シリア騒乱と修羅の世界情勢

2020.02.22

NATO軍がロシアへの軍事侵攻を準備しているとロシア軍は分析している

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　ロシア軍のワレリー・ゲラシモフ参謀総長はNATOがロシアに対する大規模な軍事侵攻を行う準備をしていると分析しているようだ。この分析には説得力がある。

　NATOがソ連軍の侵攻に備えるために創設されたという話は戯言にすぎない。ソ連が消滅した後にNATOが存在していることでもわかるだろう。そもそも第2次世界大戦でドイツ軍に攻め込まれたソ連では2000万人以上の国民が殺され、工業地帯の3分の2を含む全国土の3分の1が破壊され、当時、軍事侵攻する余裕はなかった。

　そうした情況の中、1949年にNATOは創設されたのだが、その時の参加国はアメリカ、カナダ、イギリス、フランス、イタリア、ポルトガル、デンマーク、ノルウェー、アイスランド、ベルギー、オランダ、そしてルクセンブルク。その母体になったのは1948年に作られたACUE（ヨーロッパ連合に関するアメリカ委員会）だ。

　ACUEはアメリカやイギリスがヨーロッパを支配する目的で設立された組織で、イギリスのウィンストン・チャーチルやアメリカのアレン・ダレスたちが参加していた。本ブログでもしばしば登場するビルダーバーグ・グループはその下部機関のひとつ。

　NATO加盟国には破壊活動を目的とする秘密部隊が存在していることもわかっている。その中でも特に有名な部隊がイタリアのグラディオ。1960年代から80年頃までクーデター計画や極左グループを装った爆破事件を繰り返していた。

　フランスのOASもそうした秘密部隊ネットワークにつながる組織だが、その一部が1962年にシャルル・ド・ゴール大統領の暗殺を試みている。その背景を知っていたド・ゴールは1966年にフランス軍をNATOの軍事機構から離脱させ、SHAPE（欧州連合軍最高司令部）をパリから追い出している。ジョン・F・ケネディ米大統領が暗殺されたのは1963年のことだ。そうしたNATOの体質は現在まで変化していない。

　NATOが東に向かって拡大し始めるのは1990年代に入ってから。その切っ掛けは1990年の東西ドイツ統一だ。ペレストロイカを進めていたミハイル・ゴルバチョフの決断だが、このペレストロイカを考え出したのはKGBの頭脳と呼ばれていたフィリップ・ボブコフだという。CIA人脈と連携していた可能性の高い人物だ。

　東西ドイツを統一する際、アメリカ政府はNATOを東へ拡大させないと約束していた。例えばドイツのシュピーゲル誌によると、アメリカはロシアに約束したとロシア駐在アメリカ大使だったジャック・マトロックが語っている。またドイツの外相だったハンス-ディートリヒ・ゲンシャーは1990年にエドゥアルド・シェワルナゼと会った際、「NATOは東へ拡大しない」と確約し、シェワルナゼはゲンシャーの話を全て信じると応じたという。（“NATO’s Eastward Expansion,” Spiegel, November 26, 2009）

　それ以外にも、アメリカのジェームズ・ベイカー国務長官がソ連側に対し、統一後もドイツはNATOにとどまるものの、NATO軍の支配地域は1インチたりとも東へ拡大させないと1990年に語ったとする記録が公開されている。

　アメリカの支配層がそうした約束を守るはずはなく、今ではロシアとの国境近くに軍事基地を建設、ミサイルを配備し、細菌兵器の研究施設を建設している。

　本ブログでもすでに書いたが、アメリカはそうした研究施設をウクライナ、アゼルバイジャン、アルメニア、カザフスタン、キルギスタン、モルドバ、タジキスタン、ウズベキスタン、ジョージアで建設、アフガニスタン、パキスタン、台湾、フィリピン、韓国、そして日本にもアメリカ国防総省の影響下にある細菌に関する研究施設が存在するという。

　アメリカの少なくとも一部は1950年代からソ連に対する先制核攻撃を計画、ケネディ大統領が暗殺された1963年後半に実行しようとしていたと言われている。1983年の後半にも核戦争の寸前までいった。最近もアメリカは核戦争でロシアを脅しているが、脅しても屈服しなため核戦争へ限りなく近づいている。

　ドナルド・トランプを担いだのはそうした情況を懸念した人びとだったと見られているが、大統領に就任した直後にネオコン的な政策へ切り替えられている。マイケル・フリン国家安全保障補佐官の解任は象徴的な出来事だった。

　NATOはアメリカによる中東支配の道具としてイラクに常駐するようになるとも言われている。NATOはアメリカの「関東軍」と化している。

最終更新日 2020.02.22 01:45:24

2020.02.21

イドリブの武装勢力を説得できずシリア政府軍を脅すトルコ政府に露政府が警告

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　シリア政府軍はイドリブでジハード傭兵に対する攻撃を続け、支配地域を広げている。2月上旬には重要な幹線道路、ダマスカスとアレッポを結ぶM5ハイウェー、そしてラタキアとアレッポを結ぶM4ハイウェーを奪い返したようだ。

　それに対し、トルコ政府はシリア政府軍をイドリブから追い出すために部隊を派遣すると宣伝しているが、それをロシア政府は「最悪のシナリオ」だと警告、2月19日には黒海上空に2機のTu-22M3爆撃機を護衛機付きで5時間以上飛行させた。2016年にロシア軍はシリアで活動するジハード傭兵を攻撃するため、何度かTu-22M3を使っていた。トルコ政府に対する警告だと考えられている。

　昨年8月にトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領はロシアを訪問、ウラジミル・プーチン露大統領と会見している。その際、イドリブから武装集団タハリール・アル-シャームの解体を約束、地域を正常化することで両国は合意したと言われているが、反発が強かったようだ。その月の下旬にはトルコ領へ逃げ込もうとしてトルコ軍に押し戻された戦闘員がエルドアンを「裏切り者」と罵り、大統領の写真を焼という出来事もあったという。

　8月31日にはアル・カイダ系武装集団のハラス・アル・ディンとハイアト・タハリール・アッシャームの幹部がミサイルで攻撃されたが、サウジアラビアで伝えられているところによると、タハリール・アル-シャームのリーダーが手渡した情報に基づいてアメリカ軍が攻撃したのだという。イドリブからの撤退に応じようとした幹部を殺したとも言われている。

　トルコ政府はロシア政府との合意を守るために12月まで武装集団と話し合いを続けたが、不調に終わる。そこでシリア政府軍は攻撃を開始したとわけだ。

　トルコがイドリブで苦境に陥る中、アメリカ軍は大量の武器をイラクからシリアへ運び込んでいる。ロシア軍によると、今年に入ってから80両以上の装甲車両や武器を満載した300両を超すトラックがイラクからシリア北東部へ入ったという。トルコ軍と対立しているクルドの武装勢力へ渡されているようだ。

最終更新日 2020.02.21 00:00:15

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イランでの新型コロナウイルス感染者数が５人に増加

2月 20, 2020 21:58 Asia/Tokyo

<figure class="img"> <figcaption>イランでの新型コロナウイルス感染者数が５人に増加</figcaption> </figure>

２０日木曜朝までの時点における、イラン国内での新型コロナウイルス感染が確認された人の数が５人に増加しました。

イラン保健医療教育省感染症対策センターのグーヤー所長は、「本日朝までの時点におけるイランでの新型コロナウイルスへの感染が確認された人の数は５人となっており、このうち４人がテヘラン南方のゴム市、もう１人は中部アラーク市での感染者である」と語っています。

また、「我々が調査した結果、これらの感染者のうち中国からの入国者と接触した事がある、もしくは中国への渡航経験のある人はいない」とし、「我々は、国内での感染原因の究明調査を実施中だ」と述べました。

これ以前に、イラン保健医療教育省情報センターのジャハーンプール所長は１９日水曜、ゴム市内で２人が新型コロナウイルスへの感染により死亡した事を明らかにしています。

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https://soundcloud.com/user-61496028

日本政府への非難が高まる　クルーズ船でのコロナウイルス蔓延

2月 21, 2020 20:50 Asia/Tokyo

<figure class="img"> <figcaption>クルーズ船内でコロナウイルスへの感染者が拡大</figcaption> </figure>

横浜港で、クルーズ船ダイヤモンドプリンセスが検疫の対象となってから２週間が過ぎ、このクルーズ船の乗客が順次下船していますが、この間に乗客の多くがウイルスに感染するという事態が発生しています。

日本の英字紙ジャパンタイムズは、クルーズ船内で新型コロナウイルス蔓延が制御されていたと考えられていた中で数百人が感染した、と報じました。

日本政府や同国保健衛生機関に対する国内外の批判は高まる一方です。日本にとって最大の同盟国である米国も、日本政府が乗客の保健衛生保護に万全ではなかったとして非難しています。

このクルーズ船の乗員乗客およそ３７００人のコロナウイルス感染は、最小限で済むと予想されていましたが、その数はさらに増える可能性があります。

こうした中、日本の保健衛生の専門家は、船内への立ち入り調査や検疫の終了後に、衛生・検疫当局を批判し、これに関して全く十分な措置が講じられていないと指摘しました。また、検疫措置のもとでは感染者と非感染者同士が接触してはいけないはずだが、クルーズ船の乗客の多くが互いに接触していたとも話しています。

ダイヤモンドプリンセスの乗客の出身国の疾病予防センターは、日本当局による同クルーズ船の検疫措置が不適切だったとし、自国民が帰国後もさらに１４日間にわたって隔離されていることを明らかにしました。

日本の報道各社の報告によれば、安倍政権は多くの乗客が新型コロナウイルスに感染したクルーズ船への不適切な対応から、多くの非難を受けています。

こうした中、この夏に東京オリンピック、パラリンピック開催を控える日本の今回の対応は相応しいものではなく、２０１１年の福島原発事故での日本政府の怠慢や同政府に迫った危機を彷彿とさせるとの声も聞かれます。

福島医科大学の丹羽真一教授は、「日本政府は当時、数多くの真実を隠蔽していた。今回のクルーズ船や新型コロナウイルス感染に関しても同じ事を繰り返す恐れがある」と述べました。

一方で、感染症患者保護協会の近江茂氏は、「政府はきちんとした対処を行っている」とし、ダイヤモンドプリンセス問題への政府の対応を正当なものとして擁護するとともに、「全員が感染症にかかっている事に関して、船の隔離という我々の戦略は正当なものだった」と語りました。

この出来事に関する複数の報告からは、今月３日にこのクルーズ船内で新型コロナウイルスに感染した香港出身の乗客への対応が懸念の原因となったが、感染が発覚した後も数日間、乗客は自室で隔離されることなく、船内の多くの集団プログラムに参加していたことが判明しています。

日本政府はこの事例を取り上げ、新型コロナウイルスが船内の検疫前にすでに蔓延していた、と弁明しています。

しかし、これに反対する人々は、まさにこのために検疫が不十分となり、政府系機関や保健衛生機関の対応がこの状況に適切に対処していなかったと訴えています。

日本ではこれまでに７２３人が新型コロナウイルスに感染し３人が死亡していますが、これは中国を除くと最も多い感染者、犠牲者とされています。

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http://youtube.com

サウジ軍が、イエメン北部への空爆を継続

2月 22, 2020 19:21 Asia/Tokyo

<figure class="img"> <figcaption>サウジアラビア軍の戦闘機</figcaption> </figure>

サウジアラビア軍の戦闘機が、イエメンに対する敵対行為を続ける中、新たにイエメン北部を爆撃しました。

イルナー通信によりますと、サウジ軍の戦闘機は２１日金曜夜、少なくとも１２回にわたりイエメン北部、サアダ州やジャウフ州を爆撃しました。

今回の攻撃による被害についてはまだ報告されていません。

サウジアラビアは、2015年3月からアラブ首長国連邦及び、アメリカとその同盟国の支援を得て、イエメンを攻撃し、全面的に封鎖しています。この軍事攻撃により、1万6000人以上のイエメン人が死亡、数万人が負傷し、数百万人が難民となっっています。

この攻撃でさらに、イエメンは食糧や医薬品の深刻な不足に直面しています。

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米軍は先月３日、ＩＳＩＳとの戦いを指揮するイランイスラム革命防衛隊ゴッツ部隊のソレイマーニー司令官とイラクの民兵組織ハシャド・アルシャビのアル・ムハンディス副司令官、さらにその同行者ら8人を、バグダッド空港付近でテロ空爆により暗殺しました。これを受けて、米軍撤退を求めるイラク市民の声が一層高まっていました。

イラク国会も先月５日、同国からの米軍撤退を求める決議案を可決しています。

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イラン外務省のムーサヴィー報道官が、「ＦＡＴＦ・マネーロンダリングに関する金融活動作業部会のブラックリストにイランが加えられたことは政治的な行為だ」と批判し、「資金洗浄やそれに関係する疑惑が決してイランにかけられることはない」と強調しました。

ロイター通信は２１日金曜、「ＦＡＴＦが、テロ資金調達への対抗に関する国際的な慣習に合致しないという理由で、イランをブラックリストに戻した」と報じました。

イルナー通信によりますと、ムーサヴィー報道官はＦＡＴＦのこの措置に反論し、「イランは過去２年以上にわたって、テロ資金調達や資金洗浄に関する法規･規約を履行してきた」と述べました。

また、米国、サウジアラビア、シオニスト政権イスラエルが国際的なメカニズムへの介入という破壊工作を展開していることに遺憾の意を示し、「これら政権は、この種のメカニズムに影響力を有し、政治工作を試みている」と非難しました。

さらに、「イラン政府は、テロ資金調達への対抗の分野でＦＡＴＦに最大限に協力しており、この上ない透明性を有している」とし、「サウジアラビアはテロの中央銀行として、またイスラエルというテロ政権は、全世界のテロ組織やテロ集団に最大限の協力を行っている。だが、こうした彼らの破壊行為に対処はとられていない」と指摘しました。

イラン中央銀行のヘンマティ総裁も、ＦＡＴＦによる今回の措置を、技術的でない政治的な行動だとし、「このような状況が、イランの対外通商に支障をきたすことはない」と述べました。

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米国はシリアで7億1500万ドル相当の軍備品を失う　メディア

<picture><source class="" srcset="https://cdn1.img.jp.sputniknews.com/img/711/26/7112676_0:153:3305:1910_331x0_80_0_1_b304281ec9a9c161214e8269c7d3f00c.jpg.webp" media="(min-width: 768px)" data-srcset="https://cdn1.img.jp.sputniknews.com/img/711/26/7112676_0:153:3305:1910_331x0_80_0_1_b304281ec9a9c161214e8269c7d3f00c.jpg.webp" /><source class="" srcset="https://cdn1.img.jp.sputniknews.com/img/711/26/7112676_0:153:3305:1910_768x0_80_0_1_bb2de9781a2ca3e28aabfa61d930c697.jpg.webp" media="(min-width: 480px)" data-srcset="https://cdn1.img.jp.sputniknews.com/img/711/26/7112676_0:153:3305:1910_768x0_80_0_1_bb2de9781a2ca3e28aabfa61d930c697.jpg.webp" /><source class="" srcset="https://cdn1.img.jp.sputniknews.com/img/711/26/7112676_0:153:3305:1910_480x0_80_0_1_39e218037f5739239c8b6f947a34d04e.jpg.webp" media="(min-width: 0px)" data-srcset="https://cdn1.img.jp.sputniknews.com/img/711/26/7112676_0:153:3305:1910_480x0_80_0_1_39e218037f5739239c8b6f947a34d04e.jpg.webp" /> トルコ軍

米国はシリアで7億1500万ドル相当の軍備品を失う　メディア

中東

<time class="b-article__refs-date" datetime="2020-02-22T03:10">2020年02月22日 03:10</time>短縮ＵＲＬ

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シリアで自国の同盟国に配備した数千の武器を米国は喪失または奪われた可能性がある。米国防総省の検査官の報告を引用し「ミリタリー・タイムズ」が報じた。

金額に関しては、損失は約7億1500万ドル（約800億円）にのぼるとされる。

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ロシアのSu24　シリアでテロリストを攻撃

同機関のデータによれば、機関銃やグレネードランチャーといった4千超の武器が不適切な保管条件で喪失したり、また盗難がされたりした。

同時に、軍備品の一部は、米国が支援を行なうグループの武器庫が襲撃され、武装組織の手に渡った可能性がある。

ミリタリー・タイムズは、2017年から2018年に米国防総省は、シリアのダーイシュ（イスラム国）と対峙する軍の支援のために総額9億3千ドル（約1007億円）を要求したと指摘した。2020年ではこうした目的のためさらに1億7300万ドル（約194億円）の支出が求められている。

露外務省がトルコによるテロ支援を批判　トルコは反発

国際

<time class="b-article__refs-date" datetime="2020-02-21T13:10">2020年02月21日 13:10</time><time class="b-article__refs-date-upd" datetime="2020-02-21T16:51">(アップデート 2020年02月21日 16:51)</time>短縮ＵＲＬ

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ロシア外務省のザハロワ報道官は20日の記者会見でトルコ軍の支援を受けた戦闘員がシリア北西部で政府軍を攻撃した点について言及し、トルコ側の行動はシリア情勢の対応について定めたソチ協定の合意内容に背き、地域の危機的状況をより悪化させるとして批判した。

ザハロワ報道官は記者会見で、「緊張緩和地域のイドリブ県で2月20日、大規模な装甲車部隊を動員したテロ勢力がシリア政府軍を複数回にわたって攻撃した」と現状を確認したうえで、「トルコ軍の援護砲撃を受けた戦闘員はシリア政府軍の包囲網を突破」したことを明らかにした。

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シリア情勢を巡り露独仏の電話首脳会談　トルコとの会談で政治的解決目指す

テロ組織がシリア首都に侵攻するのを防ぐため、ロシア航空宇宙軍はシリア政府の要請によりSu24爆撃機で空爆を加えた。この空爆により、シリア政府軍はイドリブ県クミナスとナイラブの防衛ラインを突破したテロ組織を退けた。トルコ側の対応はソチ協定の合意内容を損なうとして、ザハロワ報道官はトルコ側に「重大な懸念」を表明した。また、シリアで活動するロシア国防省の各派和解調整センターはテロ組織への支援と武器の供給を中止するようトルコ軍に呼びかけた。

一方のトルコ軍側はロシア航空宇宙軍による空爆で兵士2人が死亡したほか、5人が負傷したことを明らかにした。

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ロシア航空宇宙軍の駐留基地近郊が攻撃＝シリア国営テレビ

シリア北西部の対応をめぐり、ロシアとの対立が先鋭化しているトルコだが、ロシア製地対空ミサイルシステムS-400の導入については継続して前向きな姿勢を示した。

CNN Turkの取材でトルコのアカル国防相は「何があろうともS-400に関する協定は今後も継続する。訓練は継続中で、ミサイル配備に関する作業も予定通り進んでいる」とした。

一方、米国側が軍事支援を提案していることについては次のようにコメントした。

米軍はイドリブで我々を支援したいと言っている。もちろん、そこに米軍基地を設置するという話ではない。要は欧州に配備したパトリオットミサイルを横流しで供給したいといっているのだ。こうした提案を我々は歓迎したい。

また、シリア上空の飛行許可を巡り、アカル国防相はロシア側の対応に不満を示した。

我々はシリア上空の飛行許可を要求しているが、残念ながらロシア側は部分的にしか承認していない。いまこそ飛行許可が必要。この点について進展はあるし、交渉を続けている。このテーマは今後も議論する。

シリア北西部の対応でロシアと対立しているものの、トルコ側はシリア政府軍こそが標的であり、ロシア軍は攻撃対象ではないことを強調した。

イドリブを巡ってはロシアと交渉を継続する。共同パトロール活動も予定通り継続する。もちろん、状況によっては不可能なケースもある。悪天候や様々な状況がある。しかし、ソチ協定は土台であり、合意内容は順守する。ロシアと対立しているとは考えていない。我々の標的はあくまでレジーム（現行のシリア政府）。

トルコ側は共同パトロール活動に協力する姿勢を示したものの、実際にはこの活動に参加していない。現在はロシア軍が単独でシリア北部のアレッポ県、およびハサカ県で巡視活動を行っている。

トルコ政府は現行のアサド政権を支持していない。アカル国防相は取材の中で、シリア政府が憲法を制定し、「合法な選挙」によってシリアが「民主主義国家」として生まれ変わる暁には同国内から軍を撤退させる、としている。

イスラム教徒、キリスト教徒はイスラエルの脅威に対抗するために団結する必要があります：レバノンの司祭

イスラム教徒、キリスト教徒はイスラエルの脅威に対抗するために団結する必要があります：レバノンの司祭

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ベイルート、2月22日、IRA –レバノンの司祭は土曜日に、シオニスト政権はこの地域にとって大きな脅威であり、イスラム教徒とキリスト教徒はイスラエルの脅威に対抗する必要があると述べた。

アントワーヌ・ドーイは、ベイルートのIRNAとの独占インタビューで、イスラエルとその西部および東部の同盟国は、中東の平和と安全に対する脅威を非難するイランとイスラム教徒に対するプロパガンダキャンペーンに乗り出したと述べました。

ドーイ牧師は、テルアビブとそのメディアが虚偽の問題を使用してイスラム教徒を攻撃していると述べ、キリスト教徒とイスラム教徒は彼らの陰謀を阻止するために連帯を必要としています。

ドーイは、キリスト教徒とイスラム教徒は世界の人口の半分以上を占めており、タクフィリと人種差別主義のイデオロギーと戦うための文化的および政治的雰囲気を作り出す責任があると述べた。

彼は、タクフィールと人種差別の波が大きな脅威だと言いました。唯一の方法は、平和に共存することであり、先祖たちはより良い結果を出しました。彼らはただ話しただけではありません。彼らはそのように行動しました。

彼は、イスラエルとディール・オブ・ザ・センチュリーに対抗するために、1つの文化組織を設立すべきだと付け加えました。武器はシオニストと戦うのに十分ではありません。

彼は、2つの大きなアブラハムの宗教は、既存の問題を解決するために対話の文化を拡大するべきだと言いました。

彼はイラン文化を賞賛し、イランは文化的にも歴史的にも豊かな国だと述べた。

「シオニストは人々にイランを恐れさせたいと思っています。私はクリスチャンです。イランを訪れたとき、誰もが私を尊敬していました。」

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中国はコロナウイルスを打ち負かすためにイランと協力する

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テヘラン、2月22日、IRNA-中国外務省スポークスパーソンのGeng Shuangは、土曜日、中国はイランと協力してコロナウイルスの流行を打ち負かすと述べた。彼は、コロナウイルスの流行に反対するキャンペーンにおける中国へのイラン政府の援助に感謝した。

「中国はイランのCOVID-19の状況に密接に従い、2人の患者が亡くなったことに対する哀dolの意を表明しています」と、Shuangは定期的な毎日のブリーフィングについて述べました。

「このウイルスとの戦いで、中国とイランはしっかりと立っていた」と彼は付け加えた。

「イラン政府と人々は中国に貴重な支援と支援を提供し、ザリフ外務大臣は中国への支持を公に表明した最初の外相でした。」

「中国は、イランとの緊密なコミュニケーション、調整、協力を維持して、できるだけ早く流行を打ち負かし、両国民の健康と世界の公衆衛生の安全を守ります。」

中華人民共和国の国民健康委員会は、コロナウイルスとの闘いに600億元（8.7bドル）を割り当てました。

コロナウイルスの病気の重症度と死亡のリスクは、SARSおよび中東呼吸器症候群関連コロナウイルス（MERS-CoV）よりも低く、約3％です。

中国当局は、コロナウイルスの流行がこれまでに中国の何千人もの人々を殺したと発表した。

イランの保健治療医学教育省は金曜日、イランのクリストフ・ハメルマンの世界保健機関の代表の努力により、コロナウイルス検査キットの第4回出荷がイランに届けられたと発表しました。

ドバイへの旅行中、ハメルマンは貨物を受け取り、イランのパスツール研究所に配達しました。

疾病管理予防センター（CDC）によると、「CDCは、COVID-19を引き起こすウイルスである重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2（SARS-CoV-2）の患者検体の検査に使用するための新しい実験室テストキットを開発しました。」

「このテストキットは、「疾病対策予防センター（CDC）2019-新規コロナウイルス（2019-nCoV）リアルタイム逆転写酵素（RT）-PCR診断パネル」と呼ばれています。」

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アフガニスタンの最新の開発について電話で話し合うザリフ

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テヘラン、2月21日、IRNA –イラン外務大臣Mohammad Javad Zarifと国連事務総長Antonio Guterresは、金曜日遅くに電話でアフガニスタンの最新動向について議論しました。

同省の情報普及部によると、ザリフとグテーレスは金曜日遅くにアフガニスタンの最新の状況に対処した。

ザリフは最近、ドイツで開催されたミュンヘン安全保障会議でグテーレスと会談しました。

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イラクのPMUはアル・ムハンディスの後継者としてアブ・ファダック・アル・モハメダウィを任命する

2020年2月21日-午後4:04 ニュースコード：1011962ソース：プレステレビリンク： <input type="text" value="http://abna.cc/95Nf" /></header> <section> <figure> イラクのPMUはアル・ムハンディスの後継者としてアブ・ファダック・アル・モハメダウィを任命する

イラクの民衆動員部隊（PMU）は、先月米ドローン攻撃で殺害された前任者アブ・マフディ・アル・ムハンディスの教に続き、アブ・ファダック・アル・モハメダウィをハシュド・アル・シャアビの新しい副司令官に任命しました。

AhlulBayt News Agency（ABNA）： イラクの人気動員部隊（PMU）は、米国の無人機で殺された前任者アブマディアルムハンディスの教の後、アブファダックアルモハメダウィをハシュドアルシャアビの新しい副司令官に任命しました。先月攻撃します。

PMUの公式職員であるAbu Ali al-Bassariによると、Popular Mobilization Unitsは、最近の理事会での決定に基づいてAbu Fadakを選択しました。

「任命に続いて、イラク軍の最高司令官は、数日中にアブ・ファダクの命令に署名するでしょう」と彼は付け加えました。

アル・モハメダウィは以前、カタイブ・ヒズボラの事務局長を務めていました。1997年にカタタイブヒズボラの創立中核に参加して以来、彼の本当の名前は一般に知られていませんが、彼は著名な人物です。

「アブファダックは力強く、すべての人と名誉ある地位と良好な関係を持つ真のリーダーです」とアサイブアールアルハック司令官は先ほど述べました。

「おじ」として知られるアブファダックは、その軍事力と自信に称賛されています。彼はアル・ムハンディスに近かったと伝えられている。

アブ・マフディ・アル・ムハンディスは、イランのイスラム革命警備隊（IRGC）中佐カッセン・ソレイマニ中将とその仲間の数人のテロ対策後期司令官とともに、バグダッド国際空港付近での米ドローン攻撃で暗殺された2020年1月3日。

アラビア語でHashd al-Sha'abiという名前でよく知られているイラクの人民動員ユニット（PMU）は、スンニ派イスラム教徒のほか、主にシーア派イスラム教徒を含む、約40派のボランティアの反テロ勢力で構成される政府支援の傘下組織です。クリスチャンとクルド人。

PMUの編成は2014年の夏にさかのぼります。これは、世界で最も悪名高いタクフィリのテロ集団であるDaeshが顔を見せ、イラクの領土をなんとか占領した直後です。外国の支援を受けたテロリストによる稲妻の獲得は、イラクの国軍を不意に捕らえ、政府軍を崩壊の寸前に追いやり、アラブ諸国を混乱させた。

その年の6月15日、イラクの著名なシーア派の聖職者であるグランドアヤトラアリアルシスタニが介入して国軍の再建を支援し、ファトワを発行してファトワを発令しました。

歴史的なファトワは、ハッシュド・アル・シャアビの旗の下で人気のあるボランティア部隊の大規模な動員をもたらしました。その後、部隊は軍隊の支援に駆けつけ、成功した多くの反テロ作戦の主導権を握り、最終的には2017年12月にダーイッシュの領土支配の崩壊とイラク全土の解放につながった。

タクフィリ服装の敗北におけるPMUの効率的な役割は、PMUの使命を本質的に宗派主義者として描写しようとする米国とその同盟国による試みにもかかわらず、その力をイラクの社会的、政治的、安全保障の風景の恒久的で広く人気のある特徴に変えました。

2016年11月、議会はHashd al-Sha'abiを正規軍と同様の権利を持つ公務員として認識し、したがって、それを国軍の一部として合法的に設立しました。

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トルコは「大規模な作戦」に先立って大量の弾薬をイドリブに送ります：ロシア

2020年2月21日-午後3時ニュースコード：1011956ソース：プレステレビリンク： <input type="text" value="http://abna.cc/95N7" /></header> <section> <figure> トルコは「大規模な作戦」に先立って大量の弾薬をイドリブに送ります：ロシア

ロシアは、トルコがシリア国のイドリブ州に大量の弾薬と装甲車を送ったと言います。明らかにアラブ国での大規模な作戦に備えているようです。

AhlulBayt News Agency（ABNA）： ロシアは、トルコがシリア国のイドリブ州に大量の弾薬と装甲車を送ったと言います。

ロシアの防衛省は金曜日、トルコが最近数週間で大量の軍事用ハードウェアと弾薬をIdlibに持ち込んだと述べた。

この展開は、トルコが木曜日に両国国境近くのテロリストに対するシリアの攻撃をめぐるモスクワとの「対決」を望まないと発表したが、トルコ軍を守るために米国防衛ミサイルを受け取る可能性があると述べた。

「ロシアと対決するつもりはない」とトルコのフーシ・アカル国防相はCNNトルコ放送局に語り、ロシア当局者との協議が続くと付け加えた。

しかし、アンカラは、シリア軍に対するアンカラの差し迫った大規模な軍事作戦への支援を示すために、イドリブに隣接する空域で空中パトロールを実施するように米国に要請した、トルコの当局者は中東アイに語った。

この要求は今月初め、アンカラのジェームズ・ジェフリー米国特使との会議で行われました。トルコの当局者は、ワシントンを、空襲の可能性から国境地域を保護するためにパトリオットミサイルシステムの2つのバッテリーを要求したと、当局は匿名を条件にMEEに語りました。

別のトルコ当局者は、アンカラも米国主導のNATOからの防空ニーズへのさらなる支援を提供するための応答を待っていると述べた。

イドリブでのトルコ軍による差し迫った作戦の中で、ロシアの防衛省は、シリアの民間人がアラブ国の政府支配地域に入ることを許可するようにアンカラに促しました。

同省はまた、トルコの方向に数十万人のシリア人がイドリブから逃げているという報告を否定した。

ロシア国防省は声明でコメントを発表し、ドローンやその他のリソースを使用してIdlibの状況を監視していたと述べた。

クレムリンはまた、金曜日に、ロシアに関するロシア、フランス、ドイツ、トルコの首脳会談が議論されていると発表した。

過去3か月間に、シリアの反政府過激派を支援するトルコと、この国の最後の過激派が保有する地域であるイドリブでのシリア軍の攻撃を支援するロシアとの間で緊張が高まっています。

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トルコ軍、過激派がイドリブでロシアの航空機を撃downしようとする：ビデオ

トルコ軍、過激派がイドリブでロシアの航空機を撃downしようとする：ビデオ

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また、マクロンはシリアのmerc兵をリビアに移したことでトルコを非難する

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ベイルート、レバノン（10:10 PM）–金曜日に公開された新しいビデオは、トルコ軍とその同盟軍が昨日Idlib県で対空ミサイルでロシアの航空機を攻撃しようとしていることを示した。

短いビデオでは、トルコ軍とその同盟軍の過激派が建物の屋根の上で見ることができます。彼らは後にイドリブ県の空でロシアの航空機を撃attemptedしようとしました。

しかし、ビデオに示されているように、対空ミサイルは、おそらくイドリブの東部の田園地帯の位置を飛行したばかりのロシアの航空機に命中しません。

このビデオの公開に先立ち、木曜日に別の映画が公開されました。この映画は、イドリブ県の過激派軍が自分たちの位置を爆撃したばかりのロシアのSu-24航空機を撃shootしようとしていることを示しました。

以下は、ロシアの航空機のダウン試行の金曜日にリリースされたビデオです。

International News Deskは、世界中の問題やイベントについて報告しています。

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Idlibでのトルコ支援の攻撃を終了した壊滅的なロシアの攻撃を示す新しいビデオ

Idlibでのトルコ支援の攻撃を終了した壊滅的なロシアの攻撃を示す新しいビデオ

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ベイルート、レバノン（9:00 PM）–昨日、東部イドリブのトルコ支援過激派に対するロシア空軍の行動を示す新しいビデオ映像が金曜日に公開されました。

また読む：シリア軍は東Idlibでトルコ支援の攻撃をホイルする

ビデオでは、ロシア空軍がトルコに支援された過激派に狙いを定め、車両を破壊し、ナイラブの町の近くの地面で人員を殺しているのを見ることができます。

ロシアの攻撃は、トルコに支援された過激派にとって壊滅的であることがわかります。彼らは最終的に攻撃を終了し、前線に向かって退却することを余儀なくされたからです。

オブザーバーによると、ロシアの空爆は、4つのトルコ軍のM-60サブラMBTを含む過激派装備のほとんどを破壊しました。

Aldin @aldin_ww

Full video of failed Syrian Rebels attack on Government forces at village of Nayrab, west of Saraqib. The attack resulted in humiliating defeat, intense Russian airstrikes destroyed most of the rebel forces and their vehicle, including 4 TAF M60 Sabra MBTs that supported the op.

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<time class="dt-updated" title="Time posted: February 21, 2020 19:06:48 (UTC)" datetime="2020-02-21T19:06:48+0000">4:06 AM - Feb 22, 2020</time>

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トルコはシリア政府が2人の兵士を殺害したとして非難したが、ロシア空軍が木曜日の東部イドリブでの攻撃のほとんどを行ったと映像から見える。

トルコが支援する過激派がこの壊滅的な攻撃の結果として彼らの損失を克服することができなかったので、これらのロシアのストライキは決定的であるとわかるでしょう。

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