裏付ける証拠は全く提示されていない。こうしたものは、トランプが、ウラジーミル・プーチンを称賛して述べた何らかの何気ない発言、NATOに対する明らかな無関心や、彼の側近の一人が、過去、ウクライナの親ロシア派ヤヌーコヴィッチ政権と金融取り引きをしていたとされている(2014年2月のCIAが支援したウクライナでのクーデター以前に)ことに基づいているように見える。

トランプがロシアの“第五列”だという主張は、明らかに、ばかげたものではないにせよ、本質的に、いかなる信憑性にも欠けている。アメリカ支配層が、ロシア人ハッカーという話題を煽ろうとしている理由はこれだ。ロシア政府のハッカーがアメリカの組織に侵入し、大統領選挙に干渉しようとしているという主張に、もしオバマ政権も加わって発言すれば、主張の迫力は更に増す可能性が高く、それにより、トランプには、一層否定的に跳ね返る。

今週、CIA長官ジョン・ブレナンも、プーチンのロシアが、来る大統領選挙を左右することを企んでいると主張して、大合唱に加わった。

有権者が、一種の愛国的義務からトランプを見捨て、クリントン支持に回るようにする必死の努力で、ホワイト・ハウス、マスコミと、国家の安全保障機関による報復として、ロシア・カードが利用されつつあるのだ。クリントンに対する全般的な無関心が彼女の支援者たちの間で大きな懸念となっており、彼女の選挙を危うくするかもしれないと恐れていることを想起されたい。

大統領選挙日が迫るに連れ、トランプを巡って、マスコミがあおりたてている性的スキャンダルに加えて、ロシアがアメリカの政治プロセスに不法侵入しているという主張のエスカレーションも我々は見せられていることが重大だ。

進行中の操作のおまけとして、アメリカの20州が投票装置に対する何らかの電子的妨害を受けたというニュース報道があった。すると、まるでタイミングを見計らったように、CIAのジョン・ブレナンがすぐさま、アメリカの全ての選挙装置は外部からの干渉に対して“安全”だと有権者に請け合った。またしても、ここでの推論は、卑劣なロシア人が古き良きアメリカ民主主義を攻撃しているというものだ。この愛国的義務という雰囲気は、ロシアとロシアの“手先”説に固執し、有権者を大挙して繰り出させることを狙っている。

ブレナンが投票装置は“安全だ”と強調せざるを得ない理由はこれだ。もしロシア・ハッカー恐怖物語を余り強烈に演じすぎれば、有権者は、どの道無駄と考えて、投票所を完全に避けかねない。クリントン支援者は投票者数の少なさを望んではいない。連中は、クリントンを支持する愛国的、対外強硬主義感情を持った投票者の数を増やしたがっている。ロシア人ハッカーを、アメリカの政治プロセスを改ざんしていると非難しながらも、同時に、国民に、投票は安全だと請け合うというブレナンの矛盾は、これで説明がつく。

皮肉ではないだろうか? 世界中で実に多くの国々に干渉し、覆してきたCIAが、今や、そのあらゆる邪悪な能力を、アメリカ人有権者に対して使っているのだ。

「ベッドの下にもアカ」と冷戦ヒステリーの昔同様、ロシア・カードが活用されつつある。

アメリカ支配層が、自国民を支配するため、無謀なまでに冷戦復活と、“敵ロシア”再建に必死になっている事実は、i現在、アメリカには実際には、ほとんど民主主義が存在していないかということの途方もない証拠だ。

記事原文のurl:http://www.strategic-culture.org/news/2016/10/15/russian-card-played-clinton-ace-trump.html

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米国の有力メディアとヒラリー・クリントンの親密な関係を再確認させる電子メールが公表された

2016年10月17日 | ユダヤ人
2016.10.11
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 アメリカの大統領選挙で有力メディアはヒラリー・クリントンと友好的な関係にあり、彼女を支援している。その対立候補であるドナルド・トランプも決して誉められた人物ではないが、巨大金融資本や戦争ビジネスを後ろ盾にし、イスラエルと緊密な関係にあり、ロシアや中国との核戦争に向かって驀進中のクリントンよりはましだろう。そのクリントンと有力メディアの友好的な関係を再確認させる電子メールが公表されている。

 勿論、驚くような話ではない。有力メディアが支配層のプロパガンダ機関にすぎないことは公然の秘密だと言っていいだろう。1932年の大統領選挙でニューディール派を率いるフランクリン・ルーズベルトが巨大金融資本の担いでいた現職のハーバート・フーバーを破って当選した後、ウォール街の大物たちはファシズム体制の樹立を目指すクーデターを計画した。この計画はアメリカ海兵隊の伝説的な軍人、スメドリー・バトラーの議会証言で明らかにされているが、クーデターでは新聞を情報操作の道具として使うことになっていた。

 第2次世界大戦後、アメリカではメディア支配をシステム化するため、支配層が「モッキンバード」と呼ばれるプロジェクトをスタートさせる。1948年のことだ。その中心にはアレン・ダレス、フランク・ウィズナー、リチャード・ヘルムズ、そしてフィリップ・グラハムがいた。(Deborah Davis, “Katharine The Great”, Sheridan Square Press, 1979)

 ダレスは大戦中からアメリカの破壊活動を指揮していた人物で、ウィズナーやヘルムズはその側近。グラハムはワシントン・ポスト紙の社主だった。ダレスとウィズナーはウォール街の弁護士でもあり、ヘルムズの祖父にあたるゲイツ・ホワイト・マクガラーは国際的な投資家で、アスター財団の理事。ニューズウィーク誌にも大きな影響力を持っていたという。グラハムの義理の父、ユージン・メイアーは金融界の大物で、世界銀行の初代総裁だ。つまり、このプロジェクトは金融資本と深い関係がある。

 グラハムは1963年8月、ジョン・F・ケネディ大統領が暗殺される3カ月前に自殺、会社は妻のキャサリン・グラハムが引き継いだ。新社主にはポリーという友人がいたが、この女性はフランク・ウィズナーの妻である。

 プロジェクトには有力メディアの幹部が協力している。例えば、CBSの社長だったウィリアム・ペイリー、TIMEやLIFEを発行していたヘンリー・ルース、ニューヨーク・タイムズ紙の発行人だったアーサー・シュルツバーガー、クリスチャン・サイエンス・モニターの編集者だったジョセフ・ハリソン、フォーチュンやLIFEの発行人になるC・D・ジャクソンなどだ。ジョン・F・ケネディ大統領暗殺の瞬間を撮影した「ザプルーダー・フィルム」を隠すように命じたのは、このC・D・ジャクソンだ。

 ウォーターゲート事件の影響なのか、日本ではキャサリン・グラハムを「言論の自由」の象徴だと思い込んでいる人がいるようだが、実体は違う。同紙はベトナム戦争に賛成するなど好戦的だ。21世紀に入り、その傾向は強まっている。そうした視点からデタント(緊張緩和)へ舵を切ったリチャード・ニクソン大統領を失脚させたウォーターゲート事件を見直すことも無意味ではないだろう。

 このスキャンダルの調査で中心になったのは若手記者だったボブ・ウッドワードとカール・バーンスタイン。ウッドワードの情報源「ディープスロート」から得た情報を利用してバーンスタインが取材し、記事を書いていたようだ。

 ウッドワードは海軍出身で、トーマス・モーラー海軍作戦部長(後に統合参謀本部議長)とアレキサンダー・ヘイグとの連絡係として1969年から70年までホワイトハウスに出入りしていた。当時、ヘイグはヘンリー・キッシンジャー大統領補佐官の軍事顧問だ。

 そしてウッドワードをメディアの世界へ導いたのはワシントン・ポスト紙のポール・イグナチウス社長。(Russ Baker, “Family of Secrets”, Bloomsbury, 2009)イグナチウスは1969年まで海軍長官を務めていた。

 ウッドワードの上司になるベンジャミン・ブラドリーは大戦中、海軍情報部に所属していた人物。ブラドリーが再婚した相手、アントワネット・ピノチョトの姉、マリーが結婚した相手はCIAの幹部だったコード・メイヤー。パリのアメリカ大使館で働いていた際、ブラドリーはアレン・ダレスの側近で秘密工作に関わっていたジェームズ・アングルトンに協力している。アングルトンの部下で、平和運動を監視していたリチャード・オバーともブラドリーは親しかった。(Deborah Davis, “Katharine The Great”, Sheridan Square Press, 1979)

 一方、バーンスタインは1977年にワシントン・ポスト紙を辞め、その直後に「CIAとメディア」という記事をローリング・ストーン誌に書いている。それによると、400名以上のジャーナリストがCIAのために働き、1950年から66年にかけて、ニューヨーク・タイムズ紙は少なくとも10名の工作員に架空の肩書きを提供しているとCIAの高官は語ったという。(Carl Bernstein, “CIA and the Media”, Rolling Stone, October 20, 1977)

 また、最近では、フランクフルター・アルゲマイネ紙(FAZ)の元編集者、ウド・ウルフコテもドイツを含む多くの国でジャーナリストがCIAに買収されていることを明らかにした。人びとがロシアに敵意を持つように誘導するプロパガンダを、そうしたジャーナリストは展開しているのだという。

 情報操作のシステムとしては、1980年代に作られたBAPを忘れてはならない。イスラエルのパレスチナにおける破壊と殺戮がエスカレートし、イギリスの労働党が親イスラエルから親パレスチナへ転換、ヨーロッパの内部でもイスラエル批判が高まった時代のことだ。

 そうした状況を懸念したロナルド・レーガン米大統領は1983年にルパート・マードックとジェームズ・ゴールドスミスといった親イスラエル派で知られるメディア界の大物を呼び、軍事や治安問題で一緒に仕事のできる「後継世代」について語ったのが始まりだとされている。BAPメンバーには米英の有力メディアの幹部が参加、イギリスではイスラエル政府やネオコンの傀儡だったトニー・ブレア英首相を支えた。

 そして、このメディア人脈は今、ヒラリー・クリントンを支援している。