最近、おじさんのパソコンは熱い(物理)!
i7-3770KのメインPCはホームサーバー兼用で待機時でも70度が出る
重い作業をすると100度も超えることがあった
購入当時はKシリーズCPUとZシリーズマザーを買ったのにあまりOCする気がない変なおじさんです
確かにあの時はD論執筆中で、OCのせいで論文が飛んだら元も子もないのでしていなかった
以前何度もCPUグリスを塗り替えてもなかなか60度を切らないのこと
(一度だけ歯磨き粉でグリス代用したのは秘密)
今まではIntel純正の貧弱CPUクーラーを使ってたと思い
安定性と性能アップ(OC)も兼ねて交換に踏み切った
8年ぶりというのは正確にメインPCのCPUクーラーですね
Raspberry PIとノートPCの修理等は何回か交換したのはノーカウント
LGA1155のCPUクーラーを交換するのは確かに凄く久しぶり
買ったのDeepcool Gammaxx 400 cpuクーラー、アマゾンで2180円で売っていた
評判が凄く良かったらしく、レビューを読んでいた所同じくi7-3770Kを使っている人が居て購入を決めた
Intel/AMDほぼ全機種サポートなので色々取付金具がついている、一番左金属ワイヤのはファンをヒートシンクに固定する金具、最初から付けてるので紛失時の予備だろう
LGA1150/1151用の金具は僕が本体に付けてある
他にはLGA2011-3/AMD用の金具らしいので将来使うかもしれないので保存
いざ交換しようとしたらおじさんはCPUグリスが必要と思いだした
一応持ってるだが探すのは面倒くさいと思った時になんとグリスは付属されていた
熱伝導率は分からないがとりあえず使う
CPUクーラーが大きいのでとりあえずメモリを抜けた
ここからは地獄一丁目、四つのピンをクーラー固定の穴に入れてから
ピンを押して回せば完成ということだがおじさんは何回も失敗してピンの先端が曲がった
実際Intel純正貧弱クーラーのピンも二本曲がっていてこのせいで温度が高いと思う
おじさんはパソコン1000台以上修理したと自負するが手先の器用さは20代に及ばず結構苦労してた
ようやく装着したあとニヤニヤしていたが無事に起動できた
上の写真は起動直後でCPU温度は38度(利用率23%)、待機時はだいたい30度以下
新しいCPUクーラーはとても静かで待機でもフルパワーでも音があまり変わらなかった
Intel貧弱クーラーは負荷時、悲鳴を上げるように五月蠅かったがこいつは静かでした
こんだけ静か+温度が低いとオーバークロックでもしてIvyBridgeでもうちょっと頑張ってみようかな
実際にやってみた
まずは倍率をx40にして4.0GHzにオーバークロックする
これでブーストの時は4.6GHzくらいになる
Cinebench R15を走らせてもCPUが56度で余裕だった
いままで待機でも70度越えるのは何だったのか
しかしCinebench R15を走ってみたら671cb
OCしてあるのにi7-3770とあまり変わらなかった
そしておじさんは思い出した、IntelのCPU脆弱性を修正するために多くのパフォーマンスを犠牲したこと
InSpectreというアプリはあえてMeltdownとSpectreの脆弱性パッチを無効化するアプリ無効化して大丈夫かよと思う人もいるがおじさんが言うのは個人ユーザー「ほぼ問題ない」
こういう脆弱性は大体Intelのパイプライン処理における分岐予測アルゴリズムとキャッシュの特性を利用して他のプロセスがアクセスメモリ内容を推測するものに過ぎない
難しい省くが、大体攻撃が受けられる条件はNative Complier(Visual C++等)でコンパイルした悪意プログラムを起動して、MeltdownとSpectre攻撃ができるようになる
つまり、ウイルスを自分から起動することと意味する
Exeファイルを起動したらメモリ内容のところか基本的にやりたい放題じゃないか
別にMeltdownとSpectreをパッチしなくてもウイルスを起動してしまったら終わり
パッチによるCPUパフォーマンスの低下は意味がない
ちなみに、ウェブで走るJavaScriptとPythonなどのスクリプト言語は実行効率はNative C++と桁違いなのでこの手の攻撃はそもそも不可能なので問題ない
サーバー等マルチユーザーの環境では確かにリスクはあるだが説明を割愛
とりあえずInSpectreを使ってパッチを無効化した
パッチを無効化したら701cbとなった、しかしこれでも標準的なi7-3770Kのスコアである
おかしいなOCしてあるのに701cbはちょっと遅い
もしかしたらWindows10が他のCPUパッチをやってるかもしれないので見つけ次第駆除する
まあ100%負荷時のCPU温度は60度を切るので、もうちょっとCPU倍率を上げてみよう
i7-3770Kを4.2GHz(TB 5.02GHz)にOCしたら728cbとなった
TBが5GHzを超えるのは怖さと感動さ半分ですね
おじさんだからi7-8086K(TB 5GHzという特別版)を買おうとしたが、TBとは言え今度は自分のi7-3770Kが5GHzを超えてしまった
ちなみにIntel 8086の初期バージョンは5MHzだから1000倍の差ですね(1024倍ではないので悪しからず)
100%負荷時の温度は60度!
また余裕だったとは、このCPUクーラーはいい意味で結構えげつないですね
しかしおじさんは臆病なので今回のOCはここまでとする
Cinebench R15が730cbでも出ったらi3-9100f(660cb)より早いので現役で良いよね
まとめ
CPUクーラーを交換して大正解だった
逆に何故今まで交換しなくてせっかくのi7-3770Kを縛りプレイし続けたのは不思議くらい思えた
OC後のベンチはともかく
待機時は30度を切り100%負荷時でも60度までというクーリング効果は絶大で
しかも2000円ちょっとで帰るのでコスパは最高でした
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