ダイスキだよ。【福生で子育てhappy days】

子供3人(専門学校1年生、中3、小4)と、だんなサンと、カメとの
色んな日常を書いてます(*´▽`*)

ころりん保育

2011年10月27日 | ころりん村幼児園での出来事

今月のころりん村幼児園の園便りが、朝のバス便で送られてきましたっ

『ちょっと、ちょっと、私にも読ませてよぉ』なんつって

だんなサンと今回も取り合いですっ(笑)

         Dsc02647


先月のころりんの運動会の最後。

子どもたち全員が学年ごとに順番にメダルをもらう場面で

娘っこの年長組さんの2人・AちゃんBくんの間でもめごとがありました。


私が気づいた時、メダル授与の列の先頭で
2人は向かい合ってて、

間に先生がいてAちゃんは泣いててBくんは険しい顔で....

『....あぁ、2人とも、自分が1番にメダルもらいたいって事で、かな?』と

思いました。

しばらくして先生からもそのような説明があり

『話し合いしてるので、少し待ってください』との事。

どうなるかな...と思いながら、『Aちゃん、Bくん、どっちも“ガンバレ”

と私の母と一緒につぶやきながら待っていました。

少し経った後に

『男の子と女の子、2列になって同時に受け取る案になりました!』との

先生からの発表。

ワァッと、私や母、私の周りの父兄からは

『よかったね』の声と拍手が出ました。


私はこの一件が、これぞころりん保育だなって、すごく思いました。

大人が、『こうしたらいいじゃん!!』と半ば強引に決めて

もっていってしまう事は簡単ですよね。

それで、式は滞りなく進むとは思います。

だけど、子どもの心には、きっとずっと『納得できない気持ち』が

残ってしまうんじゃないかなって思います。。。

今回のこの解決方法で、どこまで2人が納得できたかは

私にはわからないけれど、

だけどそうやって、大人が自分たちの気持ちをくんでくれた事、

自分たちにちゃんと向かってくれた事、

『どうする? どうしようか』と自分たちに考えさせてくれた事は

絶対に2人の心に残っていくんだと思います



この一件について、先生から詳しい説明が今日の園便りに載っていました

Aちゃんは、1番にメダルを受け取りたくて並ぶのがフライング気味だったこと。

Bくんも1番にメダルを受け取りたくて、Aちゃんの前に割り込んだこと。


その2人の行動の、どちらも見ていた大人(先生)と年長組の子どもたち。

困った~

そんな時は本人たちに相談の“ころりんルール”で本人たちに相談し、

皆も一緒に『どうしたらいいんだろう』と考えた。

“どっちが悪い”を決めるんじゃなくて.....。


こういった保育の中にいられる子供たち、

こういうふうに扱ってもらえる子供たちは

本当に幸せだなって、私はすごく感じました


園便りにはこの2人の後日談も載ってまして

後日、また一列に並ぶ機会があった時、AちゃんBくん2人して

なぜかニコニコと並んでいたそうで。

様子を見ていた先生いわく

Bくんから『この間はゴメンね。今日は僕、2番でいいから』と言い、

Aちゃんも『うん、わかった』と返し、その後一緒にニコニコと並んだそう

......よかったねぇ~~~と私はおもわず涙しちゃいました

こうやって、色んな事がつながっていくのが保育なんだなぁ


娘っこよ、これからも“ころりん”の池の中で

たくさん、たっくさん、感じて、経験してきてね





コメント (1)
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