テーブルマナー

高校生の時、なんちゃらプリンスホテル

にてテーブルマナーというものが

行われた。

中学生の時、友達を笑わす為に

アリを手で食べて

「ねえ！これパインの味する！」

というのを持ちネタにしていた

僕にとって、何本もの

ナイフやフォークを使って

食事するなんて異次元空間だ。

テーブルマナーもはじまり

校長ご指名で漫才も披露した。

僕の丸テーブルには５人ほどの

生徒が座っている。

その中に、長い時間しゃべると

口から泡が出てくる

アイスホッケー部の野村

というパンチの効いた生徒がいた。

まず液体の入った小さいボールが

運ばれてきた

みんなで顔を、見合わせて

「なに？なに？これ？？」

と言っていると、野村が

「おめーら、田舎もんなんだよ

　こんなんもしらねーのかよ

　フィンガーボールっつって

　指をゆすいで綺麗にするんだよ！！」

と言い放ち、液体に指を入れた瞬間

事件は現場で起きた。

ホテルマンが、飛んで来て

「こ、これは、パンにつける

　　　　オリーブオイルです。」

、、、、、、。

ゆっくり液体から指を抜く野村。

腹がちぎれるほど爆笑してる

このテーブルにはマナーも

くそもない。