旧・鮎の塩焼キングのブログ

80年代を「あの頃」として懐かしむブログでしたが、子を亡くした悲しみから立ち直ろうとするおじさんのブログに変わりました。

幻のサイバトロン、その名はスカイファイアー!!!

2016-01-30 21:29:00 | スーパーロボット

こんばんは、鮎の塩焼キングです!

今回のご紹介は幼少の私の心をがっちりキャッチしたトランスフォーマーから幻の一品です。1985年当時、なぜかZガンダムを幼稚に感じ、見ていなかった私。それなのにもっとお子様向けのトランスフォーマーには夢中でした。幼稚なんだか、大人ぶってんだか良く分からない子供ですね。

ある日、いつも通り楽しくトランスフォーマーを視聴していると、見慣れない新戦士が登場しました。その名もスカイファイアー!デストロンのNo.2スタースクリームの親友ということで、デストロンに加入します。ところが、後に己の過ちに気づき、正義の軍団サイバトロンに加入し直します。そして正義のため、理由は忘れましたが氷に突っ込み、長い眠りにつきました。
これが一話の中で起こった出来事です。濃密です。潔すぎます。白い航空戦士は私の胸に強く残りました、そう感動とともに。

ところが翌週、さしたるカタルシスもなく氷から掘り出され復活。準レギュラーとして活躍しました。うーん、感動を返して😚

さて、最終回近くに登場した彼ですから、当然玩具化はなかろうと、子供心に思っておりました。そんな時、このナイスガイ、スカイファイアーのことをM君に話したところ、都内に行った時、この玩具を見かけたというのです。しかも、タカラ本社近くのおもちゃ屋さんで!!

なんとなく話を合わせながらも、確実にありえないと思ったあの頃。なぜかこのエピソードは頭からこびりついて離れませんでした。

時は過ぎること10数年、大学生になった私は本屋でトランスフォーマージェネレーションという一冊の本と運命の出会いをします。海外のトランスフォーマー玩具まで網羅したファン垂涎の一品。興味深げに読み進めると、そこに一体の白いロボを発見します。そうです、スカイファイアーその人でした。しかし、それは明らかにあの有名ロボでした。有名な話ですね、日本を席巻したマクロスに登場したバルキリー、それがスカイファイアーの正体だったのです!

アメリカでは発売できても、日本では発売できないロボでした。しかし当時夢見た玩具は確かに存在したのです。M君が見たものがこれであるはずはないと思います。当時輸入玩具を扱うようなマニアックな店があったのでしょうか?またあったとしても、そんなところに行く小学生がいるでしょうか?兎にも角にも真相は藪ですが、信じなかったこと、M君ごめんね。スカイファイアーの玩具はあったんだね。

その後、経済力がついた私は、バルキリーの肖像権に触れないようにリメイクされた新玩具たちを買い漁ったのでした。



それがこの4たいです。左手前のQトランスフォーマー版スカイファイアーが手に入った記念に、ご紹介してみました。

一番のお気に入りは変形!変形!トランスフォーマー版です。黄変してしまった左後ろの飛行機です。配置を入れ替えてしまってロボバージョンは右後ろです。一番アニメ版に近い意匠ですので、お気に入りです。しかし、一番大きいやつも捨てがたいですね。

本来のスカイファイアーはとても大きいのです。そこを再現したバージョンですが、これは子供に買い与えました。私のものではありません。子供にもスカイファイアーの格好よさを伝えるべく、涙を飲んで譲りました!よ、父親の鑑!?

タカラトミーさんは、現在番台が版権をもつバルキリーを作ることはできません。しかし不屈の闘志でこれからも様々な形でスカイファイアーを立体化していってくれることでしょう。いつかはトランスフォーマーの最高峰、マスターピースにもなるかもしれません。

21世紀、幻のトランスフォーマーは、もう幻ではなくなりました。良い時代です!







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