☆ KUNIパパ冒険の書 2章 ☆

君の瞳に・・・・ ペペロンチーノ。

ていがく

2020年11月26日 | 日記



僕の高校は厳しかった

とある休み時間に一発芸大会があり

一番笑いがとれたヤツは 

お金がもらえるシステムになっていた。 

机の上にはお金がばら撒かれていた。 

アメフト部の小島が

爆音系の一発芸をやった為、 

たまたま通りかかった

担任の先生が教室にどなりこんできた。 

「オイ!!おまえら何やってんだ!!

 なんだ机の上の金は!! 

 貴様ら何かで金かけてたな??

 停学処分だからな」 

俺と小島は焦った・・・

このままでは二人で

ダブル定額になってしまう。 

そこで機転の効いた小島は 

「お金はかけてません、

 10円や100円を使って

 ボードゲーム みたいな物を

    やっていただけです。」 



ナイス!! 

俺や周りの見物客はホッと一息ついた 

それもつかの間、担任は 

「じゃあ今そのゲームやってみろ」 

・・・・・・・・・・・・・。 


開き直ったのか、小島は

ものスゴイ手際よく自分と俺の前に 

お金を並べ始めた。 

そして小島は行き当たりばったりで

フラフラと10円玉を前に進めたあと 

「いいよ。」 

何だよ「いいよっ」て・・・。

ムチャブリすぎる。 

俺も頭が真っ白になり

とりあえずKの置いた金の横に

俺もお金を滑らせた 

そして  



「いいよ。」 




小島がムチャクチャにらんでいる。 

パニクッた小島は

俺の置いたお金をはさみ

俺の置いた金を裏返した。 

もうワケがわからなくなり

二人のテンパり具合で笑いがおこり 

どうにかダブル停学(定額)

はまぬがれ英雄(AU)になれた。 

ウマイ。

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