食品の偽装が相次ぐなかで、今度は古紙配合率の問題です。
実は、私が勤務する会社は製紙業の関連です。
昨年の10、11、12月は仕事がとても多くて、凄く忙しかった。
早出あり、残業あり、休日出勤もありで3拍子そろっていました。
毎月新記録が出て、売り上げも伸びました。
忘年会の時には社長も工場長も大変機嫌が良かった。
ところがところがです。今週になってからは、嘘のように仕事が少ないのです。
この古紙配合率の問題と関係があるのかどうか、確かな事はわかりませんが・・・
大きな声では言えませんけど、私たちは定時で帰れるし、体も楽なので、ちょっぴり嬉しい気もします。
社長の話では、再生紙の品質を良くするためには高品質の古紙でなければ駄目なんだそうです。
質の悪い古紙を混ぜると、紙の白さが出せないし、強度も弱くなるそうです。
でも現実は、その高品質の古紙が中国に流れてしまい、入手が難しくなっているとのこと。
これからどうなるんだろう?
でも結果的に高品質な製品を作ったことが批判を招いたと言う、なんとも皮肉な話ではありますねえ。その点で一連の中国食品、製品問題とは一線を画すと言えるでしょう。しかし法令違反はいけません、皆口では法令遵守と言いながら、
やっている事と言えば… それが問題なのです。
酔いどれ作家さんのおっしゃるとおりだと、私も思います。
「再生紙」という表記をなくすだけでは解決しませんよね。
良い品質の物を求める消費者、中国へ流れる古紙、これからどうすればいいんでしょうね!