若年性乳がん(トリプルネガティブ)の経験と今思うことを綴る。

幼い子供3人の子育て中に若年性乳がん発症「生きてるだけで丸儲け!」の私がその経験と今思うことを綴っています

病というものは、

2009-04-09 18:23:19 | インポート

ある本に

病気になったら 治す前に 病気に学ぶことが肝心です

病気という縁は 必要があっていただいたものです

これまでの生き方や考え方の間違いを正すことから 始めなくてはなりません

いい換えれば、自分を知ることが何より大切です

と 書いてありました

反省することがたくさん

癌になって教えていただいたことがたくさん

ありがたいありがたい


癌と分かるまで 7

2009-04-09 16:45:12 | インポート

4月1日 この日は 本来なら 仕事復帰の日。 でも 3月17日に結果が出た段階で 先生に仕事のことを相談すると、たぶん 無理だろう ということで すぐに会社に連絡して 手続きをとっていただきました。 結局、三男 が 3歳になる前日の来年の6月16日まで 育児休暇を伸ばしていただけました

すぐに対応してくださった課長に感謝感謝です。 たぶん あまりに突然のことで しかも理由が理由なだけに 動揺しただろうなぁ さて 4月1日 午前中は 保育園の入園式! 仕事復帰はしませんが、事情を話たら、病気扱いでの保育園入園を認めてくれました。 これまた、園長先生に突然 申し出をしたので びっくりさせてしまったなぁ と 保育園では、子供たちは ちゃんと預かりますので、安心して治療に専念してください って言ってくださいました。本当にありがたいありがたい

私が癌になったことで 私の周りのたくさんの方に心配をかけてしまって 本当に本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです

さてさて入園式の後 午後 浜松医科大学病院へ MR検査に行きました

主治医の先生の話をきいて、検査の同意のサインをして。そしたら先生がカルテをもって 自ら 検査室まで廊下や階段を小走りで案内してくれました。 先生なのに 本当に頭が下がる思いです いい先生に着いたなぁと。 これまたありがたいありがたい


癌と分かるまで 6

2009-04-09 16:34:27 | インポート

3月30日 聖隷住吉にてPET検診

癌は通常の細胞よりも 栄養を必要とするため、その反応をみて 癌を見つけるというもの。 以前は 見つからなかった 小さい癌も発見できるらしい

その検査で、癌の転移がないかを調べます

当日は絶食で、お昼くらいの検査。 注射をして、1時間 身体の中にその薬が行き渡るのを待ってから、約20分の検査。 さらに 検査の後 30分待機して終了。

放射線を使った検査のため 12時間は 子供から離れる必要があると言われ、 その日は 子供たちは 主人の実家にお泊まりさせてもらいました 暖 も 初のお泊まり!

次男 は 夜 寂しくなって 帰ってきたけどねっ


癌と分かるまで 5

2009-04-09 16:25:23 | インポート

そして 3月23日 月曜日 浜松医科大学病院での診察。 主人が会社を早退して付き添ってくれました

たまたま主人の上司の奥様が同じ病気を経験したことがあり、先日の結果を伝えたら 色々とアドバイスをくださいました。

つくづく私は恵まれてるなぁ と。

そして診察。 びっくりするくらいさっぱりとした先生でした 癌の疑いということだから、今後 全身への転移の有無や 原発(癌の元)を探していきましょう と。
腕のことを相談したら、しこりの動きからして、癌の影響ではないということ。 気のせいかも。と言われました

そしたら数日して痛みが無くなるからびっくり!

あれこれ心配して、不安な私には すごく合ってる先生だなぁ と 思いました

紹介してくださった先生に感謝です

診察の中で、どのくらい前から癌はあったんでしょうか?

と質問したら

3~4年前には どこかに癌細胞があったと思うって。 びっくり! だって 三男 は 今1歳9ヶ月 次男は 3歳10ヶ月なんだもん。

三男 は 確実に 私の身体の中に 癌ができていた中で 授かって、生まれ、元気に育ってる

次男 だって 同じく元気元気。

もし 2年前に気づいていたら、確実に 三男 は 生まれて来なかった。

そう思うと、もっと早くに気づいたら と 思うより 、今 気付いたことがすごくすごくありがたいこと。思える 奇跡だなぁ と思う。

笑いで癌は消えるっていうけど、その笑いを子供たち三人が私に与えてくれ、 今は 泣くことより 笑える時間のほうが明らかに多い


癌と分かるまで 4

2009-04-09 16:06:02 | インポート
浜松医科大学病院へ行く23日の前の21日は
弟の結婚式でした。

私たち夫婦と義両親と相談して、癌のことは 結婚式が終わるまで 秘密にすることにしました。

そして、結婚式当日、とてもいい天気で とても素敵な披露宴

子供たちも嬉しそう 私は着物を着せていただきました! 七五三で着る予定だったけど 雨で断念したので すごくすごくうれしかったぁ。 自分の髪もアップにしてもらって。 姉である私がかなり満喫させてもらったよ。 途中 弟が退席する時、一緒に退席する相手に、一番下の弟を選んでくれてました。ついでに 私も飛び入りで 手をつながせてもらいました 久々ににぎった弟の手は 大きく温かかったぁ。

いい経験を本当に本当にありがとう 家族思いの弟夫婦です


正直この時、腕に痛みがあり、腕が上がらない状態。 もしかしたら すでに手に転移してるかも と 思い、この時 この瞬間を 目に焼き付けよう 心に収めようと必死でした。 おかげですごくすごく楽しむことができました

そして こんな時間がず~と続けばいいのに、 私が癌であることがうそならいいのに

って 心から思いました。