新しい時代の処世術

新しい時代に入ってきていますが、今までと違う処世術が要る。これがあれば人生を楽に生きられます。

プロスポーツ選手を教えて

2015-02-12 20:17:15 | 日記
プロスポーツの選手を教えて思うのは、一線級の選手とそれ以外の選手、プロ野球で言えば一軍と二軍の選手に対してですが。

それは心・技・体が揃っているのが一軍で、そうできていないのが二軍の選手と言えます。

私はスポーツ選手でもプロ野球選手に関わったことが多いですが、心・技・体で技術は専門外なのでコメントを控えますが、心と体はヨガと瞑想を指導した立場から言いますと、

一軍の選手は心と体が軽く二軍の選手は心と体が重い。部屋に一軍の選手が入って来ても何も特に感じないが、二軍の選手が入ってくると重い感じがする。全員がそうではないですが。

一軍の選手は故障してもあまり気持ちがへこまず心身の立ち直りが速い。二軍の選手は逆に遅い。一軍の選手は基本明るくポジティブです。

それから野球はバッターなら10打席で3回ヒットを打ち3割なら良いバッター、でも残り7打席は凡退するつまりは10回中7回は失敗する訳です、
この失敗を気にしすぎると後を引く。いかに失敗を忘れられるかが良い野球になる。

巨人軍の終身名誉監督の長嶋茂雄さんは現役時代次の試合のバッターボックスに立つと、開幕戦のバッターボックスに立った時と同じ感覚だったと伺っています。

長嶋茂雄さんは終わったことはケロッと忘れる良い心理状態で野球をしていました。瞑想ではこの心理状態を体得していただくために指導していると言って過言ではありません。

さて瞑想を指導していて感じるのはやはり良いコンディションにすぐ戻るのが一軍選手で二軍にいるまたは一軍と二軍を行き来する選手はすぐ良くならない。

セリ―グの某球団の二軍に言った際とあるコ―チに「若松さん、ここにいる選手の半分はプロ野球に向いてない、さっさと明日から違う仕事についた方がいい」という辛口のコメントも。

こう話してくると二軍の選手はなかなか一軍に行けない雰囲気になってきましたが、大丈夫です、二軍の選手もどんどん一軍へ行けます。

私の教えていた20年前と違って色々なメンタルトレ―ニング方法が出てきました、また新しいストレス除去法やトラウマ解消法が出てきている。

やっと日本のスポーツ界もメンタル面をスポ根や気合いでなく、技術的な方法で解決する時代になりました。

全てのスポーツ選手のご活躍をお祈り申し上げます。